Huawei Honor 6 Plusのライトペインティングモード(シルキーウォーター)

楽天モバイルが取り扱うHuawei Honor 6 Plusには今月末よりAndroid 5.1.1 Lollipopへのソフトウェアアップデート配信が予定されています(現在はAndroid 4.4.4 Lollipop)。現在このアップデートにより新たに使えるようになる新機能を先行テスターとして一足先に体験中ですが、以前紹介した2+1つの撮影機能以外に、ライトペインティングモードのシルキーウォーターを試してみる機会があったので撮影例の写真を紹介しておきます。

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Android 5.1.1 Lollipopへのアップデート後に新しく使用できるようになるライトペインティングモードは簡単に説明するとカメラのシャッターを一定時間開放したままにすることで、動くものを点ではなく線(軌跡)で捉える機能。今回試したシルキーウォーターは水の流れを撮影する際に有効なモードです。

シャッターを開放する(=手持ち撮影ではブレて写真がきれいに仕上がらない)ということで、今回もHonor 6 Plusの他にゴリラポッドグリップタイトを容易。

Huawei Honor 6 Plusのライトペインティングモード(シルキーウォーター)

ここから、実際に撮影した写真を見ていきます。こちらは通常のカメラで撮影した噴水の様子。シャッタースピードが短いため、噴流する水が粒の状態で写真に収まっています。

Huawei Honor 6 Plusのライトペインティングモード(シルキーウォーター)

続いてこちらがライトペインティングモード(シルキーウォーター)で撮影した写真。当日風があり固定した端末がやや動いてしまったようで若干景色にブレが見られますが、噴流する水はきれいに軌跡となって記録できています。

Huawei Honor 6 Plusのライトペインティングモード(シルキーウォーター)

通常モードで撮影した写真(左)とライトペインティングモードのシルキーウォーターで撮影した写真(右)を半分ずつ合成してみました。比べてみるとより水の流れ(曲線)が感じられ、柔らかみのある写真に仕上がっています。

Huawei Honor 6 Plusのライトペインティングモード(シルキーウォーター)

シルキーウォーターで撮影する際も他の撮影機能同様、撮影開始と撮影終了のタイミングそれぞれで手動でシャッターボタンを押すことになります。上記の写真は5秒ほど固定して撮影した結果ですが、こういった水の流れを記録する際は数秒でも十分な動き(=軌跡)を記録することができ、カメラさえきちんと固定できればあまり時間をかけずに撮影を楽しむことが可能でした。

今回撮影した噴水はやや水量が少なかった印象もあるので、次回試すときは滝など、もう少しスケールの大きなものを被写体としてみるとより面白い写真が撮れるのではないか?と思います。

なおOSソフトウェアのアップデートは10月30日(金)より配信開始となっていますが、今回紹介したシルキーウォーターを含むライトペインティングモードなどの新機能を使用するには、別途11月16日(月)からHuaweiの公式サイトにて配布されるカメラ機能用のアップデートも適用する必要があります。

元々のダブルレンズによるボケ味の調整だけでもだいぶ楽しめるカメラではありますが、今回撮影したシルキーウォーターや以前紹介したその他の新たな撮影機能により、カメラでいっそう楽しめる端末となることは間違いないといえるでしょう。正式版のソフトウェアアップデートの配信を楽しみに待ちたいところです。