2016年以降より定期的に訪れている台湾。直近では2017年9月・11月に訪問していますが、このときに利用した宿泊先(ホテル)が「Taipei M Hotel – Main Station」です。
これまで台湾に行く際は「新規発掘を心がけ、毎回泊まる場所を変える」というマイルールを設定。しかしこのルールを破り、初めてリピートすることにしたのがこのホテル。そう決断するくらい、価格と清潔感、立地のバランスに魅力を感じています。
というわけでこの記事では台北駅から徒歩8分の立地にあるホテル「Taipei M Hotel – Main Station(台北門精品旅店)」を紹介。利用者には子供をつれた家族も多く、幅広い人にオススメできるホテルです。
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記事の目次
アクセス:台北駅から徒歩8分
Taipei M Hotel – Main Station(以下、Taipei M Hotel)があるのは台北駅(台北車站)の南エリア。駅から徒歩8分ほどの立地です。
今回はLCCのPeachで仙台国際空港から台湾桃園国際空港へ。桃園MRTで台北駅まで行き、残りを徒歩で移動しました。
台北駅に到着したのは21時過ぎ(現地時間)。台北駅そばという立地もあり、移動中にはまだ人通りも多く見かけました。
台北駅からの移動ルート例
以下は実際に私が利用した、台北駅からTaipei M Hotelへの移動ルートです。
▼桃園MRTを降車後、台北地下街からM6出口で地上へ
▼M6から出ると正面に台北駅舎。これを左方向に進む
▼ひとつめの横断歩道を直進
▼ふたつめも横断し、左へ
▼次の横断歩道は直進
▼ふたつめの横断歩道を渡り、右へ
▼横断歩道を2つ渡る
▼正面上に現れる「TAIPEI M HOTEL(台北門精品旅店)」を目印に手前を左へ
▼夜間は看板に明かりが点灯。暗くて表示を見落とす心配もない
▼まっすぐ進むと左手に大きな建物。これがTaipei M Hotel
▼正面玄関の様子
▼パノラマで撮影したので歪みがあるが、実際は上にまっすぐビルが伸びている
▼日中はテラスでお酒を楽しむ人の姿も
▼正面玄関を入るとすぐチェックインカウンターが出現
ホテルに到着したのは21時10分ころ。受付にはスタッフが3名ほど座っていました。
チェックイン:会話は中国語or英語
そのまま受付でチェックインの手続き。
日本語は通じず、会話は中国語か英語で……といっても「チェックイン、プリーズ」と伝え、パスポートを提示すれば、その後の流れはスムーズでした。スタッフの方も対応はかなり丁寧で印象がよかったです。
宿泊した部屋は「ファッションダブルルーム」。トイレとシャワー完備の部屋で、無料朝食付き。宿泊代金は1泊あたりTWD1,700(約6,500円)前後。支払い方法は現金とクレジットカードから選べます。
日本と台湾の物価差、宿泊人数が1名であることを考えると一見「高い」と感じるかもしれませんが、のちほど紹介する館内の清潔さや施設内容、台北駅からのアクセスのよさを考えれば、結果的に十分満足できる金額でした。
また今回は1名で宿泊しましたが、同料金で最大で大人2名、子供1名までが泊まれます。仮に大人2名で利用すれば1名あたりの宿泊費用は半額のTWD850(約3,250円)。使い方によって、もっとおトクになっていきます。
宿泊代金の支払いが済むと、部屋の鍵(カードキー)と朝食券がもらえます。カードキーは1名で宿泊する場合でも2枚。朝食券も泊数✕2枚(3泊なら6枚)もらえました。
▼部屋の鍵(写真右)と朝食券(同左)
このとき部屋番号の説明とあわせて館内Wi-Fiの使い方も説明されるので、聞いておきましょう(といっても「どれを使えばよい」くらいの説明でしたが)。
なおカードキーは外出時も携帯したままでOKです。部屋の掃除もしてもらえます。
館内の様子:掃除も行き届き清潔
