Essential Products(以下、Essential)のスマートフォン「Essential Phone(型番:PH-1)」を購入しました。
360°カメラとケース付きのセット品、注文してみた→Essential Phone(Halo Gray)が米Amazonで発売。本体価格約47,800円で日本にも出荷可 | そうすけブログ.com https://t.co/aw0Cnx7Ips
— まきはら とよかず (@sosuke14jp) 2018年2月19日
買ったのはAmazon独占販売品として追加されたEssential Phone(本体色:Halo Gray)、専用全天球カメラ「360 Camera(ピルケース付き)」がセットになったバンドル品です。
この記事ではセット内容のうち、Essential Phone専用全天球カメラ「360 Camera」およびこのカメラ専用に設計されたピルケースを紹介します。
ピルケースは高級さこそありませんが、全天球カメラをレンズまでしっかり保護。保管から外出先への持ち出しまで、大いに活躍が期待できそうな存在です。
記事の目次
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はじめに:端末とカメラは異なる配送業者で出荷
端末とアクセサリーを購入した場合、普段なら端末の紹介記事から書くケースが大概……なのですが、今回は「Essential Phone」と「360 Camera(ピルケース付き)」が異なる荷物として出荷されたため、先に到着した360 Cameraから紹介していきます。
参考までに配送方法には日本のAmazonでのお急ぎ便に相当する「AmazonGlobal Priority Shipping」で指定。Essential Phone本体はDHL、360 Camera(ピルケース付き)はUPSにて出荷されました。
▼先に到着した「360 Camera(ピルケース付き)」の荷姿
「360 Camera(ピルケース付)」の良い点と悪い点
全天球カメラとして使う前の現状で感じている、360 Camera(ピルケース付き)の良い点と悪い点をまとめておきます。
- フタとケースが完全に分離しない
- ヒモ付きで持ち歩く際にも扱いやすい
- 高級さは感じない
- ケース表面が滑って掴みにくい
- ヒモの強度に不安が残る
全天球カメラを購入する際に想定する利用シーンはほとんどが「自宅外に持ち出し、さまざまな場所で使う」ことだと思います。となると安全に持ち運べるケースは必須。フタとケースの紛失を避けやすい設計、携帯時にも扱いやすさを高めてくれるヒモの存在は魅力です。
一方でネガティブなポイントは3つ。まずケース自体に高級さはありません(つくりはしっかりしています)。またケース表面が滑って掴みにくいこと、掴みにくさを補うために活用したいヒモがどのくらいタフか不明(未測定)なことに現段階では不安が残ります。
ヒモの強度についてはEssential Phoneが手元に届き次第、実際に外出先で使いながら、あらためて検証・レビューしていきます。
パッケージデザインと内容物の確認
Amazon.comでピルケース付きの360 Camera販売がはじまったのは2018年2月中旬。このモデル登場により取扱品が即入れ替えされたわけではなく、2018年2月23日(金)時点では「360 Camera」と「360 Camera(ピルケース付き)」が併売されています。
このことから勝手に「従来の製品にピルケースが別パッケージで同梱される」ものと予想していましたが、実際に届いたパッケージはひとつ。ピルケースの中にあらかじめ360 Cameraが収められた形で出荷されています。
▼360 Camera(ピルケース付き)のパッケージ
▼開けると姿を現すのは360 Camera……ではなくピルケース
▼中に入っているのはピルケースに収められた360 Cameraと保証書類
ピルケースの外観デザインと設計
ピルケース(Pill Case)の「Pill」は日本語にすると「丸薬」「錠剤」などの意味をもつ単語。ケースは名前のとおりカプセル薬のような丸い形状で、前面中央にフタを開けるためのボタンを備えています。フタとケースは繋がっており、どちらかだけを紛失してしまう心配はありません。
▼カプセルを連想させるデザイン。光沢が強く、表面はかなり滑る
▼ケースの大きさは縦がポイントカードよりやや小さい程度
▼上部には吊り上げられるヒモが付いている
▼ボタンを押すとバネの力でフタが開く
▼ケース内部は360 Cameraに合わせた形状。収納時もしっかり固定される
▼ヒモで吊っていれば間違ってフタが開いてもカメラの頭は上を向いたまま
外装は光沢がかなり強く、正直高級さは感じません。また手に持った際に付着する皮脂汚れなどもかなり目立つこと、表面が滑り掴みにくいことには注意が必要。
ケースのつくりで個人的に気に入ったのは「ワンタッチでフタが開閉できること」と「ヒモで吊っていれば万が一フタが開いてしまってもカメラの頭が下を向かないこと」の2点。
フタとケースを完全に分離させスクリューキャップ式ではめ込む設計では「カメラを使いたい」と思ってから取り出すまでにやや手間がかかります。でもワンタッチで開けることができれば手間が減り、より「カメラを使おう」と思う機会が増えることでしょう。
またヒモで吊っていればカメラの頭が下を向かない設計も、何かの拍子にフタが開いてしまった場合にカメラが飛び出し落下するリスクを減らしてくれます。この構造のおかげでヒモを活用する機会は増えそうであり、それだけにやはり強度は気になるところ。
ちなみにケースに360 Cameraを収納した状態での重量は実測で85g。ケース単体では50g弱ということになります。ケース単体でも、360 Camera収納時でも、そこまでの重さはありません。
余談ですが、Amazon.comの商品ページに載っているイメージ画像ではヒモに「Essential」の文字がデザインされています。しかし実物は写真で見ても分かる通り、ヒモは無地です。
360 Cameraの外観デザインと設計
360 CameraはEssential Phoneの背面に備えられたマグネット端子を用いて装着・使用する設計。そのつなぎ方を実現するためか、本体は実測で38gとかなり軽量なつくり。デザインがシンプルかつスタイリッシュな点も◎。
▼360 Cameraの表面
▼裏面にはマグネット端子と各認証マーク
▼右側に日本の技適マークも確認できる
▼側面から。端末に触れる裏面(写真右側)は平らに設計されている
▼上から。左右対称でシンプルかつスタイルのよいデザイン
360 Camera自体、実物に安っぽさはナシ。単体で見ていてもおしゃれでカッコよく、外出先に持ち出して自慢したくなる仕上がりです。
Essential Phoneの到着がより待ち遠しくなってきました。
まとめ:ケースがあれば使う機会はグッと増えそう
Essential Phoneがまだ手元に無いため、確認できたのはパッケージ、外観デザインと設計のみ。ここまで見る限りでは、安っぽさがなくおしゃれなつくりの360 Camera、ヒモ付き&ワンタッチ開閉設計が便利そうなピルケースは悪くない印象。
とくに「カメラを持ち出しを助ける」「取り出しがラクになる」を実現してくれそうなケースは予想外に気に入りました。あとは実際に使ってみてどう感じるのか、早く試してみたいです。
Essential Phoneが届いたら、Amazon独占販売となる本体色(Halo Gray)も含め、またレビューしていくことにします。
これからEssential Phoneを買うならセット品
2018年2月23日(金)現在、Amazon.comではEssential Phoneを(端末単体を含め)次の3パターンにて販売中。同日時点での各パターンごとの本体価格も併せて載せておきます。
もしこれからEssential Phoneを買うのであれば、断然オススメなのは360 Camera(ピルケース付き)がセットになったパターン。360 Camera(ピルケース付き)単体の本体価格はUSD218.00なので、セット購入すれば(個別に買う場合と比べて)実質USD168.00オフで購入できます。