日本向けの販売拠点を香港に置くモバイルガジェットの海外通販サイトEXPANSYS(エクスパンシス)にて、昨日から一部の本体カラーの予定本体価格が公開されていた、Samsung Electronics(以下、Samsung)のフラグシップスマートフォン「Galaxy S8」。
その後、残る4色の予定本体価格も公開されるとともに、取り扱う製品の型番も商品ページに追記されました。
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2017年4月22日(土)現在、EXPANSYSではSamsung Galaxy S8、全5色((Midnight Black/Arctic Gray/Orchid Gray/Coral Blue/Maple Gold)の予定本体価格を商品ページ上に公開。すべてのカラーで100,145円という共通の価格が設定されました。
またあわせて、商品ページ上には取扱い品の型番を示す「SM-G950FD」の文字も追記されています。
Galaxy S8/Galaxy S8+には搭載するプロセッサの異なる2つのモデルの存在が明らかになっており、ひとつは自社製のExynos 8895プロセッサ、もうひとつはQualcommのSnapdragon 835プラットフォームを採用します。
この“仕様が2つある”ことは旧作Galaxy S7 edgeと同様。ちなみにこのときアジアで流通していたDual SIM版を確認すると、型番が「SM-G935″FD”」のモノがExynosモデル、「SM-G935“0”」のモノがSnapdragonモデルとなっていました。
EXPANSYSの商品ページ上にはまだ、搭載するプロセッサについて詳細な情報は記載されていません。ただ仮にこれと同じですれば、EXPANSYSが現時点で取扱い予定とするGalaxy S8はExynos 8895搭載モデルと考えてよいのかも。
あるいはGalaxy S7同様、そもそもGalaxy S8(アジア向けのDual SIM版)にはExynos搭載モデルしか用意されていないという可能性も考えられそうですね。
ちなみにExynos 8895を搭載するGalaxy S8は先日台湾にて発表済みで、台湾では5月1日から発売開始となっています。
EXPANSYSには直近だとGalaxy Note7について、香港版以外(オクタコアモデル)を取り扱った実績もあることから、Galaxyシリーズの中でもとりわけ人気の高いフラグシップシリーズであることも踏まえれば、香港版が発売されるまでは台湾を含む他の国・地域向けの製品を取り扱う可能性も十分考えられます。
参考までに、Samsungの台湾向けニュースリリースにて確認できる、Galaxy S8(台湾版)の主な仕様情報はつぎのとおり。
サイズと重さ | |
---|---|
高さ | 148.9 mm |
横幅 | 68.1 mm |
厚さ | 8.0 mm |
重さ | 155 g |
システム | |
OS | Android 7.0 |
SoC | Samsung Exynos 8895 Octa-core 2.3GHz x 4 1.7GHz x 4 |
RAM | 4 GB |
ROM | 64 GB |
SDカード | 対応(最大256GBまで) |
バッテリー | 3,000 mAh |
ディスプレイ | |
サイズ | 5.8 インチ |
解像度 | WQHD+(2960 x 1440) |
種類 | Super AMOLED |
カメラ | |
メイン | 1,200 万画素 |
サブ | 800 万画素 |
SIMカード | |
種類 | Nano SIM |
スロット数 | 2 |
通信方式 | |
FDD-LTE |
2600 MHz 2100 MHz 1900 MHz 1800 MHZ 1700 MHz 850 MHz 900 MHz 800 MHz 700 MHz |
TDD-LTE |
2600 MHz 2500 MHz 2300 MHz 1900 MHz |
WCDMA |
850 MHz 900 MHz 1700 MHz 1900 MHz 2100 MHz |
CDMA | – |
TD-SCDMA |
1880 MHz 2010 MHz |
GSM |
850 MHz 900 MHz 1800 MHz 1900 MHz |
Wi-Fi | IEEE802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz/5GHz) MU-MIMO |
Bluetooth | Version 5.0 |
その他 | |
防塵防水 | IP68 |
対応する周波数情報にBand表記はありませんが、こちらは公式サイト内にビジネス向けとして台湾版の仕様が確認できるページを別途見つけることができました。そちらより確認できる詳細情報は次のとおり。
通信方式 | 対応周波数 |
---|---|
FDD-LTE | B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/25/26/28/32/66 |
TDD-LTE | B38/39/40/41 |
WCDMA | B1/2/4/5/8 |
TD-SCDMA | B34/39 |
対応する周波数は旧作Galaxy S7シリーズ同様の幅広さとなっており、個人輸入して使うことを想定しても扱いやすい内容ですね。
予定本体価格が設定されたということは、入荷する商品の情報がある程度わかってきたということだと思われます。個人的にも今特に関心の強い機種であるだけに、引き続き新しい情報があれば紹介していくこととします。
- Midnight Black:Samsung Galaxy S8 (Simフリー, 64GB, Midnight Black)
- Arctic Silver:Samsung Galaxy S8 (Simフリー, 64GB, Arctic Silver)
- Orchid Gray:Samsung Galaxy S8 (Simフリー, 64GB, Orchid Gray)
- Coral Blue:Samsung Galaxy S8 (Simフリー, 64GB, Coral Blue)
- Maple Gold:Samsung Galaxy S8 (64GB, Maple Gold)
Source:EXPANSYS