RINGO PAY STONE

株式会社VITROより、楽天Edy対応のスマートリング「RINGO PAY STONE」をご提供いただきました。

この記事では身軽なお出かけを後押ししてくれるRINGO PAY STONEの使用感や魅力を紹介します。

電子マネー決済が利用できるおしゃれなアクセサリとしてはもちろん、1年を通じて気楽に扱える“運動中の財布”としても便利なアイテムです。


SPONSORED LINK

「RINGO PAY STONE」とは

RINGO PAY STONE(リンゴペイストーン)はICチップでの決済機能に対応したスマートリング製品。

リングの留め具部分に楽天Edy用のFeliCaチップが収納されており、リングをかざすことで電子マネー決済が利用できます。

開発・販売元の株式会社VITRO(ビトロ)ではクラウドファンディングサービスを活用した予約販売スタイルで製品を提供。2024年12月8日(日)現在はCAMPFIREで支援を募集しています※CAMPFIREでの支援募集は2024年12月25日まで)

「RINGO PAY STONE」を使ってみて

総評

RINGO PAY STONEを実際に使って感じた、よいところ・惜しいところをまとめておきます。

★「RINGO PAY STONE」のよいところ

  • パッと見がおしゃれ
  • 長時間の装着でも痛くない・疲れない
  • 着脱がラク
  • 取り扱いと管理がラク
  • 紛失・悪用されても被害は最小限で済む
★「RINGO PAY STONE」の惜しいところ

  • 高級さは感じない
  • 対応している電子マネーは楽天Edyのみ

人により向き・不向きが分かれるのが「楽天Edy専用」ということ。ぼくの場合を例にあげると、日常で定期的に訪れるお店のいくつかが「電子マネー決済対応(QRコード決済には非対応)」となっており、楽天Edy対応をメリットとして感じる場面が多いです。

また、ぼく自身の利用方法として最適と感じたのは“運動中の財布”代わりにすることでした。運動中の落脱・紛失を心配する必要がなく、持ち歩きもラク。身体の状態を問わず、着脱時にストレスを抱くこともありません。

とくに長めのウォーキングやランニングをする際に「できるだけ身軽に出かけたい!」という場面においてはかなり便利と感じています。

使って感じたポイント

サイズ調整はハサミで切るだけ

RINGO PAY STONEは大きく分けると2つの部品で構成されています。FeliCaチップが収納された「留め具」と指に装着するための「ストラップ」です。

▼パッケージを開けたところ

RINGO PAY STONE

予め装着する指のサイズを計測する、といった手間はありません。シリコーン製のストラップを指に巻き、必要な長さをおおよそ把握したら、あとはハサミで切るだけ。

▼ストラップをハサミで切ってサイズ調整する

RINGO PAY STONEのサイズ調整

1つ目(1本目)をストラップの中央部に寄せて切り取れば、左右の余った部分は“予備”(2つ目、3つ目)のストラップとして使うことも可能です。

▼カットして余った端切れは“予備”として残しておくのがオススメ

RINGO PAY STONEのサイズ調整

見た目はおしゃれなアクセサリ

RINGO PAY STONEの留め具部分は3Dプリンタで出力されています。パッと見は石材やコンクリートのような印象を受けますが、その見た目に反してとても軽いです。

ストラップ取り付け後に計測した重さは4.7g。重さはおおよそ10円硬貨1枚分でした(10円硬貨は1枚で4.5g)。

▼調整済みのストラップを取り付けた状態で4.7g

RINGO PAY STONEの重さを計測

ぼく自身は人差し指に装着して使っています。二等辺三角形を並べたようなデザインの留め具は存在感バツグン。“あえて粗く”したような表面の仕上げ、遠目には石やコンクリートとも見間違える色味と質感がおしゃれです。

▼存在感のある留め具。カジュアルでおしゃれ

RINGO PAY STONEを人差し指に装着した様子

▼裏面はシリコーンストラップのみでスッキリしている

RINGO PAY STONEを人差し指に装着した様子

▼留め具が指の動きを妨げないつくりになっている

RINGO PAY STONEを人差し指に装着した様子

▼手を握っても違和感なし

RINGO PAY STONEを人差し指に装着した様子

カジュアル寄りのデザイン、留め具以外がシリコーン素材といったことにより、正直なところ高級さは感じません。しかしシリコーンストラップのおかげで、身につけるのが長時間に及んでもストレスもありません。指が痛くならない。変に疲れない。こうしたメリットに好感をいだいています。

残高チャージはコンビニまたはアプリで

機能面での1番の特徴は電子マネー決済(楽天Edyでの支払い)が利用できること。RINGO PAY STONEは一般的な楽天Edy機能付きのICカードと同様の取り扱いが可能です。

楽天Edyの残高はコンビニのレジにて現金でチャージできます。セブンイレブンおよび系列のスーパーマーケットに設置されたセブン銀行のATMを使ってチャージすることも可能です。

▼セブンイレブンならレジでも店内ATMでも現金チャージできる

セブンイレブンの店舗外観

コンビニやATMでチャージするという手順だけ踏めば、RINGO PAY STONEはクレジットカードを持っていなくても使えます。年齢制限もありません。

もちろんクレジットカードとスマホアプリがあれば、手持ちのスマホを使ってその場でチャージすることも可能です(オートチャージには非対応)。

▼スマホとアプリがあれば手元でもチャージできる

スマホアプリで楽天Edyの残高をチャージ

スマホアプリでチャージする場合の注意点として、チャージに使用するスマホ自体にもFeliCaチップが内蔵されている必要があります。FeliCaチップ非搭載のスマホではチャージはできません。

