外出する際、最低限持ち歩くものといえば「財布」「スマホ」そして「カギ」。
カギは普段から1本(家の鍵)を持ち歩くだけで、これまではキーホルダーをひとつ付けて使っていました。ただ飛行機に搭乗する際、保安検査場でポケットから取り出したカギを見てふと「あからさまに鍵だとわかるのもどうなんだろう?」なんて思う機会が。
そんなときに雑誌で見つけたのが20/80(トゥエンティーエイティー)の「PIG KEY CASE」でした。
素材は本革、しかも使い込むほどに味が出る栃木レザー社のヌメ革を使用。また少ないカギの収納にこそ向くであろうシンプルさ、何よりパッと見でキーケースだとは気づきにくいデザイン。気がついたときには注文受領のメールが届いていました(笑)
そんなわけで、この記事では20/80(Twenty Eighty。トゥエンティーエイティー)「PIG KEY CASE」を紹介。デザイン、実物を手にとってのファーストインプレッション(第一印象)を中心にレビューしていきます。
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今回購入した「PIG KEY CASE」はその名の通り「豚の形をしたキーケース」。購入は在庫あり(即出荷可)となっていた楽天市場内の店舗「半田カバン店」にて。価格は4,500円(+消費税)でした。
▼パッケージは黒地に金で「20/80」とデザイン
▼蓋を開けるとかわいらしいブタの形をしたキーケースが登場
購入時に選べたキーケースのカラーは「ブラック」「タン」の2色。どちらも“豚として自然な色”で迷ったものの、愛用中の革小物「クアトロガッツ ペケーニョ kara素(su)」と雰囲気が合いそう!という理由で「タン」を選ぶことに。
▼“ブタの貯金箱”のようにデフォルメされたデザイン。中央にブランド名の刻印あり
▼裏面の刻印は「スマートな男性、ユーモラスな男性に使われているブランド」という意味
外側に見えている2つの金具のうち、黒の金具はキーケースを閉じるためのスナップボタン。
▼ボタンを外すとケースが開き、カギが出し入れできる
金の金具は“キーフックの代わり”となるもの。回すと取り外せるネジになっており、ケースの間に挟んだカギの固定に用います。
▼片側がー(マイナス)ねじになっている
キーケースの全長はブタの鼻先~しっぽの先端までで約9cm。一軒家やアパートの玄関用としてよく見かけるタイプのカギであれば、収納時もカギがケースからはみ出す心配はありません。
▼カギはしっかり収納できる
購入時の商品説明には「鍵は4本ほど入ります。」と書かれていましたが、留め具(金色の金具)の長さ、また実物を触っての印象としては「できれば1本、多くても2本」がベストといったところ。
私のように「普段持ち歩くカギが少なく、逆に収納スペースは無駄に要らない」という考えてあれば、シンプルな設計はかなり気に入るはず。
またパッと見で「キーケース」とはすぐにわからないデザインはあらためて◯(まる)。素材がしっかりとした革なので、かわいらしいデザインを組み合わせてもチープさと無縁なところは早速気に入りました。
▼バッグからひとつくらい、こんなものが出てきてもよいと思う
見た目にも可愛らしさを感じますが、素材にエイジング(経年変化)が楽しめるヌメ革が使われていることも外せません。
さきほども触れた愛用中の革財布「クアトロガッツ ペケーニョ kara素(su)」がまさにヌメ革を使った製品で、1年使ってみて見た目が大きく変わっただけに、20/80のPIG KEY CASEがどう育っていくのかがとても楽しみです。
▼同じ栃木レザー社のヌメ革を使ったペケーニョ kara素(su)(写真右)
まとめ
購入から1週間ほど使っている20/80 PIG KEY CASE。
実物を手に取り確認する限り、当初キーケースに求めていた「カギが1~2本おさまるシンプルさ」「キーケースらしくないキーケース」という要件はバッチリ。
加えて育てる楽しさがあるヌメ革製品であること、見た目も愛玩できそうな可愛らしさがあること。正直勢いで買ってしまった感もあったものの、まずは実物を手にとってみてとても満足できています。
毎日持ち歩いて使いつつ、次回は数ヶ月~半年後をめやすに、エイジングの具合などを紹介していけるとよいですね。