日本向けの販売拠点を香港に持つ海外通販サイトExpansys(エクスパンシス)では、2016年7月下旬より、高性能かつ安価な”コストパフォーマンスの高さ”を謳う中華系のスマートフォンを多く取り扱うようになりました。
そしてこのラインアップに含まれる機種のうち3機種が、今週末限定のセール品として割引価格で販売されています。
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Xiaomi Redmi 3S
今週末限定でセール対象品となっている1機種目はXiaomi Redmi 3S。今回割引されているのはROMサイズが16GBのモデルで、本体カラーはGoldのみとなります。
2016年8月13日(土)時点における週末限定セールでの本体価格は13,800円で、通常時の本体価格に1,010円の割引を適用。
上記本体価格に日本国内住所宛てへの配送料を加味した合計額が16,666円未満となることから、個人輸入扱いとすれば輸入消費税は免税扱いに。そのため、購入費用の概算見積もり額は約15,200円(本体価格+配送料)ほどとなります。
(購入費用の詳しい計算方法は以下を参照)
Redmi 3SはXiaomi(シャオミ)が2016年6月に発表したスマートフォン。金属製のボディに5インチ(解像度は1280×720のHD)IPS液晶ディスプレイを搭載。SoCはQualcomm Snapdragon 430(クアッドコア)を採用し、その他1,300万画素のメインカメラや指紋認証センサーを本体背面に搭載しています。
同機種はExpansysが販売拠点を置く香港ではまだ発売されていませんが、商品ページに記載されている仕様情報はXiaomiのグローバル向けサイトに設けられた製品ページの情報と一致。取り扱う商品はグローバル向けのSIMフリーモデルと考えられます。
主な仕様情報は次のとおりとなっています。
項目 | 詳細 |
---|---|
サイズ | 高さ:139.3 mm 横幅:69.6 mm 厚さ:8.5 mm |
重量 | 144 g |
OS | MIUI 7.3 (based on Android 6.0.1 Marshmallow) |
SoC | Qualcomm Snapdragon 430 Quad-Core (1.4GHz Dual + 1.1GHz Dual) |
メモリ | RAM 2GB ROM 16GB |
バッテリー | 4,100 mAh |
ディスプレイ | 5.0インチ HD(1280×720) IPS液晶ディスプレイ 294ppi |
カメラ | メイン:1,300万画素 サブ:500万画素 |
通信方式 |
FDD-LTE:B1/3/7 Wi-fi:IEEE 802.11 b/g/n(2.4GHz) |
その他 | SIMカード:Micro SIM x 1, Nano SIM x 1 SDカード:非対応 |
ミドルレンジクラスとしては非常に価格安い印象ですが、対応周波数を見るとFDD-LTEはBand1/3/7となっており、海外向け製品の多くでサポートされているBand8(ソフトバンクのプラチナバンド)には非対応。
それでもFDD-LTEのBand1/3、あるいはTDD-LTE41に対応するためNTTドコモやソフトバンクのSIMカードで使うことはできますが、ROM容量も16GBでSDカード非対応という点にもやや不安はあり、Xiaomi製品を安価に”試してみたい”といった方なら購入を検討してみてもよいかも、という内容です。
Xiaomi Redmi Note 3 Pro
今回の週末限定セール対象品、2機種目となるのは、同じくXiaomiの Redmi Note 3 Pro。ROMサイズは32GBで、本体カラーはSilverのモデルです。
2016年8月13日(土)時点における週末限定セールでの本体価格は21,700円で、通常次の本体価格から1,060円の割引が適用されています。
日本国内住所宛てへの配送料、輸入時に課せられる輸入消費税などを加味した(個人輸入扱いとした場合における)購入費用の概算見積もり額は約24,100円ほどです。
Redmi Note 3 ProはXiaomiが2016年1月に発表したRedmiシリーズのフラッグシップモデル。
金属製の筐体に5.5インチ(解像度は1920×1080のフルHD)IPS液晶ディスプレイを搭載。OSはAndroid 5.1.1(開発コード名:Lollipop)をベースとしたMIUI 7.0がプリインストールされています。また、SoCにはQualcomm Snapdragon 650(ヘキサコア)と採用し、指紋認証センサーやSDカードもサポート。
こちらもExpansysの商品ページに記載されている仕様情報はXiaomiグローバルサイトの製品ページにある内容と一致。取り扱う商品はグローバル向けのSIMフリーモデルと考えられます。
その他、Xiaomiグローバルサイトの製品ページで確認できる主な仕様情報は次のとおりです。
項目 | 詳細 |
---|---|
サイズ | 高さ:150.0 mm 横幅:76.0 mm 厚さ:8.7 mm |
重量 | 164 g |
OS | MIUI 7.0 (based on Android 5.1.1 Lollipop) |
SoC | Qualcomm Snapdragon 650 Hexa-Core (1.8GHz Dual + 1.4GHz Quad) |
メモリ | RAM 3GB ROM 32GB |
バッテリー | 4,000 mAh |
ディスプレイ | 5.5インチ フルHD(1920×1080) IPS液晶ディスプレイ 403ppi |