それと現金チャージ、スマホアプリでのチャージに共通する大切なポイントが1つ。RINGO PAY STONE自体は銀行口座やクレジットカードとも直接紐づいていません。そのため万が一の紛失、そこから悪用されてしまうことがあったとしても、チャージ済みの残高を超えて不正に使用される心配はありません。

スマホやスマートウォッチと異なり、RINGO PAY STONE自体を見て「あれは金目のもの」と考える人自体が少ないことでしょう。盗みの標的にもなりにくく、万が一盗られてしまってもその機能に気づかれる可能性も低い。そしてたとえ気づかれたとしても、チャージされている金額以上の被害はナシ。より安全に持ち歩くことのできる財布、ともいえます。

支払いはグーでもパーでもOK

RINGO PAY STONEを使った楽天Edyで支払い手順は、楽天Edy対応のICチップ内蔵カード、あるいはおサイフケータイ対応のスマホなどと同じです。支払う際に「楽天Edyで支払う」旨を伝え、リーダーにかざせば支払いが完了します。

ちなみにぼく自身はRINGO PAY STONEを人差し指に装着したうえで、リーダーに留め具部分をかざす“グータッチスタイル”で支払い操作をすることが多いです。

▼初回こそドキドキしたが、あっけなく決済完了

RINGO PAY STONEで決済する様子

▼たまに店員さんの「(何今の……)」という視線を感じる気がしないでもないような

RINGO PAY STONEで決済する様子

一方でメーカー公式のYoutubeチャンネルにて公開されている動画を見る限りでは、リーダーに手のひらをかざすような操作でも問題なく決済がおこなえるようです。

▼“パー”でも距離的に問題ない模様

手のかざし方が複数許容されていることにより、店舗ごとのさまざまなリーダーの設置場所・角度にも柔軟に対応できます。この点はスマートウォッチなどと比べた場合にも大きなメリットです。

それとRINGO PAY STONEは充電不要です。決済時に必要な電力はリーダー側から供給されるため、充電の手間(管理の手間)もかかりません。

汚れは目立つ。でも水洗いできる

ストラップ部分について。黒色のシリコーン素材という特性上、ゴミの付着は目に見えやすく、気にもなります。ぼく自身も気になってしまう人間のひとりです。

▼先ほども載せた写真。白いゴミの付着が目立つ

RINGO PAY STONEを人差し指に装着した様子

このことについて「水洗いしてよいか?」をメーカーの担当者に確認したところ「水で流す程度なら問題ない」との回答がありました。

▼流水で丸洗いできる

RINGO PAY STONEを流水で洗う

留め具とストラップは水を吸いません。そしてFeliCaチップにはペット加工(防滴加工)も施されています。汚れが気になった場合は水でざっと洗い流して、水気を拭き取ればOK。手入れも簡単です(ドライヤーなどで熱を加えることは避けましょう)。

運動時の財布代わりに

最後に、ぼく自身が最適に感じた“運動中の財布”という使い方について。

ぼくは運動の中でも「歩く」「走る」「筋トレ」が好きです。このうち「歩く」は長時間行なうこともよくあります。ただ疲労が溜まると身体がむくみ、指輪などは脱着が困難になることも。

しかしRINGO SMART PAYならこの心配はいりません。ストラップが伸縮するため、着脱がとにかくラク。必要な時にだけチャチャっと身に付けて、使い終わったらすぐ外して。これが身体の状態を問わずに手早くできる点に魅力を感じています。

またRINGO PAY STONEを試用しているのが11〜12月のこと。外出時には手袋が手放せない季節になってきました。

RINGO PAY STONEは留め具に存在感があり、RINGO PAY STONEを装着した上から手袋を付けることはできませんでした。

▼RINGO PAY STONEの上から手袋は付けられず……

手袋とRINGO PAY STONE

ただしシリコーンストラップの柔軟性を活かし、手袋の上からRINGO PAY STONEを装着することは可能です。

▼付ける順序を変えれば手袋とRINGO PAY STONEは共存できる

手袋の上からRINGO PAY STONEを付けた様子

手袋の上から装着する場合のコツとして、まずRINGO PAY STONEのリングに手袋の指部分を通し、その状態で手袋に手を通すという流れがオススメです。手に手袋を付けてからRINGO PAY STONEを装着しようとすると、シリコーンストラップと手袋(=布素材・ニット素材・革素材)の摩擦の影響で取り付けに結構な手間がかかります。

運動の帰り道にコンビニにちょっと立ち寄る際などに、手袋を外す・付け直すという手間なく、買い物ができることは思いのほか便利でした。自動販売機などで飲み物を買う場合も、手や手首を外気にさらす必要なく、飲み物を購入できます。

それとぼくの場合、ランニングをする際はアームバンドにスマホを入れて持ち出します。このスタイルだと買い物のためにスマホを出し入れするのが正直かなり面倒です。あらかじめ“運動時の財布”としてRINGO PAY STONEを装着しておけば、こうした手間も省けます。

手袋が不要になる春以降も、可能な限り身軽な状態で出かけることを後押ししてくれるアイテムとして、便利に使えるアイテムであることは想像できています。

RINGO PAY STONEの機能は、機能的にはスマホや一部のスマートウォッチでもまかなえると理解しています。それでもあると便利。そして実際に使ってみるとけっこう便利。RINGO PAY STONEはそんなことを感じさせてくれるアイテムです。