2018年6月5日(火)~9日(土)にかけて、4泊5日の日程で台湾を訪問。このときに利用した宿泊先(ホテル)が「Finders Hotel(路境行旅/ファインダーズホテル)」です。
旅程が普段より長かったことから、はじめはリピート経験もあるお気に入り宿「Taipei M Hotel – Main Station(台北門精品旅店)」を予約。しかしせっかくの機会でホテルを新規開拓したい……と思い、予約を変更。
結果的に「立地の良さ」「きれいな館内」「親切なスタッフ」「不満のない価格」と大満足。お気に入りのホテルをひとつ増やすことができました。
そこでこの記事では台北駅から徒歩10分の立地にあるホテル「Finders Hotel(路境行旅/ファインダーズホテル)」を紹介。2名以上での滞在なら宿泊費用もそこそこに抑えることができ、充実のサービスは家族連れにもオススメできるホテルです。
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記事の目次
アクセス:台北駅から徒歩10分
Finders Hotelがあるのは台北駅(台北車站)の南西エリア。台北駅と西門駅それぞれから徒歩で10分ほどの立地です。
台湾への渡航には仙台国際空港-台湾桃園国際空港を結ぶLCC・Peach(ピーチ・アビエーション)のフライトを利用。夕方16時55分に仙台を出発し、夜20時00分に台北へ到着(それぞれ現地時間)というスケジュールでした。
その後、台湾桃園国際空港からの移動には台湾桃園国際空港MRT(桃園MRT)に乗って台北駅へ。台北駅に到着したのが21時少し前ごろとなり、台北駅からホテルまでの移動中にも人と多く見かけました。
台北駅からの移動ルート例
台北駅からホテルまでの移動時、実際に私が利用したルートを参考までに紹介。台北地下街の出口さえ狙い通りに見つけることができれば、そこから先は非常にわかりやすい道順です。
▼桃園MRTを降車後、台北地下街Z區(Z区)最南西のZ10番から地上へ
▼地上に出たら正面に対して右へ進む
▼ひとつめの横断歩道を直進
▼ふたつめの横断歩道も直進
▼みっつめの横断歩道も直進
▼少し歩くと進行方向右手にホテルの入口が出現
▼道路を挟み向かい側からの様子。入口左の緑看板が目印
▼同じ位置から引いて見た様子。建物はかなり大きい
▼入口から正面突き当りのエレベーターまたは左手の下り階段で地下1階へ(矢印は下り階段のある方向)
▼地下1階にある緑のカウンターが受付
この日ホテルに到着した時刻は21時10分すぎ。受付にはスタッフが4名在中していました。
チェックイン:会話は中国語or英語
そのまま受付でチェックインの手続きへ。
日本語は通じず、会話は中国語か英語で。シンプルに「チェックイン、プリーズ」と伝え、パスポートを提示すればスムーズに理解してもらえました。
スタッフの方の対応はかなり丁寧。館内の細かな説明、ホテル周辺の地下鉄駅などへアクセス方法など、途中で単語が理解できず「???」となる場面もありましたが、繰り返し親切に説明してくれました。
予約した部屋は「シングルルーム(窓なし)」で、1泊あたりTWD2,000(約7,300円)前後。現地の物価や「シングルルーム」であることを考えると過去に利用したホテルよりは高額な部類です。
しかし滞在期間の長さが(数ヶ月前の予約時に)自分でも気になっていたようで、奮発してストレスなく泊まれそうな部屋を予約していた模様です(←よく覚えておらず)。
今回ラッキーだったのは4泊という滞在期間をスタッフの方も気にかけてくれたようで、追加費用なしで「ダブルルーム(窓なし)」にグレードアップしてもらえたこと。心配になり「same price?(値段は同じですか?)」と2度確認し直したのはここだけの話(笑)。
後から調べてみたところ、シングルルームとダブルルームの差額は1泊あたり500円前後。ちなみにダブルルームは同料金大人2名まで宿泊が可能であり、2名で1室に泊まれば1名あたりの宿泊費用を半額(約4,000円)に抑えられます。
宿泊代は前払い。支払い方法は現金とクレジットカードから選ぶことができました。
宿泊代金の支払い後は部屋の鍵(カードキー)を受け取り、エレベーターで泊まった部屋のある10階へ移動。
▼部屋の鍵や周辺マップが入ったしおり
▼裏には手書きの宿泊者名と部屋番号
▼中には鍵、ホテル周辺の地図、Wi-Fiパスワードの説明など
