Samsung Galaxy S22 Ultra(SM-S908E/DS)

Samsung「Galaxy S22 Ultra(型番:SM-S908E/DS)」のシンガポール仕向品について、日本国内4キャリアのSIMを用いた通信機能の動作確認結果をまとめておきます。

結論として、2022年5月2日(月)時点では国内4キャリア(NTTドコモ/KDDI/ソフトバンク/楽天モバイル)すべての5Gネットワークに【接続可能】になっています。

VoLTE(ボルテ)やSMS、テザリングも利用可能です。

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動作確認結果(まとめ)

4キャリアでの動作確認結果

4キャリアのSIMを用いて検証した、Galaxy S22 Ultra(型番:SM-S908E/DS)の通信関連機能の利用可否をまとめました。

この内容は【2022年4月末までに配信されたソフトウェアアップデート適用後に確認した結果】(=掲載情報の最終更新日は2022年5月2日)です。

ドコモ au SB 楽天
5G通信
4G通信
VoLTE
SMS
テザリング

2022年5月2日(月)時点では、国内4キャリア(NTTドコモ/KDDI/ソフトバンク/楽天モバイル)すべての5Gネットワークに【接続可能】であることを確認しています。4G通信、VoLTE、SMS、テザリングもすべて利用可能です。

なお検証では4キャリアいずれも、メインブランドの5Gプランで契約したSIMカードを使っています。

物理SIMカードを挿し込む、またはeSIMに情報を登録した後、APN情報を設定するだけで検証結果が得られました。ほかの特別な操作(例:ServiceModeからの設定変更など)はおこなっていません。

各キャリアごとの詳細な検証結果は後述します。

シンガポール版について

シンガポール版の特徴

検証したGalaxy S22 Ultraは海外通販サイトETORENで購入したシンガポール仕向けのもの。型番は「SM-S908E/DS」です。

特筆すべき特徴のひとつがSIMカードスロット。nanoSIMサイズの物理SIMカードスロット2つに加えて、eSIMも内蔵しています。これにより、1台の電話機で、実質3枚分(以上)のSIMカードを持ち歩くことが可能です。(※同時に有効化できるSIMカードは2つまで)

余談ですが、同じ型番の製品は東南アジアや南アジア、西アジア、北アフリカなど広域に投入されています。

また物理SIMカードスロットが1つだけ(+eSIM内蔵)の「SM-S908E」も存在。こちらはオセアニア(オーストラリアやニュージランドなど)に投入されています。

シンガポール版の技術仕様

Samsung公式サイトのシンガポール向け製品ページにて確認できる、Samsung Galaxy S22 Ultra(型番:SM-S908E/DS)のおもな仕様情報は次のとおり。

実装されている通信方式・周波数帯は、端末上(ServiceModeの画面上)でも確認済みです。

Samsung Galaxy S22 Ultra(SM-S908E/DS)のスペック表
外寸と重量
高さ 163.3mm
横幅 77.9mm
厚さ 8.9mm
重さ 228g
システム
OS One UI 4.1 based on Android 12
SoC Qualcomm Snapdragon 8 Gen 1
RAM 次のいずれか

  • 8GB
  • 12GB
ROM 次のいずれか

  • 128GB
  • 256GB
  • 512GB
外部ストレージ 非対応
バッテリー 5,000mAh
ディスプレイ
大きさ 6.8インチ
解像度 WQHD+(3088×1440ドット)
種類 Dynamic AMOLED 2X
カメラ
背面カメラ クアッドカメラ

  • プライマリ:10,800万画素
  • セカンダリ:1,200万画素
  • ターシャリ:1,000万画素
  • クオータナリ:1,000万画素
前面カメラ シングルカメラ

  • 4,000万画素
SIMカード
種類 nanoSIM(+eSIM)
物理スロット数 2
通信機能(モバイル)
5G FR1 n1
n2
n3
n5
n7
n8
n12
n20
n25
n28
n38
n40
n41
n66
n77
n78
FR2
4G FDD-LTE Band 1
Band 2
Band 3
Band 4
Band 5
Band 7
Band 8
Band 12
Band 13
Band 17
Band 18
Band 19
Band 20
Band 25
Band 26
Band 28
Band 66
TD-LTE Band 38
Band 39
Band 40
Band 41
3G WCDMA
(UMTS)
Band 1
Band 2
Band 4
Band 5
Band 8
CDMA2000
TD-SCDMA
通信機能(その他)
Wi-Fi IEEE802.11 a/b/g/n/ac/ax
(2.4GHz/5GHz)
Bluetooth Version 5.2
その他
防塵防水 IP68
おサイフケータイ 非対応
フルセグ/ワンセグ 非対応

