TCL Communication Japanより、同社ブランドALCATEL ONETOUCHのスマートフォン ALCATEL ONETOUCH IDOL3 をお借りしています。前回までは外観やファーストインプレッション、リアカメラの機能・性能などを紹介してきました。今回は特別にインストールしていただいているtechnicolor確認用のアプリを用いて、ALCATEL ONETOUCH IDOL3の画面の発色について少し詳しく見ていくことにします。
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ALCATEL ONETOUCH IDOL3にはフランス・パリに本社を置く映像技術の専門企業technicolor（テクニカラー）社のカラーエンハンス（色をより強調する技術）が内蔵されており、画面表示において全体のバランスを崩すことなく、一方でより明るく鮮やかに見せることが可能となっています。
今回はこのカラーエンハンスの確認用として特別に、中央の線を境として左半分がカラーエンハンス非適用、右半分（下端にtechnicolorのマークが入っているほう）にはカラーエンハンスが適用されて表示できる写真のプレビューアプリをインストールしていただいています。このアプリで写真を表示し、それをカメラで撮影することで色味の違いを見てみます。
まずは同じく用意していただいた写真（同じ写真を横に2つ並べたもの）を見てみるとこのような感じに。カラーエンハンスの施された画面右半分のほうがより発色が鮮やかになっていることが明確にわかります。
こちらも空の青色がやや明るくなっていることがわかります。
こちらは全体的に明るい雰囲気となっています。
この梅の花をとらえた写真は違いがよりはっきりとわかります。
続いて手元にあった写真を用いて引き続き確認。木々の緑色がより明るくなっていることが確認できます。
ここまで見ているとわかるかもしれませんが、晴れた空のように色が鮮やかなものほど、さらに明るさの強い発色になる印象があります。
一方この夕暮れの写真の海のように、暗いところは無理に明るい発色にはされない点を見ると、ただ単に写真全体の明るさを上げているというわけでもないことがわかります。
またこれだけ発色がよいと、太陽の下（屋外）で写真を見る際もかなり見やすい印象となります。
晴れた屋外で撮影した記録をより鮮やかに表示してくれるといった感じ。
一方もともと明るさの高い白い部分は変に色が潰れてしまうという心配もほぼ無さそう。
もともとかなり明るい写真には、逆にあまり色の強調は施されないようです。
ただ例えばうどんやきしめんのように、若干黄色みが含まれる白だと、その黄色の色成分が強調されてしまうことはある模様。
とはいえ基本的には料理の写真も美味しそうに表示してくれます。
カメラでの写真撮影はライトユーザーからヘビーユーザーまで問わず、幅広いスマホユーザーが高い頻度で使う機能です。そして撮影した写真データをきちんと確認できる・きれいに表示できるというのは非常に魅力的なように思います。
こういった表示の美しさはハイエンドモデルでは搭載されていることをよく見かけますが、ミッドレンジに位置するこのALCATEL ONETOUCH IDOL3でもこういった技術が搭載されていることは、この機種ならではの大きな魅力のひとつといえるのではないでしょうか。
