Lenovo PHAB Plusの販売をExpansysが開始

数日前より Lenovo PHAB Plus Dual の仮注文受付を開始していたExpansysですが、早速一部の本体カラーが入荷し、販売がスタートしています。

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2015年9月15日時点における本体価格は38,785円で、仮注文の受付を開始した当初から455円だけ値上げされています。今回入荷した本体カラーは2色(Gunmetal Grey/Titanium Silver)で、残るHoney Goldだけは引き続き仮注文受付中です。なお本体を含むパッケージ重量が通常のスマホよりも重いためか配送料は1,600円〜(通常は1,400円〜)となっており、日本への配送料、輸入時に課せられる輸入消費税などを加味した購入費用の概算見積もり額は約43,400円ほどです。

Lenovo PHAB Plus は今月上旬にドイツ・ベルリンで開催されていた世界最大のコンシューマーエレクトロニクスショーであるIFA2015(国際コンシューマ・エレクトロニクス展)のプレスカンファレンスにて発表された新端末。厚さ7.6mmの金属製ユニボディ筐体に6.8インチのFull HDディスプレイ、Qualcomm Snapdragon 615(1.5GHz Quad-Core+1.0GHz Quad-Core)、RAM2GB、ROM32GBを搭載しています。

大きな画面でも片手操作が行いやすいように画面を縮小表示する ONE-HAND Mode を機能として搭載する他、再生中の音楽が出力されるスピーカーは背面上部(リアカメラ横)に配置されており、これは映画館などの音響設備としても導入されている規格のDolby Atmos(ドルビーアトモス)に対応。この規格は日本国内でもTOHOシネマズ新宿、ららぽーと船橋、あるいはイオンシネマ名古屋茶屋、和歌山など、TOHOシネマズやイオンシネマを中心とした大手映画館の一部にて採用されており、3次元空間を感じられる自然で臨場感あふれるサウンドが特徴となっています。その他、詳細な技術仕様は以下のとおり。

項目 詳細
サイズ 高さ 186.6 ✕ 幅 96.6 ✕ 厚さ 7.6 mm
重量 220 g
OS Android 5.0 Lollipop
CPU

Qualcomm Snapdragon 615 64bit Octa-Core(1.5Ghz Quad-Core+1.0GHz Quad-Core)

メモリ RAM 2GB / ROM 32GB
バッテリー 3,500 mAh
ディスプレイ 6.8インチ Full HD(1,920×1,080)IPSディスプレイ
カメラ リアカメラ:1,300万画素
フロントカメラ:500万画素
通信方式

FDD-LTE:Band 1/3/7/8/20
TDD-LTE:Band 38/40
3G:850/900/19000/2100 MHz
2G:850/900//1800/1900 MHz

Wi-fi:802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth 4.0

その他

SIMカード:nano SIM, micro SIM
SDカード:microSDカード(最大64GB)

※micro SIM スロットと microSDカードスロットは兼用(同時使用不可)

音響に関しては、実際には映画館などに導入されてるものとは機器の規模、チャンネルの数なども大きく異なるため、あくまでファブレット端末として考えれば音質はよい、というレベルとは思いますが、それでも40,000円前半で購入できることを考えればコストパフォーマンスは悪くはなさそうです。

なおサイズ的にはファブレットというより”ほぼタブレット”と考えるべきかもしれません。Bluetoothヘッドセットなどと併せて使うと、電話として使用するときのサイズ感もそれほど気にならないかもしれませんね。

Source:Expansys