※記事末に追記あり

Kindle Oasis 第10世代 2019年モデル

2019年7月24日(水)に発売されるAmazonの電子書籍リーダー「Kindle Oasis(第10世代/2019年モデル)」。ぼくはすでにWi-Fi+無料4Gモデルを予約済みで、商品の出荷を待っている状況です。

「価格が高すぎる」というワケで、ぼく個人が使うモノとしてはこれまで門前払いしてきた“最上位仕様のKindle”。ただ過去にKindle PaperwhiteKindleを使って感じた惜しさ・物足りなさをあらためて振り返ったみたとき、ふと「Kindle Oasisって意外とイケてる……?」と考えるように。

そこでこれからKindle Oasisを試すにあたり、この記事ではぼくがKindle Oasis(キンドルオアシス)の購入を決めた理由を整理。レビュー時の大切なチェックポイントとして忘れないよう、メモしておくことにします。

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「Kindle Oasis」購入の理由

ぼくが今回Kindle Oasis購入を決めた理由は大きく3つ。

ページ送りボタン

まずはページ送りボタンの存在。片手でデバイスを持って読書を楽しむ際、持ち手で無理なくアクセスできる位置に、シンプルに操作できるボタンがあるのは便利だ!と今あらためて感じています。

直近で電子書籍を読むのに使ってきたのは「Kindle」やスマホのKindleアプリ。いずれもページをめくるには「進みたい方向の画面端をタッチする」または「進みたい方向へスワイプする」という操作が必要です。

ただ前者には「片手持ちだと持ち手が実質どちらか(後方ページ方向の手)に制限される」という不満が。前のページに戻りたくなった場合には「もう片方の手を使う」「持ち方を変える」ことになります。横向きに寝て読書をする場面ではこれが結構面倒なんですよね(怠け)。

一方で後者は「スワイプ」という操作自体がそもそも面倒。画面に「タッチ」することを1アクション、引っ張って動かす「ドラッグ」を2アクションとした場合、指でなぞる「スワイプ」は1.5アクションといったところ。0.5アクションの差でも、頻度が多いとストレスは蓄積されます。

その点、Kindle Oasisなら「持ち手だけで無理なく保持・操作」「『ボタンを押す』の1アクションで操作」が可能。下位モデルやスマホアプリを使う中で持っていた不満を解消してくれそうです。

汚れが気にならない素材

次に汚れが気にならない(であろう)素材を用いた設計。背面部が金属製であることに目がいきました。

Kindleを購入した際にも触れていますが、毎日使うデバイスの条件としてぼくが欠かさず意識するのが汚れへの耐性。

ぼく自身、人より「汚れに対して神経質」な自負があります。自分が管理するモノであれば、目についた汚れは放置できません。でも体質として皮脂量が多い(?)のか、キーボードのキートップなどは早い段階でテカテカの見た目になりがちです。

この性格・性質を考慮すると「汚れがつきにくい」「汚れが目立ちにくい」そして「汚れても掃除しやすい」ことは、ぼく自身が使うモノ選びでは欠かせないポイントです。

余談ですが、先日のプライムデーで特売されていた「Kindle Paperwhite(第10世代/2018年)」を購入せず見送った理由がコレ。「ブラックの本体色」「プラスチック製の外装」「つや消し仕上げの外装」は皮脂汚れが目立ちやすいため、避けるようにしています。

Kindle Oasisなら、指がいちばん多く触れる背面パネルは金属製。プラスチックに比べて皮脂や指紋が“見える形”で残るリスクは低く、強い汚れを遠慮なく(ゴシゴシと)拭き取れる耐久性も期待できます。

買い替え20%オフクーポン

ここまで触れた2つのことは旧世代のKindle Oasisから変わっていないこと。今さら気がついたといえばそのとおりです(苦笑)。

ただこれまでなぜ魅力に気が付かなかったのか?といえば、理由は「価格の高さ」で門前払いしていたから。そしてこの“最大のネック”を気持ち的に取り除いてくれたのが、旧モデルからの買い替え時に使える20%オフクーポンが配布されていることです。

どうせKindle Oasisを買うなら最上位モデル(Wi-Fi+無料4G)を試したい……とは一応思っていただけに、発売時から20%オフ(Wi-Fi+無料4Gモデルなら8,196円オフ!)で購入できるオファーの破壊力はすさまじく。強烈に心に(そしてサイフに)響きました。

結果として「価格の高さ」という大きな壁をいったん脇に避け、これまで使ってきたKindleデバイス、あるいはスマホのKindleアプリとKindle Oasisを真面目に比較検討するよい機会になりました。Amazon(アマゾン)にしてやられた感はもちろんありますが……。

ちなみに買い替え20%オフクーポンの有効期限は発売前日、つまり2019年7月23日(火)まで。従来のながれを考えれば、今後セールで割引販売される機会も大いに期待できます。しかしそれはまだ当分先のことになるはず。クーポン利用の条件を満たしているのであれば、この機会に思い切って注文する、というのもアリだと思います。

★Amazon(アマゾン)の商品ページはこちら
Kindle Oasis(キンドルオアシス)電子書籍リーダー – Amazon.co.jp

追記情報

半年使った感想を記事にまとめました

Kindle Oasisが手元に届いてから半年間(6か月間)実際に使って感じたことをレビュー記事としてまとめました。これから購入を考えている場合は、以下の関連記事もぜひ参考にどうぞ。