今回泊まったのは7階の部屋でした。廊下や室内には外の景色が覗ける窓はナシ。
▼7階のエレベーターホール
▼館内(7階廊下)の様子
▼利用した7階のフロア間取り図
部屋の内装は、過去に台湾で宿泊したいずれのホテルよりもキレイ、なおかつ広かったです。掃除も行き届いており、かなり気持ちよく利用できました。
▼入口側から撮影した部屋の内観
▼入口側に向かって撮影した部屋の内観
▼Wi-Fiだけでなく有線LANポートも。コンセント、機器充電用のUSB端子もあり
▼備え付けのクローゼット内。ハンガーと金庫
▼冷蔵庫内にはペットボトルの水が2本。毎日足してもらえる
▼部屋の奥には洗面台とトイレ
▼備え付けのアメニティも充実
▼トイレの奥にはシャワー室。3枚戸でしっかり閉まる
部屋内の電気設備は、壁に設置されたカードホルダーにルームキーを差し込むことで使えるように。空調は各部屋ごとに独立しており、運転モード(冷房/暖房/除湿など)も温度も、自由に設定できます。
窓がないので室内の明るさは照明頼み。薄暗いと感じることはあるかも。ただ滞在時間が寝泊まりするタイミングだけであれば、気になることはないレベルです。
無料朝食:ビュッフェで朝ルーローも可
朝食は毎朝7時00分~10時00分まで、ホテル10階にある食堂で食べられます。
エレベーターで10階にのぼると、エレベーターの扉外にホテルのスタッフが待機。チケットを手渡して入場します。
▼チケット持参を忘れずに
▼朝食会場の様子。なかなか混み合う
▼空いている席に自由に座ってOK
▼自分でよそった朝食例
食事はビュッフェ形式。用意されたお皿を手に、自分で好きなものを好きなだけ盛り付けられます。おかわりを利用している人の姿も珍しくなく、朝からガッツリ食べたい人にも向きますね。
印象的だったのは野菜を使った献立がかなり多かったこと。また一見「お肉?」と思っても、食べてみると豆腐だったことも。味付けは濃いめですが、食材はヘルシーです。
また魯肉飯(ルーローファン)は毎日常設されていました。お陰で毎日“朝ルーロー”を決めさせていただきました。
食べ終わった後は、食事会場の端に設置された下膳コンテナまで、使った食器やゴミを持っていきます。下膳担当のスタッフの方はかなりテキパキ働いており、自発的に使用済み食器を回収しに来るケースも珍しくありませんでした。
▼テーブルには「使用済み食器の片付けにご協力ください」の表示
共有設備:洗濯場・ジム・野外テラス有り
食堂のある10階には、11階へと続く階段があります。11階には共同施設として「バー」「コインランドリー」「トレーニングジム」「野外テラス」が。
▼階段で見かけた表示
11階の1フロア内に3つの施設がまとまっています。正直「めちゃくちゃ豪華」というレベルではありませんが、その代わりに(コインランドリーを除き)無料で利用可能。サービスとしては十分ありがたいですね。
▼ドリンクを自由に飲めるバーエリア
▼ルームランナーをはじめ機材が数種類並ぶトレーニングジムエリア
▼ランドリーエリアには洗濯機と乾燥機が数台ずつ
また屋外に出るとテラス席も。バーでドリンクをもらい、ここでくつろぎいながら楽しむのもよさそうです。
▼屋外テラスの様子
チェックアウト:鍵を返すだけでOK
チェックアウト時は1階の受付にて、部屋の鍵を返却。とくに問題なければ、ほかに手続き等はありません。
泊まってみての感想
「初めてリピートしたホテル」という事実からもわかるとおり、泊まってみて正直とても気に入るホテルでした。
1名で宿泊する場合に費用はそこそこかかりますが、滞在先としてストレスのない清潔さ、立地の良さ、部屋にシャワー・トイレ完備など、個人的に魅力を感じる部分が多かったです。
今後台北へ長期滞在する機会があれば、“安心して泊まれる宿”のひとつとして、また使ってみる可能性は高いでしょう。
他の利用者を見ていても、小さな子連れ、家族連れの方を多く見かけたので、家族旅行で安心して使える宿としてオススメです。