ETORENでASUS ZenFone 3 Deluxeの販売がスタート

香港とシンガポールに販売拠点を持つモバイルガジェットの通販サイトETOREN(イートレン)にて、ASUSTek Computer(以下、ASUS)製のハイエンドモデル ZenFone 3 Deluxe(5.7インチ)の販売が始まっています。

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2016年10月14日(金)より新たに販売開始が確認できているのは ASUS ZenFone 3 Deluxe(型番:ZS570KL)。5.7インチのディスプレイにRAM6GB/ROM64GBの構成で、本体カラーは1色(Glacier Silver)のみ。

直接問い合わせて確認したところ、現在取り扱う分は台湾向けのSIMフリーモデルとなっており、今後は香港向けあるいはシンガポール向けの商品に置き換わる可能性ありとのこと。

同日時点における価格設定は、輸入消費税分を含む販売価格がUSD699.00(約72,700円)。日本国内住所宛てへの配送料、クレジットカードでの代金決済時に発生する為替変換手数料などを加味した購入費用の概算見積額は約76,300円ほどとなります。

2016年5月末~6月初旬にかけて台湾で開催されたイベント COMPUTEX TAIPEI 2016 にて発表された ZenFone 3 Deluxe(5.7インチ)。

金属素材が多く用いら刷新が図られた外観デザインに、有機ELディスプレイを搭載。プロセッサはQualcomm社のハイエンドモバイルデバイス向けモデルとなるSnapdragon 820を採用し、ここに6GBの大容量RAMが組み合わせられています。

またこの機種の立ち位置はフラグシップ ZenFone 3シリーズにおける最上位機種となっており、有効画素数2,300万画素のメインカメラは3種類のAF技術(コンティニュアスAF、位相差AF、レーザーAF)を組み合わせたTriTech AF技術にも対応。高画素だけでなく、高速のピント合わせも提供します。

その他、ASUS公式サイトの台湾向け製品ページにて確認できる主な仕様情報は次のとおり。

項目 詳細
サイズ 高さ:156.4 mm
横幅:77.4 mm
厚さ:4.2-7.5 mm
重量 233 g
OS Android 6.0 with ASUS ZenUI
(開発コード名:Marshmallow)
SoC Snapdragon 820 2.15GHz Quad-Core
メモリ RAM 6GB
ROM 64GB
バッテリー 3,000 mAh
ディスプレイ 5.7インチ
FHD(1920 x 1080)
Super AMOLEDディスプレイ
カメラ メイン:2,300万画素
サブ:800万画素
通信方式

FDD-LTE:B1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/20/26/28/29/30
TDD-LTE:B38/39/40/41
(※B41は2545-2655MHzまでをサポート)
WCDMA:B1/2/5/6/8/19
TD-SCDMA:B34/39
CDMA:BC0

Wi-fi:IEEE 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)
Bluetooth:Ver.4.2

その他 SIMカード:Micro SIM x 1, Nano SIM x 1
SDカード:対応(最大2TBまで)
※SIMカードスロット2とSDカードスロットは排他仕様
防塵防水:非対応

ZenFone 3 Deluxe の対応周波数に関しては、台湾/日本/香港がひとつのくくりでまとめられており、現在ETORENが取り扱う台湾向けモデルもFDD-LTEのBand19(NTTドコモのプラチナバンド)、Band18/26(auのプラチナバンド)、WCDMAのBand6/19(NTTドコモのFOMAプラスエリア)、CDMAのBC0(auの3G通信方式)をサポート。

構成としてはNTTドコモ、au、ソフトバンクの3キャリア(およびこれらのMVNO)の回線にて、非常に幅広く仕様できる内容です。

ZenFone 3 Deluxe(5.7インチ)に関しては国内向けにROM256GBの最上位モデルの投入が発表済み。こちらは256GBのROMの他、日本の技適マークあり、auVoLTEをサポート、国内ASUSのサポート対象といった特典(ともいえる内容)が付属しますが、販売価格は96,984円(税込)と高価です。

一部の仕様・機能が絞られていることを理解の上し、それが使用に十分事足りる内容であれば、購入費用が20,000円近くも安価に抑えられるETORENの販売価格はかなり魅力的といえるでしょう。

なおETORENで取り扱うすべての商品に対して、独自に12ヶ月の保証を付帯。故障時などの発送先住所も国内となっており、一般的な国内宅配便などが使用可能です。

そういった意味では輸入モデルに適用されないASUSのサポートに変わるものとしても期待でき、この点はそこまで心配する必要はないかもしれません。

Source:ETOREN