Amazon Kindle(キンドル)

通販サイトのAmazon.co.jpが2018年4月23日(月)~4月25日(水)の期間に開催していた特売プロモーション「Amazonタイムセール祭り」にて、Amazon製の電子書籍リーダー「Kindle(キンドル)」を購入しました。

手元に届いてから間もなく1ヶ月を迎えますが、“購入のねらいに応える製品”として、日々満足感と愛着は増加しています。

そこでこの記事ではAmazon Kindle(アマゾン・キンドル)をレビュー。購入時に意識したポイント、実際に使ってみてのインプレッションを紹介します。

Kindleの現行機種は「Kindle」「Kindle Paperwhite」「Kindle Paperwhite(マンガモデル)」「Kindle Voyage」「Kindle Oasis」の5モデルと豊富。この中から「より自分に合う1台」を見つけるための参考として、ぜひチェックしてみてください。

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はじめに:直近でのKindle歴

製品レビューの前にまず整理しておくのが私自身のKindle使用歴。「過去にどういったデバイスを使ったことがあるか?」によっても購入モデルの選び方は変わるからです。

私の場合、これまで電子書籍(雑誌・大判書籍を除く)を読む際に使ってきたデバイスは「Kindle Paperwhite」、そして画面サイズが6インチ超のスマートフォンやタブレットでした。

Kindleより仕様が優れる「Kindle Paperwhite」は4年以上前に購入した数世代前のモデル。ちなみにKindleデバイスの購入は今回のKindle(無印モデル)で2回目です。

ここにスマホやタブレットも合わせ、直近では「文字中心の書籍を自宅で読むならKindle Paperwhite」「外出先ならスマホ」「図やイラスト中心の書籍ならタブレット」というルールで使い分け。

そんな中Kindle(無印モデル)の持つ、現行品で「最軽量」「最小サイズ」というポイントに強い魅力を感じ、購入して使ってみることを決めました。

なお現行のKindleデバイスには読書中以外の画面で広告が表示される「キャンペーン情報つき」、広告非表示だが2,000円高い「キャンペーン情報なし」が存在しますが、この点は迷わず「キャンペーン情報なし」を選択。

2,000円の差で意図せぬ情報を表示せずに済むこと、購入後の課金などで非表示に変更できないことが「キャンペーン情報なし」モデルを選ぶ理由です。

購入時に注目したポイント

Kindle(無印モデル)購入の決め手になった軽さ・小ささ以外にも、購入時に注目したポイントがいくつか。それぞれ書き出してみます。

Kindleに期待していたこと(メリット)

  • 長時間持っても疲れにくい「軽さ」
  • 携帯しやすく扱いやすい「小ささ」
  • 細かな汚れを気せず使えそうな「質感」
  • 目に優しい「フロント/バックライト非搭載」
Kindleでは心配だったこと(デメリット)

  • 上位モデルやスマホより粗い「画面解像度」
  • 暗い場所での使用感がわからない「フロント/バックライト非搭載」

期待するメリットの筆頭は先にも触れた、本体の「軽さ」「小ささ」。本体重量は現行の他モデルと比べて数十グラム異なり、中でもこれまで使ってきたKindle Paper Whiteとの差は50g前後にも。

また低価格モデルならではの“チープなつくり”は個人的に魅力を感じる部分が。Kindle Paperwhiteを数年使う中で気になったのが「つや消し仕上げが施されたことで、一度付着した指紋や皮脂の掃除が大変」ということ。

Kindle(無印モデル)は「いかにもプラスチックらしい質感」ということで、日々の手入れの手間を気にする私にとってはむしろ望ましい要素でした。

逆にデメリットとして心配していたのは「画面解像度の低さ」「フロント/バックライト非搭載」の2点。電子書籍リーダーとして改めて購入するのに、読書をしていて大きなストレスを感じるようであれば、すぐに使わなくなることは想像がつきます。

1ヶ月使ってみての感想

「期待」と「心配」をいだきつつ購入したKindle(無印モデル)ですが、1ヶ月使ってみてのインプレッションは下に書き出したとおり“購入のねらいに応える製品”という結果に。

