Nexus 6Pの一部モデルがExpansysに入荷。ただし購入費用は日本国内よりさらに割高に

今月中旬より Google Nexus 6P H1512 の仮注文受付を開始していたExpansys。本日一部モデルの在庫が入荷し、販売開始となっています。

2015年11月26日時点において在庫が入荷しているのはROM32GBモデルの2色（Graphite Grey／Aluminium Silver）。本体価格はいずれも74,410円となっています。なお日本への配送料は無料となっており、輸入時に課せられる輸入消費税（内国消費税、地方消費税）などを加味した（個人輸入扱いとした場合における）購入費用の概算見積もり額は約77,900円ほどです。

Google Nexus 6Pは9月末にGoogleが発表した同社Nexusシリーズの最新モデル。今回は5インチモデルのNexus 5Xおよび6インチモデルのNexus 6Pが同日に販売されていますが、このNexus 6Pはベーススペックもより高い上位モデルとなります。製造を担当するのは中国・Huawei（ファーウェイ）です。

NexusシリーズとなるためOSはもちろん現行最新のAndroid 6.0 Marshmallowを搭載。ディスプレイは5.7インチ（解像度は2560×1440のWQHD）のAMOLEDディスプレイ、プロセッサはQualcomm Snapdragon 810を採用し、RAM3GB（LPDDR4規格）となっています。

その他の特徴として赤外線レーザーによるオートフォーカスをサポートしたリアカメラ、800万画素のフロントカメラ、リアパネルに搭載された指紋認証センサー、外部流出力端子として採用されたUSB Type-Cコネクタなどが特徴といえます。

なおExpansysで取り扱う H1512 は日本国内向けのGoogleストアで販売されているものと技術仕様上は同じものとなっており、詳細は以下のとおり。

同モデル（ROM32GBモデル）は日本向けGoogleストアでは送料込み（無料）の74,800円で販売されており、かつ在庫状況も当日時点においては「1〜2営業日以内に出荷」となっています。在庫もあり、かつ価格も3,000円程度Googleストアのほうが安いことを考えれば、現時点でわざわざExpansysを利用して購入する必要はないといえそうです。

なおExpansysではROM64GBモデルの2カラー（Graphite Grey／Aluminium Silver）についても以前はまだ設定されていなかった予定本体価格が公開（79,165円）されており、近日中に発売予定と予想されます。こちらも同日時点における購入費用の概算見積もり額は（仮注文によるUSD10.00相当の割引クーポン分を加味しても）約81,500円となっており、国内向けの正規販売価格80,800円より僅かながら割高。ここからもう少し価格が下がらないかぎり、あえてExpansysで購入するメリットはないといえるでしょう。

また残る Frost White の32GBモデルおよびFrost White の64GBモデルはまだ予定本体価格が商品ページに記載されておらず、入荷時期もまだ少し先になると思われます。

Source：Expansys

追記：2015年11月26日

予定本体価格が公開されていた64GBモデル2色（Graphite Grey／Aluminium Silver）も販売が始まりました。本体価格はいずれも変わらず79,165円で（仮注文によるUSD10.00相当の割引クーポンがすでに適用されなくなったため）購入費用の概算見積もり額は約82,800円ほどです。

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