Apple が今年9月に発売した同社スマートフォンの最新モデル iPhone 7/iPhone 7 Plus。発売日から少し時間はかかったものの、今回は iPhone 7 Plus(本体カラー:ブラック)のSIMフリー・128GBモデルを購入して使っています。
前作からの変更点としてデザイン(本体カラー)やいくつかの機能・仕様面が挙げられますが、まずこの記事では今回購入したモデルの選択理由、パッケージ同梱物や本体の外観デザインを整理しておきます。
なお実際に1ヶ月ほど使ってみた印象としては『地味ながらも便利になった』という感じです。
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記事の目次
iPhone 7 Plus を選んだ理由
この iPhone 7 Plus を含め、これまでiPhoneは6機種(iPhone 5 → iPhone 5c → iPhone 6 Plus → iPhone 6s → iPhone SE → iPhone 7 Plus)を使ってきました。
この中で今回選んだモデルの概要が次のとおり。
- 機種:iPhone 7 Plus
- モデル:A1785(日本モデル)
- キャリア:SIMフリー
- 本体カラー:ブラック
- ROM容量:128GB
サイズとバッテリーは大きい方がよい
大型サイズの iPhone 6 Plus を購入以降、サイズを一回りずつ小さくしながら機種変更してきた中で、私自身一番扱いやすいと感じたのがPlusモデルのサイズ。
もともと手のサイズが大きいこともあり、片手でもかろうじて操作が可能な5.5インチのディスプレイ。そして何よりバッテリーの保ちがよい点は機種変更を繰り返す中で改めて見えた大きな魅力でした。
また今作では iPhone 7 Plus のみデュアルカメラ仕様ということも大きなポイントに。
『扱いやすさ』『機能』を踏まえて、iPhone 7 と iPhone 7 Plus のいずれを選ぶかはほとんど迷うことがありませんでした。
新機能を試してみたい
現在は国内キャリア、Apple Store、そして海外通販サイトといった様々な場所から容易に購入ができるiPhone。これまではiPhone 5を除き、すべて国内向けのSIMフリーモデルを購入してきましたが、ここは今回も同様に。
まずカメラやスクリーンショットの撮影音はあまり気にならないことから、SuicaをはじめとするFelicaでの非接触決済機能を試すことができる国内モデルを選択。
またSIMロックを解除すれば以降はSIMフリーモデル同様に使うことができるiPhoneですが、普段から挿すSIMカードを変更することが多いので、素直にSIMフリーモデルを購入することにしました。
できる限り取扱いに気は遣いたくない
本体カラーは新色のブラックをチョイス。
周りを見ていてもやはり一番人気は独特の光沢感が特徴的なジェットブラックでしたが、できる限り小キズひとつ付けずきれいに使いたい!という神経質な正確もあり、少しでも気楽に扱うことができそうなブラックを選んでみました。
もともとこれまでもブラック+グレーのスペースグレイを好んで使ってきたので、よりシンプルにまとまったブラックは現在でも(個人的に)間違いない選択であったと感じています。
大容量ファイルも保存できるように
最後に内蔵ストレージ(ROM)容量ですが、こちらは真ん中に位置する128GBモデルに。
もともとは撮影した写真も端末内に溜め込むことがなく、動画の撮影もほとんどしないため、最小容量のモデルを選ぶ傾向にありました。
ただ最近では発表会やブロガーイベント中の音声メモとして録音機能を使用することも多く、こういったファイルをストレス無く記録していくためには64GBくらいの容量はほしい(というか32GBだと物足りなかった)と思い、これを最低限満たす128GBを選択。
実際に現時点では大部分が空き容量となっていますが、SDカードでの容量追加ができないiPhoneなので、これは今後少しずつ効果が感じられる……はず。
パッケージと同梱物をチェック
そんなわけで購入した iPhone 7 Plus(本体カラー:ブラック)。パッケージは変わらず白ベースで、ここに実際の端末がプリントされています。
写真ではほぼ伝えることができないものの、端末のプリント部はやや飛び出した立体感のあるデザイン。
蓋を開けるとマニュアル類、端末本体、EarPods(イヤホン)、充電器、Lightningケーブルといったものが順番に姿を現します。
バッケージに同梱されているもの一式がこちら。
同梱されているイヤホンは有線タイプ。
今作から3.5mmイヤホンジャックが廃止されているため、この裏面には3.5mmイヤホンプラグをLightningプラグに変換するアダプタも付属しています。
端末を購入することだけ決めていたので、同梱物は詳しく事前に確認せず。アダプタは同梱されていないと勘違いして、別売りのものをもうひとつ買ってしまいました(笑)
