※記事末に追記あり
香港に販売拠点を持つモバイル関連製品の海外通販サイト1ShopMobile.comにて、LG Electronics(以下、LG)の最新スマートフォン LG V20 の取扱いが始まっています。
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2016年11月1日(火)より新たに取扱いが始まっているのは LG V20。型番はLG-H990DSとなっており、Dual SIMスロットを搭載するSIMフリーモデルです。
同日時点における本体価格はUSD599.00(約62,900円)。本体カラーは2色(Titan/Silver)が用意されています。
日本国内住所宛てへの配送料、輸入時に課せられる輸入消費税、クレジットカードでの代金決済時に発生する為替変換手数料などを加味した(個人輸入扱いとした場合における)購入費用の概算見積額は約70,100円ほどとなります。
LG V20 は2016年9月にLGが発表したハイエンドモデル。フロントパネルにはメインディスプレイとセカンドディスプレイ、2つの画面を搭載。またリアカメラも画素数と画角の異なる2機(1,600万画素/75度 および 800万画素/135度)を搭載する個性的な1台です。
ただし単なる色モノな機種ということでもなく、5.7インチ(解像度は2K)の有機ELディスプレイにSnapdragon 820プロセッサ、4GBのRAM、64GBのROMを当サイト基礎仕様面ではフラグシップモデルにも引けを取らない構成です。
また市販のスマートフォンとして世界初となる32bit Hi-Fi Quad DACも搭載。ノイズや音の歪みを50%低減し、従来よりもさらに鮮明な音質を実現している、とも謳われています。
1ShopMobile.comの商品ページに見つけられる「型番:LG-H990DS」は台湾で取り扱われるモデルのものと合致。1ShopMobile.comでは商品在庫を台湾から仕入れることも珍しくないため、現状取り扱う商品も台湾向けSIMフリーモデルであると予想できます。
1ShopMobile.comに直接問い合わせて確認したところ、2016年11月5日時点で取り扱う在庫分は台湾向けのSIMフリーモデルであるとのこと(※2016年11月5日追記)。
参考までに、LG公式サイトの台湾向け製品ページにて確認できる主な仕様情報は次のとおりです。
項目 | 詳細 |
---|---|
サイズ | 高さ:159.7 mm 横幅:78.1 mm 厚さ:7.6 mm |
重量 | 174 g |
OS | Android 7.0 (開発コード名:Nougat) |
SoC | Qualcomm Snapdragon 820 2.1GHz Quad-Core |
メモリ | RAM 4GB ROM 64GB |
バッテリー | 3,200 mAh |
ディスプレイ |
【メイン】 【セカンド】 |
カメラ |
【メイン】 【サブ】 |
通信方式 |
FDD-LTE:700/ 700a/ 700b/ 800/ 850/ 900/ 1700/ 1800/ 1900/ 2100/ 2600 Wi-fi:IEEE 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz) |
その他 | SIMカード:Nano SIM x 2 SDカード:対応(最大256GBまで) ※SIMカードスロット2とSDカードスロットは排他仕様 防塵防水:- |
対応する周波数の情報について、台湾向け製品ページにはBand表記がありません。こちらはあくまで”参考情報”となりますが、同社フラグシップ LG G5 の台湾向けモデル(型番:LG-H860)の対応周波数状況を元に”私自身で個人的に”Band表記になおしてみたのが以下の表です。
モデル | 通信方式 | 対応周波数 |
---|---|---|
LG-H990DS | FDD-LTE | B1(2100MHz) B2(1900MHz) B3(1800MHz) B4(1700MHz) B5(850MHz) B7(2600MHz) B8(900MHz) B12(700MHz) B17(700MHz) B20(800MHz) B28(700a/700b MHz) |
TDD-LTE | B38(2600MHz) B39(1900MHz) B40(2300MHz) B41(2500MHz) |
|
WCDMA | B1(2100MHz) B2(1900MHz) B3(1800MHz) B4(1700MHz) B5(850MHz) B8(900MHz) |
FDD-LTEのBand1/3/8/28、TDD-LTEのBand41、WCDMAのBand1/8に対応していると思われるので、日本国内においてもNTTドコモ系やソフトバンク系のSIMカードとセットでの使用であれば、十分実使用には耐えられそうな構成といえそうです。
なお台湾向けの製品ページには「Nano SIM (雙卡4+3)」の記載があるので、(1ShopMobile.comの取扱品が台湾向けモデルと仮定すれば)搭載されるDual SIMスロットは4G+3Gの同時待ち受けには対応していることがわかります。
LG V20 に関してはExpansysで香港向けモデルの購入仮予約が受付中。またETORENではシンガポール向けモデルの販売が一足先に始まっていました。
▶ ETORENがLG V20(シンガポール版)の販売を開始。購入費用は約81,500円でLG純正の特典付き
この2サイトでは販売するスマートフォン全商品に対して1年間の長期保証が付帯するなど金額以外でのサービス内容が異なるため、もちろん単純に比較はできません。
しかし、単純に入手費用の安さを優先するのであれば、1ShopMobile.comは相対的に割安な価格設定となっており、購入元としても検討してみるのはよさそうです。
Source:1ShopMobile.com
追記:2016年11月5日
現在取り扱う商品(型番:LG-H990DS)について、台湾向けのSIMフリーモデルであることが確認できました。