モバイルガジェットの海外通販サイトETOREN(イートレン)にて、2017年4月末から発売中となっていたSamsung Electronics(以下、Samsung)のフラグシップスマートフォン「Galaxy S8」および「Galaxy S8+」。
発売から約2ヶ月経過となるこのタイミングで、ETORENが両機種の価格設定を見直し。それぞれ発売開始当初と比べて、本体価格はUSD150.00以上も値下げされています。
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ETORENで価格の大きな値下げが行われたのはSamsung「Galaxy S8(型番:SM-G950FD)」および「Galaxy S8+(型番:SM-G955FD)」。いずれも自社製SoCのExynos 8895を搭載するデュアルSIMモデルで、ETOREN取扱品はシンガポール版です。
2017年6月23日(金)時点における各モデルの(輸入消費税分を含む)本体価格、および配送料や為替変換手数料などを加味した購入費用の概算見積額は以下のとおり。
モデル | 本体色 | 本体価格 | 購入費用 (概算) |
---|---|---|---|
Galaxy S8 (SM-G950FD)
|
|
約¥77,900 ($699.00) |
約¥81,200 |
Galaxy S8+ (SM-G955FD)
|
|
約¥89,000 ($799.00) |
約¥92,500 |
ETORENでの発売時において設定されていた価格は、Galaxy S8(型番:SM-G950FD)がUSD855.00、Galaxy S8+(型番:SM-G955FD)はUSD996.00。
そのためこの2ヶ月での値下げ額はGalaxy S8(型番:SM-G950FD)がUSD156.00に。またGalaxy S8+(型番:SM-G955FD)においては、さらに大きいUSD197.00となっています。
Galaxy S8/Galaxy S8+は2017年3月末に発表された、Samsung現行のフラグシップスマートフォン。
日本向けモデルも、Galaxy S8はNTTドコモ「Galaxy S8 SC-02J」およびau「Galaxy S8 SCV36」として、Galaxy S8はNTTドコモ「Galaxy S8+ SC-03J」およびau「Galaxy S8+ SCV35」として既に発売中です。
前作からの大きな変更点がフロントパネル下部の物理ナビゲーションキーを廃止して実現された「Infinity Display」と呼ばれるデザイン。
従来から採用されていたディスプレイ左右端の丸みは踏襲しつつ、今作ではディスプレイ上下もスリムベゼルに設計することで、フロントパネルにおける画面占有率が大幅に向上。大きなサイズの画面を、できる限り小さなサイズの本体に収めることに成功しています。
またオンスクリーンタイプのソフトウェアキーに変更されたホームキーも“画面の中に内蔵”された形で搭載。ナビゲーションキー非表示の際にも、ディスプレイ上のホームキーが仕込まれた部分を押し込むことで「ホームキーを押す」という操作が可能です。
このホームキーにはモーターによる振動で“擬似的にボタンを押した”と感じさせるフィードバックも組み込まれており、使い慣れれば、従来機との差もそこまで大きく感じずに端末が扱えます。
そのほか、Samsungシンガポール公式サイトの製品ページにて確認できる、Samsung Galaxy S8(型番:SM-G950FD)およびSamsung Galaxy S8+(型番:SM-G955FD)の主な仕様情報は次のとおり。
※赤字箇所はGalaxy S8/Galaxy S8+で仕様内容が異なる部分です。
サイズと重さ | |
---|---|
Galaxy S8 | 148.9 x 68.1 x 8.0 mm (155 g) |
Galaxy S8+ | 159.5 x 73.4 x 8.1 mm (173 g) |
ディスプレイ | |
Galaxy S8 | 5.8インチ WQHD+(2960 x 1440)Super AMOLED |
Galaxy S8+ | 6.2インチ WQHD+(2960 x 1440)Super AMOLED |
バッテリー | |
Galaxy S8 | 3,000 mAh |
Galaxy S8+ | 3,500 mAh |
システム | |
OS | Android 7.0 |
SoC | Samsung Exynos 8895 Octa-core 2.3GHz x 4 1.7GHz x 4 |
RAM | 4 GB |
ROM | 64 GB |
SDカード | 対応(最大256GBまで) ※SIMカードスロット2との排他設計 |
カメラ | |
メイン | 1,200 万画素 |
サブ | 800 万画素 |
SIMカード | |
種類 | Nano SIM |
スロット数 | 2 |
通信方式 | |
FDD-LTE |
Band 1 Band 2 Band 3 Band 4 Band 5 Band 7 Band 8 Band 12 Band 13 Band 17 Band 18 Band 19 Band 20 Band 25 Band 26 Band 28 Band 32 Band 66 |
TDD-LTE |
Band 38 Band 39 Band 40 Band 41 |
WCDMA |
Band 1 Band 2 Band 4 Band 5 Band 8 |
CDMA | – |
TD-SCDMA |
Band 34 Band 39 |
GSM |
850 MHz 900 MHz 1800 MHz 1900 MHz |
Wi-Fi | IEEE802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz/5GHz) MU-MIMO |
Bluetooth | Version 5.0 |
その他 | |
防塵防水 | IP68 |
シンガポールにおけるGalaxy S8シリーズの希望小売価格は、Galaxy S8(SM-G950FD)がSGD1,148(約92,100円)。Galaxy S8+(型番:SM-G955FD)がSGD1,298(約104,100円)に設定されています。ちなみにシンガポールで発売が始まったのも2017年4月、すなわち約2ヶ月前とまだ最近です。
ETORENでの設定価格をこれらと比べてみると、配送料や為替変換手数料を含めた購入費用ですら、両モデルとも海外現地の希望小売価格を10,000円前後も下回る内容に。
ETORENでは取り扱う全商品に対して12ヶ月の長期保証を無料で付帯。また万が一こういったアフターサポートのお世話になる場合も、商品発送先の住所が日本国内である(=通常の国内宅配便が使える)といった便利さを有します。
もともとGalaxy S8シリーズの海外モデルは対応する周波数の幅も広く、日本国内でも扱いやすい仕様に魅力を感じている方も多いはず。とくにこれまで値下げを待っていた方にとっては、あらためて購入を検討してみるよい機会となりそうです。
Source:ETOREN