Expansysの商品ページにある対応周波数チェッカー

今年2月に商品ページの構成を一部変更し、SIMフリー商品の対応周波数を簡易チェックできる機能を追加していたExpansys(エクスパンシス)

その後、この機能から日本向けのチェック項目だけ使用できないように変更されていたのですが、これが再び使用可能になっています。

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現在Expansysで取り扱うSIMフリー仕様商品の商品ページでは、仕様表(スペック表)の下に利用地域を選択することで、その地域でサービスを展開する各回線事業者とその商品の対応周波数に関する相性が簡易でチェックできる機能が搭載されています。

ここに含まれるのは主にExpansysが商品の販売を行なっているエリアと思われ、当然ながら日本も選択可能(NTTドコモ/au/ソフトバンクの3キャリアの情報が表示される)となっていました。

しかしサービス開始から少し経過した時点で、日本国内向け(この3キャリアに関する)情報が表示されず、ツールとして正常に使用できない状態へと変更(?)されていました。

それが本日改めて確認してみたところ、再び日本国内向けの情報も表示されるように戻っており、ツールとして使用可能になっていることを確認。

下の写真は試しに Samsung Galxy S7 SM-G930FD の商品ページにて、対応周波数の相性をチェックしてみた様子です。

Expansysの商品ページにある対応周波数チェッカー

詳細に確認してみると、auのBand 41(WiMAX 2+と互換)およびソフトバンクのBand 3(ワイモバイル)およびBand 28はチェック対象外となっています。

またBand 28に関しては、NTTドコモとauでは対応周波数に含まれているものの、商品仕様側にBand 28A・BあるいはLower Duplexer・Upper Duplexerといった表記がされておらず。きちんと対応しているのかまでの判断はできません。

ただしそれらを除けば、他はきちんと機能している模様。現状で多くの方はNTTドコモやそのMVNOが提供するSIMカードにてSIMフリー端末を利用するケースがまだ多いと考えられるため、それなりに参考になる情報として利用できそうですね。

こういった対応周波数のチェック機能は、同じく販売拠点を香港に持つ海外通販サイトのETOREN(イートレン)でも用意がされています。

いずれも完璧とまではいえないものの、SIMフリー端末を購入する上で特に注意すべきポイント(かつ人によっては難しく感じてしまう情報)のひとつを少しでも分かりやすくする工夫が見られるのは、利用する立場にとって非常に魅力が感じられる素敵なことだと思います。

両者ではこの他にも日本語でのサポートや12ヶ月の長期保証(Expansysはスマホの場合)に対応。

またExpansysでは複数の代金支払い方法に対応、ETORENでも故障時等の国内拠点での修理対応、表示価格に輸入消費税を予め含めるといったユーザーにとって嬉しい要素や工夫があります。

初心者にとっても少しでも安心して利用できる要素がより多く用意されているこの2つのショップに関しては、現状で個人的により幅広く利用をオススメしやすいショップといえます。

Source:Expansys