※記事末に追記あり

Samsung Galaxy Note7がシンガポール・台湾でリコール

先月よりグローバルで発売となっているSamsung Electronics(以後、Samsung)の最新ファブレット機 Galaxy Note7 について、本日、シンガポールおよび台湾などでのリコールをアナウンス。既販売分を無償で交換する流れになっています。

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Samsungが本日発表した内容によれば、同社がGalaxy Note7をグローバル向けに発売した2016年8月19日から2016年9月1日に至るまでの14日間において、合計35件もの燃焼事故が発生。

この状況を受け調査を実施した上で、Samsungでは同機種の販売一時停止を決定。加えて既販売分についても、問題点を解消した新品との無償交換を実施するとアナウンスしています。同社公式サイトのシンガポールおよび台湾向けページで発表されている詳細は以下のリンクより。

シンガポールについては「来週(9月4日の週)に具体的なリコール手続きの詳細をアナウンスし、数週間以内に対応を実施」としており、また台湾においても「9月中旬以降に詳細をアナウンス」としています。

なお当サイトで取扱・価格情報を紹介している通販サイトにおいても、既にシンガポール向けモデル、あるいは台湾向け製品を販売していたところがあります。具体的にはETOREN(イートレン)にてシンガポール向けのSIMフリーモデルが、1ShopMobile.comにて台湾向けのSIMフリーモデルが初期在庫として入荷していました。

この2サイトのうち、ETORENに関しては2016年9月2日(金)の23時30分時点においても商品ページ上では注文が可能。一方、1ShopMobile.comについては台湾向けモデルの取扱いが既に終了しており、現在取り扱い中の在庫は香港向けのSIMフリーモデルと思われる「型番:SM-N9300」へと変更されています。

なおこの2サイトで購入した商品のリコール対応(対応の有無、および対応有りの場合は手続き手順)は現在個別に問い合わせの上、確認中。こちらは詳細が確認出来次第、当サイトでも追って紹介できればと思います。

※ETORENの対応内容が確認できたので、情報を記事末に追記しています(2016年9月8日)

Galaxy Note7に関しては私自身もちょうど昨日台湾現地で購入し、本日持ち帰ってきたところ。その帰途にてリコールのアナウンスを確認しました。たまたま購入時の動作確認を済ませたのみでフィルム等は剥がしておらず、今後台湾へ渡航するまでは未使用のまま保管しておこうと思っています。

Samsung Galaxy Note7がシンガポール・台湾でリコール

ある程度名前の知られている通販サイトに関しては、リコール対象となっている商品をそのまま販売する可能性は非常に低いと考えられます。ただし必ずしも、すべての販売元がそうとは言い切れません。

そのため現在まだ注文をしておらず、これから購入しようと思っていた方は、今しばらく注文を待って様子見するほうが賢いといえるように思います。

なお本日ちょうど発売日を迎えている香港向けモデルに関しては、Samsung香港の公式Facebookページにて「問題がない」旨がアナウンスされています。そのため、現時点でなるべく早く”安全性で問題なく使える”Galaxy Note7が入手したいという場合は、Expansysあるいは1ShopMobile.comを利用するのがよい方法といえそうです。

なお参考までに、同日時点におけるそれぞれの通販サイトでの本体価格、購入費用の概算見積もり額は以下のとおりとなっています。

サイト名 本体価格 購入費用
(概算)
Expansys ¥97,900~ 約¥101,400~
1ShopMobile.com ¥89,600~
($869.00~)
約¥98,500~

Source:Samsung(Singapore/台湾

追記:2016年9月8日(木)

シンガポール向けのSIMフリーモデルを取り扱っていたETOREN(イートレン)に関して、今回のリコール対応に伴う商品交換の手順がアナウンスされています。

詳細は以下の記事より確認いただけます。