外観デザインを写真でチェック
これまでよく購入していたスペースグレイ同様、フロントパネルの色はブラック。ただし側面(フレーム)もブラックとなった今作では、正面から見た印象もより引き締まっって感じられます。
色が統一されたことで”塊感”が強くなりました。
ディスプレイ下に配置されたtouch ID内蔵のホームボタンは、今作より物理式から感圧式に。iPhoneを操作する上でもっとも多く触る部分であるだけに、押し心地の違いはとても気になっている部分です。
とりあえず見た目については、特に気になる変化はないかな、というところ。
側面。側面~背面もブラックで統一された点はシンプルかつ落ち着きがあり、やはりよいですね。
右側。
ブラックの本体カラーの場合、アンテナラインも同じ色味で統一されているので目立ちません。
SIMカードスロットは右側の側面に。
SIMカードトレイの根本をよくみると、防水仕様とするためのパッキンが取り付けられていることもわかります。
すっきりとした下面。
左側。
繰り返しになりますが、色味を統一したことで生まれたさらなるシンプルさはブラックカラーならではの魅力でしょう。
続いてリアパネル。背面はつや消し仕上げとなっています。指紋は目立ちませんが、掃除をせずに使うと、皮脂汚れは目立つ印象。
iPhone 7 Plus のみの特徴となる広角カメラ(左側)+望遠カメラ(右側)のダブルカメラ。
レンズ部分はリアパネルからやや多い目に飛び出している印象。ケースを付けて保護したくなります。
リンゴのマークだけは光沢のある鏡面仕上げ。
iPhoneの文字などはマット調にプリントされています。
直前まで使用していたのが4インチサイズのiPhone SEだったので、手に取った際に感じるサイズの違いは顕著。また特段「狭額縁設計」などとなっているわけでもないので、同クラスのディスプレイを搭載するAndroidスマホと比べてもサイズは大きい印象を覚えました。
統一された本体カラーはやはり魅力的。ただこれを眺めていたらジェットブラックも少しずつ気になってきましたね。
リアパネル株には今作から「総務省指定」の文字もプリント。好き嫌いの意見が分かれるところですが、これはこれで良いと思っている派です。仕様時はケースを装着しますし、仮にそうでなくとも使っていて頻繁に目に入る部分でもありませんので。
また総務省指定は認証情報の画面にも表示されています。
気になったポイントをピックアップ
最後にファーストインプレッションとして気になったポイントに2つ触れておきます。
ホームボタンは意外と慣れる
先にも書きましたが、今作での変更点・新機能の中でもっとも使い心地が気になっていたのが感圧式となったホームボタン。
Apple製品の感圧式ボタンについては、MacBook(12インチ)のトラックパッドをはじめて触った際に物理的に押し込めていると勘違いしてしまい、言われるまで気が付かなかったという感動の記憶が。
iPhone 7 Plus でも確かに電源オフの状態ではフィードバックが何もなし。
その後、電源をオンにして試してみたところ、はじめのうちは物理式とはやはり異なる感触を覚えました。
ただ設定画面内に用意された、ボタンを押すクリック感を調整できる項目を一番強いものに変更したところ、この違和感をかなり気にならないレベルに。
端末を何処かに置いた状態でボタンを押す、手に持ってボタンを押す、といった状態の違いで押し心地はまだ異なりますが、ホームボタンの操作感は設定と慣れで気にならなくなるものと感じました。
アンテナラインの仕上げ(カラー)がよい
また外観で改めてよいと感じたポイントはリアパネルとアンテナラインの同色化ですね。
ブラックの場合、アンテナラインはよく見ないと確認ができないレベルでリアパネルに同化しています。
アンテナラインもよほどo変に個性的に配置されていなければ気にならないのですが、逆に同じ色で塗りつぶすことでブラックの全体的な質感・印象は格段によく仕上がっていると感じます。
ローズゴールドやゴールドの本体カラーを見るまで、てっきり「今作からすべての本体カラーでアンテナラインは(リアパネルと同色に)塗りつぶされた」と勘違いしていたのですが、そうでないことに気が付き、比較することで改めてブラックの仕上げが気に入りました。
最後に
実際に1ヶ月使用してみて、当初(不安という意味で)気になっていた部分にはほぼ違和感を感じることがなくなりました。
加えてApple PayによりSuicaも利用できる点、そして防水仕様によって少しの雨なら打たれても大丈夫と雑に扱うことができるようになった点は個人的にもっともうれしいポイントですね。
こういった機能が「大きな革命をもたらした!」という印象こそ正直ありませんが、それでも「地味に。でも確実に便利になった」というのが現時点で抱いている感想です。
カメラなどは正直まだしっかりと試せていないので、また思うことがあれば、改めて触れていくことにします。