Kindle(無印モデル)を1ヶ月使っての感想

  • 「最軽量」「最小」の本体設計による扱いやすさは期待通り
  • 日々の細かな汚れは目立たない。でも掃除すべき汚れはすぐわかる
  • 低解像度によるストレスは「慣れ」「文字サイズ変更」で乗り切れる
  • フロント/バックライト非搭載についてのみ、利用シーンをよく考えるべし

上に書き出した順番とは変わる部分がありますが、以下、Kindle(無印モデル)を使ってみて感じたポイントを個別に紹介します。

本体デザイン

外装は表面コーティングでなく、立体的に細かな凸凹を設けたつや消し仕上げ。本体カラーは白(ホワイト)を選んだことも手伝い、指紋や皮脂、ホコリ、塵など、日々の使用での付着する細かな汚れは気になりません。

▼Kindle(本体色:White)とパッケージ

Amazon Kindle キンドル

▼パッケージ内容物はKindle本体、USBケーブル、説明書・保証書類とシンプル

Amazon Kindle(キンドル)のパッケージ内容物

▼前面の画面下に小さく「Kindle」のロゴプリント有り

Amazon Kindle キンドル

▼背面デザインも飾りがほぼ無くシンプル

Amazon Kindle キンドル

▼よく見ると「amazon」の立体ロゴあり。ロゴ部分のみ光沢仕上げ

Amazon Kindle キンドル

一方で白の本体カラーだと、掃除すべき大きな汚れ、擦れ跡などははっきり目立ちます。早期に発見し処置(手入れ)が施しやすいという点も、キレイに使いたい私にとっては加点対象のポイントに。

当面は「目立つ汚れがあれば早めに処置する」「日焼けによる黄ばみに注意する」ことを意識してみれば、長期的にキレイな状態で使い続けることができそうです。

余談ですが、本体カラーを白にした理由のひとつに「油性ペンで書き込みができる(そして書いた内容が見える)」ことも挙げられます。実は過去に1度、書籍の著者さんに直接お会いしたタイミングでKindle Paperwhite本体へのサインをお願いした経験があるのですが、黒だとどうしても目立ちにくかったんですよね。

そういう意味では、大好きな著者さんのサイン会などに(購入した電子書籍をダウンロードした上で)持っていき、Kindle本体にサインをねだる!なんて使い方も、アリかもしれませんね(笑)

本体の軽さ

「本体の軽さ」は当初の狙いどおりで、もっとも大満足しているポイント。

例えば新書判の書籍、あるいはApple iPhone 8(※ケース付き)といった小型のスマホと比べてみても、Kindle(無印モデル)は同程度~より軽量な設計です。

▼Kindle(無印モデル)の本体重量は実測で156g

Amazon Kindle(キンドル)の重さ

▼わずかだが、書籍(新書判)のほうが重い

書籍(新書)の重さ

▼iPhone 8(※ケース付き)と比べてもほぼ互角

Apple iPhone 8の重さ

本体が軽いことによる最大のメリットは、多少「無理」と感じてしまいそうな持ち方でも保持できること。

長時間の使用でも疲れにくく、疲れても気軽に持ち方が変えられます。またアレコレと様々な持ち方を試していけば「片手で保持しつつページ送りもこなす」なんて器用なことも可能です。

▼指でつまんでの保持は楽勝

Amazon Kindle キンドル

▼人差し指・中指・手のひらの3点で支えるスタイル。空いた親指でページがめくれる

Amazon Kindle キンドル

スマホと比べても軽さを感じることができるため、ベッドに寝転がり、横を向いての読書(保持)もOK。仰向けになり顔の前(上)に持ち上げるスタイルでも読書が楽しめます。

▼寝転がっての読書にもオススメ

Amazon Kindle キンドル

▼頭上に持ち上げての読書もOK。落として顔に当たれば痛いが、軽いのでそれほどツラさは感じない(はず)

