※記事末に追記あり。
アメリカに本社を置くモバイル製品の海外通販サイト1ShopMobile.comにて、Google Pixel の購入予約受付が始まっています。
SPONSORED LINK
2016年10月6日（木）時点において取扱いが始まっている本体カラーは2色（Quite Black／ Very Silver）。それぞれROM32GBとROM128GBを搭載したモデルがラインナップされており、注文可能なモデルは全4種類となっています。
同日時点における各モデル（容量）ごとの本体価格、そして日本国内住所宛てへの配送料や輸入時に課せられる輸入消費税、クレジットカードでの代金決済時に発生する為替変換手数料などを加味した（個人輸入扱いとした場合における）購入費用の概算見積額はそれぞれ次のとおりです。
| モデル | 本体価格 | 購入費用 （概算） |
|---|---|---|
| 32GB | 約 ¥73,200 ($709.00) |
約 ¥81,000 |
| 128GB | 約 ¥83,500 ($809.00) |
約 ¥92,000 |
Pixel は2016年10月5日（水）に発表されたばかりの新機種。Googleが端末のデザイン設計からソフトウェア開発までを一貫して行なった同社のフラグシップモデルです。
他社製スマートフォンと比較した場合の最大の違いであり特徴となるのが、新型音声アシスタント機能「Googleアシスタント」を搭載した点。従来も「Google Now」にて音声での情報検索は可能でしたが、この新しく採用された機能は「ユーザー1人1人に合わせたGoogle」と謳われており、よりユーザーの状況に合わせた最適となる回答を返す（検索精度が高い）機能になっていると思われます。
OSはほぼ素のAndroidを採用。出荷時点では現行最新のAndroid 7.1（開発コード名：Nougat）バージョンを搭載します。またリファレンス機「Nexusシリーズ」同様、最新のOSやセキュリティアップデートがいち早く配信されます。
その他、GoogleがPixelシリーズ発表に併せて公開したMade by Googleの製品ページにて確認できる主な仕様情報は次のとおり。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| サイズ | 高さ：143.8 mm 横幅：69.5 mm 厚さ：7.3-8.5 mm |
| 重量 | 143 g |
| OS | Android 7.1 （開発コード名：Nougat） |
| SoC | Qualcomm Snapdragon 821 Quad-Core （2.15GHz Dual + 1.6GHz Dual） |
| メモリ | RAM 4GB（LPDDR4規格） ROM 32GB / 128GB |
| バッテリー | 2,770 mAh |
| ディスプレイ | 5インチ FHD（1920 x 1080） AMOLEDディスプレイ 441ppi |
| カメラ | メイン：1,230万画素 サブ：800万画素 |
| 通信方式 |
【北米向けモデル】 【グローバル向けモデル】 Wi-fi：IEEE 802.11 a/b/g/n/ac（2.4GHz／5GHz）, 2×2 MIMO |
| その他 | SIMカード：Nano SIM SDカード：非対応 防塵防水：非対応 |
Pixel には北米向けモデル、グローバル向けモデルの2種類が用意されていますが、1ShopMobile.comが取り扱う商品がどちらになるのか、同サイトの商品ページ上に詳細は書かれていません。
ただし1次版売国に含まれているのはアメリカ、イギリス、カナダ、ドイツ、オーストラリアの5カ国となっており、ここから考えると同社が本社を構えるアメリカ向け商品（北米モデル）を並行輸入して取り扱う可能性が考えられます。
対応周波数的には北米向けのモデルでも日本での仕様が可能ですが、より幅広く（3キャリアおよびそのMVNOで）使用しやすい構成となっているのはグローバル向けモデル。
Pixel に関しては日本での販売が未定となっていることから、いち早く入手するためには個人輸入などが必要となりそうですが、（仮に1ShopMobile.comの取扱商品が北米向けモデルとすれば）個人的にはグローバルモデルを取り扱う他の通販サイトなどを探してみるほうがよいようにも思います。
Source：1ShopMobile.com
追記：2016年10月6日
1ShopMobile.comに直接問い合わせ確認したところ、現在予約を受け付けている商品はアメリカ向けの製品（＝北米向けモデル）とのことでした。
購入を検討する際には、対応する周波数を改めてしっかり把握の上、注文することをオススメします。