館内セキュリティもしっかりしており、受付のある地下1階、建物の入口がある地上1階から上の階へあがる際には部屋の鍵(カードキー)が必要に。エレベーター内のセンサーへカードをかざした後に行先階ボタンを押さないとエレベーターが動きません。
▼エレベーターの利用方法は日本語でも表記されていた
▼扉開閉ボタンの右隣にあるのがカードリーダー
なお滞在期間中、カードキーを毎日フロントに預ける必要はありません。持ったまま外出しても宿泊部屋内は毎日清掃(タオル交換含む)してもらえます。
館内の様子:内装は清潔さも含め◯
宿泊したのは10階の部屋。廊下や室内には外の景色を覗ける窓はありませんでした。
▼宿泊フロアのエレベーターホール
▼館内(10階廊下)の様子
▼部屋の扉はオートロック式。カードキーをかざし解錠
室内はダブルルームとして考えるとやや窮屈(空間が狭目)な印象。とはいえ“寝泊まりする場所”と考えれば十分でした。掃除がしっかりと行き届いており、清潔さは◯(まる)。とても気持ちよく利用できました。
▼入口側から撮影した部屋の内観
▼入口側に向かって撮影した部屋の内観
▼備え付けのアメニティ。内容は歯間ブラシ、綿棒、固形石鹸、シャワーキャップ、T字カミソリ、ヘアコーム、歯ブラシ
▼湯沸かしポットとマグカップ、コーヒーも設置
▼冷蔵庫には毎日ミネラルウォーターを2本補充してもらえる
▼入口そばの壁に並ぶ電気設備のスイッチ類
▼姿見の鏡やハンガー(4本)付き
また個人的にうれしかったのはスペース広めのバスルーム。朝からゆったり使えるトイレ、本当に最高でした。
▼入口脇にあるバスルーム(写真はバスルーム内の洗面所)
▼シャワー室(写真左)とトイレ(同右)
▼シャワー室内にはシャンプー、コンディショナー、シャワージェル(ボディソープ代わり)を設置
▼使ったトイレットペーパーを捨てるゴミ箱(※便座右隣)がフタ付きだったことも高ポイント
▼大型で丸い形の洗面台は洗濯がとてもやりやすかった
▼洗面所にはもちろんヘアドライヤーも
ロビー:ゆったり空間&24時間タダで飲食可
フロントのある地下1階のロビーには、休憩するためのソファー、ダーツやテーブルフットボール(アナログのサッカーゲーム)など遊ぶための設備も。とくに出掛けて帰ってきた夜の時間帯はくつろぐ宿泊者で賑わっていました。
▼鹿の置物が目をひく地下1階のロビー
▼ゆったり休めるソファーやローデスク
▼自由に遊べるダーツ
▼大型のテーブル・フットボール
またFinders Hotelでは宿泊プランを問わず食事の提供はありませんが、代わりにロビー併設の飲食スペースに置かれたカップ麺やお菓子、飲料がすべて、24時間飲み食いし放題。
▼飲食スペース
▼「24時間タダ」の表示
▼ずらり積まれたカップ麺
▼バケツにぎっしり詰まったお菓子類
▼蒸し器に入ったあんまんも食べ放題
▼ジュースやコーヒーも自由に飲める
▼ミネラルウォーターやポップコーンもあった
さらに「食事の提供がない」といいつつ、毎朝7時15分から100個限定でサンドイッチの無料配布サービス付き。(良心的な範囲で)もらえる数の制限もなく、部屋に持ち帰っての飲食ももちろんOK。
▼毎朝7時過ぎから陳列作業がおこなわれていたサンドイッチ
▼パンの種類、具の種類ともさまざまで選ぶのに迷うレベル
▼4泊5日の滞在期間中、毎朝しっかりお世話になりました
チェックアウト:鍵を返すだけでOK
出発日のチェックアウトは地下1階のフロントにて、部屋の鍵を返却すればOK。帰り際のあいさつもフランクな印象で、最初から最後までとても気持ちよく過ごすことができました。
泊まってみての感想
これまでに泊まってきたホテルと比べて宿泊代を奮発したことは事実。ただそれでも「サービスが良すぎる」と素直に思えるほど、使っていて心地よいホテルでした。
設備がキレイなこと、清掃がしっかりされていることはもちろん、親切なスタッフ、飲み食いし放題の飲食物。そして個人的にうれしかった空間広めのバスルームなど。まさに大満足。
館内設備としてコインランドリーなどは無かったため、旅行中の洗濯も考えている場合には自室で手洗いすることになります。思いつく限りで注意したい点はこれくらいでしょうか。
まわりの宿泊客、廊下を歩いていて部屋から聞こえる話し声などから、子供連れで泊まっている家族も多くいるように感じました。実際サービスの充実度を考えた場合にも、家族での旅行時にも安心して利用できるホテルだと思います。