Amazon Kindle キンドル

本体が軽いことには「落下時の衝撃が小さくなる」というメリットも。万が一読書中に寝落ちし、床に落としてしまったとしても(衝撃が小さいという意味で)Kindle自体が壊れてしまう可能性は低くそう。

また仮に壊れてしまった場合にも、現行品の中で価格は一番安いので、気持ちの割り切りもしやすいはず。様々な視点から“もっとも適当に(気軽に)扱いやすいKindle”といってよいでしょう。

画面の表示解像度

「まったく問題ない」ではなく「慣れれば乗り越えられる」というレベルにあるのが画面の表示解像度。

Kindleの解像度は167ppi。「ppi」は「Pixel Per Inch」の略で、1インチに含まれるドットの数を示す単位です。

これまで読書に使ってきたデバイスの解像度は、Kindle Paperwhite(※2013モデル)だと212ppi。直近で毎日持ち歩くスマホ「Galaxy Note8」に至っては521ppiとさらに高精細なディスプレイを搭載しています。

画面サイズが据え置き~大型化するKindle(無印モデル)なのに、解像度が下がることの効果は「文字が粗い」という印象でしっかり感じられました。

▼読書に支障こそ無いものの、使い始めた際には「粗い」と感じた

Amazon Kindle キンドル

Amazon Kindle キンドル

そこで“工夫”として意識してみたのが「Kindle以外での(電子書籍)読書をなるべく控える」ということ。

高解像度のデバイスを使わなければ「次第に目が慣れていくのでは?」という安易な考えですが、実際に試してみると、1週間ほどで(画数が多い細かな文字を除き)文字の粗さに気を取られる機会は大きく減少しました。

工夫の方法としてはほかにも「ソフトウェアによる設定で文字サイズを調整(拡大)する」といったものも。

普段使う他デバイスと比べて「解像度が低い」と感じる人は多いのでは?と思いますが、それでも画面の表示解像度の低さは工夫次第で十分にカバー可能です。

ただしKindleデバイスでマンガを読みたい場合に限っては、細かな文字・イラストもしっかり表示できる「Kindle Paperwhite」以上の上位モデル購入を強くオススメします。

フロント/バックライトの有無

ここまで触れた3つのポイントはメリット、あるいはカバーできるデメリット。一方で最後に触れる「フロント/バックライト非搭載」という点はKindle(無印モデル)を購入する前に「使い方に合うか」をよく考えてみるべきポイントです。

書籍を表示した画面の印象はまさに“紙の本”。そのため就寝前に照明を落としてベッドで読書を楽しもうとしても「画面が見づらい」でなく「画面が見えない」となります。

▼明るい環境では“本”として自然に読める

Amazon Kindle(キンドル)

▼ほんのりでも照明があれば読書は可能だが、見づらくはなる

Amazon Kindle キンドル

就寝前の読書に使いたい場合には「枕元に読書灯を用意する」「寝落ちする前に読書をやめ、照明を消して寝る」といった割り切りが必要であり、これが困る場合には素直に「Kindle Paperwhite」以上の上位モデルを購入しましょう。

ただライト非搭載であることには「目への刺激(まぶしさ)がない」というメリットも。個人的には寝る前に本を読む中で自然と眠気がわいてくる感覚があり、割り切っての使い方でも満足できています。

まとめ

Amazon Kindle(キンドル)

「自分自身が“どんなスタイル”でKindleを使うか(使いたいか)」を考え、あえて低仕様のエントリーモデルを選んでみた今回のKindle(無印モデル)購入。

結果として「本体の軽さ」「手入れのしやすさ」といったメリットにしっかり満足できつつ、「画面解像度」「フロント/バックライト非搭載」というデメリットも工夫や割り切り次第で気にせず使えることがわかりました。

上位モデルでは「高解像度」「フロントライト搭載」「ページめくりボタン」「防水設計」など使いやすさを高めてくれる機能が増えますが、当然価格はより高価に。

「フロントライト/バックライト非搭載」の問題がクリアできるか?だけは忘れずチェックし、これが問題ないようであれば“コストパフォーマンス抜群のKindle”として、あえて無印モデルを購入してみるのもアリだと思います。