Zen Watch 2 WI501Q Expansys

香港に拠点を持つガジェットショップ Expansys で、ASUS ZenWatch 2(男性向けデザイン)のメタルバンドモデルが販売開始となっています。

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2016年2月24日時点における本体価格は28,980円。カラーは Gunmetal Black(メタルブラックの本体+メタルブラックの金属バンドの組み合わせ)で、付属品としてシリコン製の付替え用バンドが同梱されます。日本国内住所宛への配送料、輸入時に課せられる輸入消費税などを加味した(個人輸入扱いとした場合における)購入費用の概算見積もり額は約31,800円ほどです。

ASUS ZenWatch 2は昨年6月に台湾で開催されたCOMPUTEX TAIPEI 2015にて公開されていたスマートウォッチ。ASUSとしては2モデル目となるAndroid Wear搭載の製品です。

このモデルでは男性向けを意識したデザイン(1.63インチ)と女性の仕様も意識されたデザイン(1.45インチ)が存在しており、今回Expansysで販売が始まったのは前者。

ステンレス製の本体にはAMOLED(有機EL)ディスプレイを搭載し、またカバーガラスにはCorning社のGorilla Glass 3を採用。基本的な操作はディスプレイのタッチおよび本体右側に設けられたクラウン型のハードボタンにて行ないます。

なおExpansysで取り扱うモデルはおそらく香港向けモデルと予想されますが、ZenWatch 2自体はBluetoothでスマホと接続して使用する設計(SIMカードは挿せない)であり、物理的に日本国内で使えないといった心配はないでしょう。

加えてASUS香港、およびASUS Japanそれぞれの製品ページで確認しても、外装に直接技適マークがデザインされている様子はなく、おそらく両モデルは変わらない仕様となっているのではないか(ソフトウェア上で技適マーク表示が可能?)と予想されます。参考までに、ASUS香港の製品ページにて確認できる詳細な技術仕様は以下のとおり。

項目 詳細
サイズ 縦 49.6 mm ✕ 幅 40.7 x 厚さ 9.5 mm
OS Android Wear
CPU Qualcomm APQ 8026(Snapdragon 400 1.2GHz Quad-Core)
メモリ RAM 512MB / ROM 4GB
バッテリー 400 mAh
ディスプレイ 320×320(278ppi)AMOLEDディスプレイ
その他 Wi-fi 802.11 b/g、Bluetooth 4.1 、防塵防水(IP67)、バンド幅22mm

同モデルは現在日本国内であれば、ASUS直営のオンラインストア「ASUS ZenFone Shop」などで購入可能。しかしこちらでの販売価格は39,744円(税込)ほど。Expansysで現在購入した場合の概算費用と比べると8,000円近く高い価格設定となっています。

日本国内においては今後、Motorolaのmoto 360 2nd Gen.シリーズやmoto 360 Sport、またCasioからもCasio Smart Outdoor Watchなどの発売開始が控えていることが先日Googleからも発表されています。そう考えると今のタイミングで購入するかは判断が難しいところですが、ZenWatchシリーズに関しては他のAndroid Wearと比べても価格が安め。

今後長く使える(現時点においてしっかりとしたスペックを有している)もので、なおかつ安価に入手できるものからAndroid Wearデビューをしてみたい、なんて方にはオススメできる製品ではないか、と個人的には思います。

Source:Expansys