上記から読み取るかぎりでは、日本国内の4キャリア(NTTドコモ/KDDI/ソフトバンク/楽天モバイル)で5Gおよび4G通信が利用可能。さらに2キャリア(NTTドコモ/ソフトバンク)では3G通信も利用できる内容です。

動作確認結果(キャリア別の詳細)

NTTドコモ

NTTドコモの回線では「5G通信」「4G通信」「VoLTE」「SMS」「テザリング」いずれも、とくに問題なく利用できています。

上記は5Gプランで契約中のSIMカード、公式サイトで案内されているAPN情報「spmode.ne.jp」を用いて確認した内容です。

「spmode.ne.jp」のAPN情報は初期登録済み。SIMカードを挿すと自動で表示・設定されました(手入力不要です)。

モバイルネットワークの設定画面にはVoLTE機能のスイッチ(オン/オフ切り替え)が現れます。VoLTEが有効な状態では、アンテナピクトの横に「VoLTE」の文字が表示されます。

KDDI

KDDI(au)の回線では「5G通信」「4G通信」「VoLTE」「SMS」「テザリング」いずれも、とくに問題なく利用できています。

上記は5G対応スマホに付属していた「au Nano IC Card 04 LE(1222JAA)」、および「LTE NET(unod.au-net.ne.jp)」のAPNを用いて確認した内容です。

「LTE NET」のAPN情報は初期登録済み。SIMカードを挿すと自動で表示・設定されました(手入力不要です)。

モバイルネットワークの設定画面にはVoLTE機能のスイッチ(オン/オフ切り替え)が現れます。なおVoLTEが有効な状態でも、アンテナピクトの横に「VoLTE」マークは表示されません。

追記:2022年5月5日

KDDI回線でも、転用された5G(NR化された既存帯域)のn28に接続できることを確認しました。

楽天モバイル

楽天モバイルの回線では「5G通信」「4G通信」「VoLTE」「SMS」「テザリング」いずれも、とくに問題なく利用できています。

上記は5Gプランで契約しているeSIM、公式サイトで案内されているAPN情報「rakuten.jp」を用いて確認した内容です。

「Rakuten Internet」のAPN情報は初期登録済み。eSIMをインストールすると自動で表示・設定されました(手入力不要です)。

モバイルネットワークの設定画面にはVoLTE機能のスイッチ(オン/オフ切り替え)が現れます。なおVoLTEが有効な状態でも、アンテナピクトの横に「VoLTE」マークは表示されません。

ソフトバンク

ソフトバンクの回線では「5G通信」「4G通信」「SMS」「テザリング」が問題なく利用できています。「VoLTE」のみ利用不可です。

ソフトバンクの回線では「5G通信」「4G通信」「VoLTE」「SMS」「テザリング」いずれも、とくに問題なく利用できています。(※追記日:2022年5月2日)

上記は5G対応の“iPhoone用SIMカード”「nanoUSIMカードA (C2)(ZTWCJ1)」を用いて確認した内容です。

必要なAPN情報は初期登録されておらず、手入力しました(詳細は「jpspir」や「sirobit」の単語でネット検索すると見つかります)。

他の3社と異なり、モバイルネットワークの設定画面にはVoLTE機能のスイッチがありません。VoLTE用のAPN情報を手入力で追加しても、VoLTEは利用できませんでした。通話時のみ3G接続に切り替わります。

モバイルネットワークの設定画面にはVoLTE機能のスイッチ(オン/オフ切り替え)が現れます。VoLTEが有効な状態では、アンテナピクトの横に「VoLTE」の文字が表示されます。(※追記日:2022年5月2日)

追記:2022年5月2日

2022年4月8日(金)に配信されたソフトウェアアップデートにより、新たにソフトバンクのVoLTEにも対応しました。

まとめ

最後にあらためて、日本国内4キャリアのSIMで確認した、Galaxy S22 Ultra(型番:SM-S908E/DS)の通信関連機能の動作確認結果をまとめておきます。

ドコモ au SB 楽天
5G通信
4G通信
VoLTE
SMS
テザリング

「eSIM対応」や「Snapdragon 8 Gen 1モバイルプラットフォーム搭載」を求める場合には、シンガポール版の入手を検討してみても、よいかもしれません。

なお繰り返しになりますが、当記事で紹介している検証結果は【2022年5月2日(月)時点】の内容です。

過去の経験として、後日配信のソフトウェアアップデート適用後から国内4キャリア全ての5Gネットワークに接続できなくなったケースもありました。

ぼく自身が所有している間の変更については、気が付き次第、情報を追記していくつもりです。ただし上で紹介した例(関連記事)と同様に変更される可能性もゼロではない、という点はあらかじめご理解ください