カメラ | メイン:1,600万画素 サブ:500万画素 |
通信方式 |
FDD-LTE:B1/2/3/4/5/7/8 Wi-fi:IEEE 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz) |
その他 | SIMカード:Micro SIM x 1, Nano SIM x 1 SDカード:対応(最大128GBまで) ※SIMカードスロット2とSDカードスロットは排他仕様 |
前述のXiaomi Redmi 3Sと比べれば対応周波数も僅かならが幅が広く、またスペックも普段使いに十分な内容といったところ。価格的にもかなり手頃なので、Xiaomi製品を”しっかり使ってみたい”といった方であれば、購入を検討してみるのはありかと思います。
OnePlus 3
今回の週末限定セールにおける最後の対象商品となるのはOnePlusの OnePlus 3。本体カラーはGraphite Greyです。
2016年8月13日(土)時点における週末限定セールでの本体価格は48,300円で、通常時の本体価格から1,500円の割引が適用されています。Expansysではスマートフォンの配送料が1,400円~となっており、おおよそ配送料分が無料といったところです。
日本国内住所宛てへの配送料、輸入時に課せられる輸入消費税などを加味した(個人輸入扱いとした場合における)購入費用の概算見積もり額は約52,000円ほどです。
OnePlus 3は2016年6月にリリースされたハイエンドモデル。同ブランドのコンセプトは”フラッグシップキラー”となっており、他社製のフラッグシップモデルを凌駕するスペックと価格の安さを両立させている点が最大の魅力です。
主な特徴のひとつとして挙げられるのがOSで、Android OSをベースに独自カスタムが加えたれたOxygen OSを採用。また金属製のボディには5.5インチの有機ELディスプレイ、Qualcomm Snapdragon 820プロセッサ、6GBのRAMなどを搭載します。
Expansysの商品ページにある対応周波数を確認すると、内容は中国向けモデルと合致。取り扱う商品は中国向けのSIMフリー製品であると考えられます。
その他、OnePlus公式サイトの香港向け製品ページにて確認できる主な仕様情報は次のとおりです。
項目 | 詳細 |
---|---|
サイズ | 高さ:152.7 mm 横幅:74.7 mm 厚さ:7.35 mm |
重量 | 158 g |
OS | OxygenOS based on Android 6.0 Marshmallow |
SoC | Qualcomm Snapdragon 820 Quad-Core (2.2GHz Dual + 1.6GHz Dual) |
メモリ | RAM 6GB(LPDDR4規格) ROM 64GB |
バッテリー | 3,000 mAh |
ディスプレイ | 5.5インチ フルHD(1920 x 1080) Optic AMOLEDディスプレイ 401ppi |
カメラ | メイン:1,600万画素 サブ:800万画素 |
通信方式 |
LTE Cat 6 【北米向けモデル】 【欧州・アジア向けモデル】 【中国向けモデル】 Wi-fi:IEEE 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz) |
その他 | SIMカード:Nano SIM x 2 SDカード:非対応 |
OnePlus 3に関しては、同じく中国向けのモデルを海外通販サイトETOREN(イートレン)でも取扱中。
同日時点におけるそちらでの価格設定は、輸入消費税分を含む販売価格がUSD505.00(約51,100円)、購入費用の概算見積もり額は約54,300円ほど。
もともとExpansysのほうが安く購入できる価格設定となっていますが、今回のセールにより、さらに安価に購入が可能となっています。
注意点:日本語ロケールやGoogleアプリの手動追加が必要な可能性も
Expansysの場合、サイトは販売国毎に用意しています。そのため取り扱っている商品はいずれも日本向けとして最低限使えるものとなっている可能性が高いといえる…….はず。
個人的にひとつ気になっていることは、今回セール対象となっているような中国系のメーカー製端末においては、日本語ロケールが入っていない(システム言語で日本語を指定できない)、あるいはGoogleアプリがプリインストールされていない(中国ではGoogle系のサービスがそもそも使えない)といったものが多く存在しているということ。
たとえば1番目に紹介したXiaomi Redmi 3Sに関しては、グローバル向けサイトにも「Google Playが入っていない純正のMIUIをインストール」といった記述が見られます。
今回は週末限定セール(8月15日(月)の午前10時まで開催)ということで、問い合わせを行なっても返信があるのが最悪セール終了後となる可能性も有ると思います。
日本語ロケールの追加方法は当サイトでも手順をまとめていますが、多少手間がかかることは事実。
もともとややマニアックな製品ではあり、そういった覚悟の上で購入をする方がほとんどかもしれませんが、こういった作業が発生する”可能性がある”ということは、少なくとも注文前に理解しておくべきでしょう。
なお2016年8月13日(土)の16時30分時点においては3商品いずれも在庫切れ(入荷待ち)となっていますが、入荷待ちの場合でも注文を済ませておけば、セール価格は適用してもらえるとのことです。
Source:Expansys