先日モバイルバッテリーのレビューでも使用しましたが、充電用のアダプターとして ANKER PowerPort 2 を購入したので、レビューしていきます。
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ANKER PowerPort 2は今や充電アダプターやモバイルバッテリーを取り扱うブランドとして有名になったANKERが今年7月末より取り扱いを始めた製品。同社の急速充電における独自技術 PowerIQ を搭載し、接続した機器を自動検知して最適な電流を出力することで、機器へ無理な負担をかけることなく短時間で充電を行なうことが可能です。同梱物はアダプター本体のほか、説明書と保証書。
ポートの数は2つ。モデルとしては他に1ポート(Qualcommの急速充電器Quich Charge 2.0にも対応)と4ポートのものが用意されています。
本体の大部分を占めるブラスチックの外装はかなり光沢の強い質感。カラーがホワイトということで指紋や皮脂による汚れは目立ちにくいものの、ホコリ等の小さなゴミはやや付きやすいものになっています。また写真でなんとなくわかるかと思いますが、横から見た形状は正方形でなく、台形のようになっています。
充電機器を接続するためのUSBポート。ポートは2つ縦に並べてあり、その上(写真でいう右)には充電状況が確認できるLEDランプが配置されています。
底面には製品の技術仕様。出力は最高で2.4Aのポートが2つ、の計4.8Aまで対応。スマホ、タブレットのいずれにおいても(あるいはタブレット2台を同時に接続した場合でも)急速充電を行なうことが可能な仕様となっています。
コンセントのプラグはたたむことで本体に格納可能となっています。持ち歩いて使う際などには、こういった細かい心配りはうれしいところ。
天面には特に何もありません。先ほど横から見た形は台形、と書きましたが、写真を見ても分かるとおり、上から見た形も台形になっています。
先ほどと反対側の側面は無地。
参考までに他の急速充電アダプターとのサイズ比較ということで、AukeyのQuick Charge 2.0対応アダプター PA-U28 と並べてみたところ。PA-28自体もかなりスリムで持ち運びに適したサイズですが、ANKER PowerPort 2もそこまで大きさは変わらず。PowerPort 2の場合はiPhoneなどでも急速充電が可能、かつポートが2つ搭載されているので、いろいろな端末で使いたい場合はPowerPort 2のほうが便利かもしれません。
コンセントに挿してみたところ。通電すると正面のLEDランプが青色に点灯します。
機器の充電をしているときは緑色に。また充電している機器のバッテリーが満タンになると自動で充電を終了してくれ、その際はケーブルで接続していてもランプが青色点灯に切り替わります。遠目で見た時に充電中か、充電が終わったのかがこのランプで判断できるという点はかなり便利。
ちなみにPowerPort 2のコンセントプラグは(上下の位置が)本体中央に対してやや上に配置されているため、一般的な縦並びのコンセントであれば、他のものと干渉する可能性も低いといえます。写真は先程のPA-U28と並べて挿した様子ですが、干渉なく使用することができました。
実際に使用してみても、使用中に本体が熱を帯びる、コイル鳴きなどの音がする、といったことはまったくありませんでした。充電完了後にLEDランプの色がきっちりと変わることからも設計通りに動作していることが感じられ、非常に安心して使用できる印象です。またANKER製品ということで、18ヶ月の製品保証が付いている点も非常にうれしいところでしょう。
スマートフォン、タブレット、その他にも充電を必要とする機器を多く持ち歩く場合にはポート数が少なく感じるかもしれませんが、そうでなければ携帯性はかなりよいのでとてもオススメできそうな製品といえます。
2015年10月3日時点においては、Amazon.co.jpでは参考価格(定価)の50%OFFとなる1,899円で取扱中。前述のとおりUSBポートが1つのもの、4つのものもそれぞれ値下げされて販売されているので、自分の必要なポート数(と機能)に合わせて選んでみるのがよいのではないでしょうか。
Anker
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