日本向けの販売拠点を香港に持つモバイルガジェットの海外通販サイトEXPANSYS(エクスパンシス)にて、「BlackBerry KEYone」購入の仮予約受付がはじまっています。
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EXPANSYSで新たに取扱いが始まったのはBlackBerry KEYone。商品ページ記載の仕様情報から、取扱い予定品は北米やラテンアメリカ、アジア太平洋エリアなどで流通する【Canada, LATAM, APAC, US V1】モデルであることがわかります。
なお2017年3月15日(水)時点において予定本体価格は未定です。
KEYoneは2017年2月に発表されたBlackBerryブランドのスマートフォン。同ブランドが取り扱うQWERTY配列キーボード搭載のAndroidデバイスとしては、PRIVに続く2機種目となります。
OSには出荷時点より現行最新のAndroid 7.1を搭載し、ここにSnapdragon 625プロセッサ、3GBの内蔵メモリ、32GBの内蔵ストレージという構成を有します。
解像度が1620×1080という変則的なディスプレイの下に備える物理キーボードにはタッチセンサーを内蔵。キーボード上をタッチ・スワイプすることでも操作が可能です。またスペースキー部分には指紋認証センサーも組み込まれています。
そのほか、BlackBerry公式サイトの製品ページで確認できる【Canada, LATAM, APAC, US V1版】の主な仕様情報は次のとおり。
サイズと重さ | |
---|---|
高さ | 149.3 mm |
横幅 | 72.5 mm |
厚さ | 9.4 mm |
重さ | 180 g |
システム | |
OS | Android 7.1 |
SoC | Qualcomm Snapdragon 625 2.0GHz Octa-Core |
RAM | 3 GB |
ROM | 32 GB |
SDカード | 対応(最大2TBまで) ※SIMカードスロット2との排他仕様 |
バッテリー | 3,505 mAh |
ディスプレイ | |
サイズ | 4.5 インチ |
解像度 | 1620 x 1080 |
種類 | IPS LCD |
カメラ | |
メイン | 1,200 万画素 |
サブ | 800 万画素 |
SIMカード | |
種類 | Nano SIM |
スロット数 | 2 |
通信方式 | |
FDD-LTE |
Band 1 Band 2 Band 3 Band 4 Band 5 Band 7 Band 8 Band 12 Band 13 Band 17 Band 19 Band 20 Band 28 Band 29 Band 30 |
TDD-LTE |
Band 38 Band 39 Band 40 Band 41 |
WCDMA | 不明(記載なし) |
CDMA | – |
TD-SCDMA | 不明(記載なし) |
GSM | 不明(記載なし) |
Wi-Fi | IEEE802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz/5GHz) |
Bluetooth | Version 4.2 |
その他 | |
防塵防水 | – |
KEYoneはイギリスのガジェットショップCloveでも、発表直後から購入の予約受付が始まっていました。
ただしCloveが取扱い予定とする商品は対応する周波数の異なる【EMEA版】。日本国内での利用を考えるのであれば、FDD-LTEのBand19、あるいはTDD-LTEのBand41をサポートするEXPANSYS取扱い予定品のほうが、より幅広い使い方が可能です。
ちなみにEXPANSYSの仮予約システムはキャンセルも含め無料で利用が可能。最終の購入判断は在庫入荷前に届くメールへの返信で行なうことになります(このタイミングまでじっくり考えることができます)。
利用するにあたってのデメリットがとくにない一方で、仮予約後に実際に購入に至った場合にUSD10.00相当の割引が適用されるなど特典も付いており、発売のタイミングで購入する可能性が少しでもある場合は忘れずに活用したいところ。
価格次第で即購入も考えたいのであれば、とりあえず仮予約を済ませておき、発売直前に通知される価格で最終判断をする流れが、賢い方法として個人的にはオススメです。
Source:EXPANSYS
追記:2017年5月11日
2017年5月11日(木)時点で再度商品ページを確認したところ、商品名の箇所に型番を示す文字【BB100-1】が追記されていることを確認しました。
BBB100-1は【Canada, LATAM, APAC, US V1】版を示す型番であり、取り扱う商品は当初紹介していたものと変わらず、ということでよさそうです。
なお同機種には他にBBB100-2の【EMEA】版、BBB100-3の【US V2】版が存在。BBB100-1も含め、それぞれが対応する通信方式と周波数は以下の通りとなっています。
モデル | 対応する通信方式・周波数 |
---|---|
Canada, LATAM, APAC, US V1 | FDD-LTE:B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/19/20/28/29/30 TDD-LTE:Band38/39/40/41 |
EMEA | FDD-LTE:B1/2/3/4/5/7/8/13/17/20/28 TDD-LTE:B38/40 |
US V2 | FDD-LTE:B1/2/3/4/5/7/12/13/20/25/26/28/29/30 TDD-LTE:B41 CDMA:BC0/1/10 |
日本国内で使う想定の場合、NTTドコモ系またはソフトバンク系の回線であれば【Canada, LATAM, APAC, US V1】版を、au系の回線であれば【US V2】版を選ぶのがもっとも相性良く使える組み合わせになっています。