日本国内で出たら欲しい、という声も多い Panasonic の LUMIX DMC-CM1。そんな LUMIX DMC-CM1 の気になる中身(一般的な部分)をざっとご紹介しておきます。
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CM1のスペック
以前も書きましたが、まずはスペックのおさらいです。
項目 | 詳細 |
---|---|
サイズ | 高さ 35.4 x 幅 68.0 x 厚さ 21.1(本体は15.2)mm |
重量 | 204g |
ディスプレイ | 4.7インチ フルHD(1,920✕1,080) |
アウトカメラ | センサー:2,010万画素 1インチMOSセンサー レンズ:F2.8 / 28mm 単焦点 ライカ DC Elmarit 絞り値(F値):F2.8-F11 に対応 画像処理エンジン:ヴィーナスエンジン ビデオ:4K ウルトラHD(3,840×2,160)15p / フルHD(1,920×1,080)30p |
インカメラ | 約110万画素 |
OS | Android 4.4 KitKat |
CPU | Qualcomm MSM8974AB 2.3GHz Quad-core |
通信方式 |
LTE:Band1/Band3/Band4/Band5/Band7/Band8/Band20 Wifi, Bluetooth, NFC, GPS搭載 |
メモリ | RAM 2GB / ROM 16GB |
その他 | SIMカード:Micro SIM SDカード:microSDXC(最大128GBまで対応) |
バッテリー | 2,600mAh(端末一体型) |
一番の魅力はやはりカメラ。1インチMOSセンサー、スマホのカメラとしては幅広いF値、そしてカメラ用に個別に積まれた画像処理エンジン(ヴィーナスエンジン)。高機能なカメラが付いたスマホ、というよりは、スマホが付いた高機能なカメラと言ったほうが合っている気がします。
OS
スペックシートにも記述していますが、OSバージョンはデフォルトで Android4.4.4 Kitkat となっています。
また何と言っても嬉しいのが、技適マークがあるということ。日本国内キャリアのSIMを挿した状態でも、堂々と使うことが出来ます。
メイン画面
デフォルトのメイン画面は非常にシンプル。画面も2枚で、配置されているアプリも非常に少なめです。
プリインストールされているアプリ
プリインストールアプリは海外版のSIMフリー端末の中でもかなり少ない方と言えるでしょう。メーカー特有のアプリも4つ(カメラアプリは除く)と非常に少なく、またアンインストール・無効化できるアプリがほとんどです。片っ端からアンインストール・無効化していけば1画面(20個)で抑えることも可能でした。
メモリの空き容量
搭載されているRAMの容量は2GB。通常の空き容量は1GB弱と平均〜少し空きが多いくらいかと思います。すでにアプリをガンガンインストールしていますが、メモリ不足で強制終了なんてこともまずありません。
ベンチマークスコア
ベンチマークスコアはいつも通り AnTuTu Benchmark で測定。
スコアとしては GALAXY S5 よりやや低いくらい。GALAXY S5のCPUは2.5GHzのクアッドコアですので、それよりも若干CPUのクロック周波数が低いCM1(2.3GHzクアッドコア)だとまあこれくらいでしょう。
数値だけで見ると上はたくさんいますが、GALAXY S5と比較しても普通に使っている分には違いが全然気にならないです。
その他
LUMIX DMC-CM1 は初期設定の際にシステム言語として日本語を選択可能です。そして日本語を選択したため(と思われますが)、言語入力にもデフォルトで日本語IMEが入っています。
またAPNについても日本のSIMを差して使う想定、と思われるAPNがいくつか登録されています。
最後に
以上、LUMIX DMC-CM1 の中身(一般的な部分)に関するご紹介でした。
YotePhone2の中身を確認している時にも感じたことですが、LUMIX DMC-CM1 も中のOS自体はNexusシリーズで使われている素のAndroid OSにかなり近い感じです。無駄なものがほとんど入っていないので、国内キャリアから販売されているスマホにプリインストールされている不要なアプリにうんざりしている方でも好感を抱くこと間違いないか。
またシステム言語に日本語が選択できる点だけでなく、技適マーク、日本語入力、APN、フォント(中華フォントではない)といった部分も含めて考えると、Panasonicは日本でも発売する予定があるんだろうな、と期待と抱いてしまいますね。
昨日から早速持ち歩いているので、引き続き、少しずつ内容を掘り下げて紹介していければと思います。
では。