3M しっかりつくクッションゴム CS-03

自宅でくつろぎながら使う機会の多いタブレット機。画面のサイズも7インチ~10インチ超えのものまで様々ですよね。

中でも大きさが9インチを超えたあたりから、机に置いたままで操作する機会も増えるのではないでしょうか。

ただ最近では、高性能なカメラを搭載することと引き換えに、カメラレンズ部が飛び出ているデザインのタブレットも。この場合、置いたまま操作をするとガタツキが生じて使いづらく感じる場合があります。

そこでオススメしたいのが、化学・電気素材メーカーのスリーエム(3M)が販売する「しっかりつくクッションゴム」

ガタツキ予防はもちろんのこと、滑り止めとしても機能するので、タブレットの置いたまま操作が驚くほど快適になりますよ。

SPONSORED LINK


参考:使用中のタブレットの状況

現在私が使っているタブレットは海外向けに販売されている Samsung Galaxy Tab A with S Pen

10.1インチの大画面に加え、独自の専用デジタイザースタイラス「Sペン」をサポート。手書きでのメモやイラスト描画も捗る、まさに置いたまま使いたいタブレットです。

この機種はメインカメラが有効画素数800万画素となっており、タブレットとしては標準~やや高画素といったレベル。ただ下の写真でわかるとおり、カメラ部分が大きく飛び出しています。

3M しっかりつくクッションゴム CS-03

そのためペンで手書き入力をしていると、ガタガタとタブレット本体が動いてしまうことも。せっかく魅力的な機能を備えるだけに、解決策を探っていました。

形状や高さが選べるクッションゴム

そんな折、タイミングよく存在を知ったのがスリーエムが販売する「しっかりつくクッションゴム」。400円(税込)前後と手ごろに購入できるアイテムです。

この商品はゴムの高さと形状が異なる、複数種類がラインナップされています。今回はガタツキ解消を最優先にしたこと、しっかり高さを設けたかったこと、の2点から「高さ5.1mm・丸型タイプ」を購入。

3M しっかりつくクッションゴム CS-03

3M しっかりつくクッションゴム CS-03

▼ パッケージ裏には用途例として「タブレットのすべり防止」と記載も

3M しっかりつくクッションゴム CS-03

パッケージから取り出したクッションゴムがこちら。透明のシート状にクッションゴムが16個、整列して貼り付けられています。

3M しっかりつくクッションゴム CS-03

横から見てもわかるとおり、ゴムはやや光沢を押さえたシンプルなデザイン。

3M しっかりつくクッションゴム CS-03

ゴム自体が強く主張することはなく、見た目の存在感は薄め。そのおかげで貼り付ける場所は選びにくくなっています。

タブレットにもしっかり貼れる

さっそくタブレットに貼り付けてみることに。

まずは貼り付ける位置の周辺を掃除。アルコールタオルで濡らし拭きした後、クリーニングペーパーで乾拭きするのがオススメです。

3M しっかりつくクッションゴム CS-03

クッションゴムは、接着面の端から剥がすと取り外しも容易。

3M しっかりつくクッションゴム CS-03

今回は手書き入力することも考え、手前から奥に向かって角度がつくよう、背面の上角2箇所に貼り付けました。

3M しっかりつくクッションゴム CS-03

高さを意識してクッションゴムの種類を選んだため、カメラ部分の飛び出しと比べても、かなり高さに余裕があることがわかります。

3M しっかりつくクッションゴム CS-03

3M しっかりつくクッションゴム CS-03

上側にだけ貼り付けるため、ゴムの接地面は丸い形状を選びましたが、この選択も大成功。この時点ではっきりと分かる、しっかりした安定感が感じられます。

3M しっかりつくクッションゴム CS-03

高さをあげることでデバイスの背面が直接接地しなくなるので、擦れキズを間接的に防ぐ目的での使用にも向いていますよ。

ガタツキ解消&使い勝手も大改善

早速ペンでの手書き入力を試してみましたが、ガタツキの解消具合は見事。ペン入力が圧倒的に使いやすくなりました。

3M しっかりつくクッションゴム CS-03

加えてゴムの高いグリップ性により、置いたまま操作をした際、タブレットが不意に動いてしまうことも無くなりました。

一方で、このタブレットではペンを側面(下)から収納できる設計のため、クッションゴムで意図的に角度を付けたことでペンが抜き差ししづらくなってしまうというマイナスなポイントも。

Samsung Galaxy Tab A with S Pen

このタブレットでの使いやすさをさらに追求するのであれば、下の2角にもゴムを貼ることは検討してみてよいのかもしれません。高さが低いクッションゴムをもう1種類用意して角度も残す、ということもひとつの方法ですね。

余談:きっかけはProject Connect

余談ですが、このクッションゴムの存在を知ったきっかけは、先日寄稿を行なった Project Connect の最新刊です。記事の提供後に他のライターさんが書いた記事の中で発見しました。

最新刊の Connect Vol.09 および Connect Vol.SP6 では、このクッションゴム以外にも便利なアイテムが紹介されています。

最新刊を頒布していたコミックマーケット91は昨年末に終了しましたが、現在は COMIC ZIN を通じて委託販売中なので、興味を抱いたらぜひチェックしてみてくださいね。

★ Connect! の委託販売ページはこちら
Project Connect 既刊一覧 – COMIC ZIN 通信販売

さいごに

スマホやタブレットでの起きながら操作を快適にしてくれる、スリーエムの「しっかりつくクッションゴム」。数百円で購入でき、今回の高さ上げ・すべり止め以外にも様々な使いみちが考えられる便利なアイテムです。

商品自体はAmazonや楽天市場などのオンラインストアはもちろんのこと、規模の大きい文房具店、ヨドバシカメラなどの家電量販店でも見つけられます。

手ごろな価格以上に効果が得られ、また発想と工夫次第では使い方も無限に出てくるはず。すでに利用場面が思い浮かぶなんて方も、ぜひ試してみてください。