LG Watch Urbane 2nd Edition

今月初旬にExpansysで販売が開始されたLTE通信対応のAndroid Wear搭載スマートウォッチ「LG Watch Urbane 2nd Edition」を購入。現在約10日ほど使用しています。

そして上の記事の文末でも触れたのですが、LG Watch Urbane 2nd Edition はSIMフリー製品と謳われているものの、APN情報を手動で設定できる画面が見当たらず。同梱されている取扱説明書にも記載はありませんでした。

ということで使いつつ、購入元のExpansys(エクスパンシス)宛てに「手動登録の方法問い合わせを行なっていたのですが、昨日その問い合わせに対する返信がありました。

先に結論だけ書いておくと、Expansys(やおそらくETORENも含めて)で取り扱われている香港向けのSIMフリーモデルにはAPN情報を手動設定する手段は用意されていない模様です。

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そもそも昨日Twitterでもつぶやいたのですが。

この少し前にExpansysより以下の返信がありました。

御問合せの件につきまして、LG Watch Urbane 2nd Editionは以下の手順でキャリアの選択が可能ですが、商品はAPNの手動設定機能がございません。
Cellular –>Advance –> Access Point Names

「APNの手動設定機能はない」とのことですので、一応物理的にSIMロックはかかっていないものの、半SIMロックくらいの、使用上の制約があります。購入を検討している方がいれば、この点は注意していただければと思います。

初期登録されているAPN情報は5つ

そうなると次に気になるのは「どこのMNOおよびMVNOのAPNが初期登録されているのか(=使えるのか)」ということでしょう。

こちらに関しては国内3キャリアのSIMカードを実際に挿し、表示されるものを確認してみました。

NTTドコモ

NTTドコモのSIMカードを挿した状態で表示されたAPN情報は5つ。

LG Watch Urbane 2nd Edition

LG Watch Urbane 2nd Edition

改めて表に整理してみると、この5件となっています。

APN情報 MNOおよびMVNO名
IIJmio(3G端末)
iijmio.jp
IIJ
OCNモバイルONE(3G)
3g-d-2.ocn.ne.jp
OCN
OCNモバイルONE(LTE)
lte-d.con.en.jp
OCN
b-mobile 4G カメレオンSIM
bmobile.ne.jp
日本通信
mopera U
mopera.net
NTTドコモ

既にパッケージの新規出荷が終了している b-mobile 4G カメレオンSIMを除くと、現時点で利用できるのは4つ。さらにせっかくLTE通信に対応している点も含めれば、よりフルに使用できるものは「OCNモバイルONE」および「mopera U」の2択となります。

ソフトバンク

続いてはソフトバンクのSIMカードを挿してみることに。表示されたAPN情報は1つ。

LG Watch Urbane 2nd Edition

「あまり記憶にないAPN情報だな」と思いつつ調べてみると、昔からお世話になっているでこい(@decoy284)さんのブログ「でこにく」が出てきました。どうやら旧イーモバイル時代にNexus 5などで利用されていたAPN情報の模様。

au

最後はauのSIMカードをチェック。このLG Watch Urbane 2nd Edition自体、auで利用できる周波数で対応しているのはFDD-LTEのBand1のみと非常に少なくなっています。

ということもあって、はじめからあまり期待はしていませんでしたが、結果は0件でした。

LG Watch Urbane 2nd Edition

ここまでの結果を改めて整理してみると、登録されている(=使用できる)APN情報は6つ。仮にこれからSIMカードを用意するとなれば、実質的には5つ(4社)となっています。

APN情報 MNOおよびMVNO名
IIJmio(3G端末)
iijmio.jp
IIJ
OCNモバイルONE(3G)
3g-d-2.ocn.ne.jp
OCN
OCNモバイルONE(LTE)
lte-d.con.en.jp
OCN
b-mobile 4G カメレオンSIM
bmobile.ne.jp
日本通信
mopera U
mopera.net
NTTドコモ
Application
plus.acs.jp
ワイモバイル
(※旧イーモバイル)

なお先ほど紹介したでこにくの記事にも記載がありますが、イーモバイル→ワイモバイルに変わったタイミングでAPN情報も一部内容が変更されています。

そのため実際にワイモバイルのSIMカードで現在も使用することができるのかは別途確認が必要かと思います。

参考:日常使用していてのデータ通信量

それともう1点。日常的に使ってみてどの程度データ通信量が発生するのか気になっていたので、その中間報告を。

主に通知の受信だけに設定し、かつ基本的にはスマホと接続した状態で使用するとした場合、約10日間で発生したデータ通信量は50MB以下となりました。

LG Watch Urbane 2nd Edition

ちなみにこの10日間の中には丸1日スマホと接続していなかった日も含まれますので、そう考えると通知の確認用途だけであれば安いMVNOを契約して使用するのでも十分耐えることができそうです。

それだけに、APN情報の手動設定ができないのは痛いのですが……。So-netの0SIMとか、かなり相性が良さそうですよね。

などと考えていると、そもそも通知を受けるためだけにLTE通信もいらないのでは、という本末転倒な感じもでてきますね(汗)

まとめ

購入から約10日間で確認できたことを一度書いてみましたが、とりあえず最も重要であるポイントは「APN情報の手動設定はできない」ということで間違いないでしょう。

私自身はOCNモバイルONEのプリペイドSIM(容量型)を挿して、3~4ヶ月おきくらいの頻度にチャージする形で使用するつもりです。プリペイドのチャージパッケージは2,000円程度で容量1GBが購入可能。チャージした残高は登録した月の3ヶ月後の月末まで使用可能となっており、500円/月くらいで使い続けられるかな、という算段です。

この LG Watch Urbane 2nd Edition が今後日本国内でも正式に発売されるのかはわかりませんが、仮にそうなるとすればAPN情報はより現在の状況に適したものへと変更されるはず。そういった可能性も考えれば、気になっている方も、今あえて急いで買わず、今後の展開をもう少し様子見してみてもよいかもしれませんね。

エクスパンシス