Huawei Watch 外観レビュー&ファーストインプレッション

Huawei初となるAndroid Wear搭載スマートウォッチ「Huawei Watch」を入手しました。早速開封の儀、外観レビューおよびファーストインプレッションをお届けします。

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技術仕様

最初にHuawei Watchの技術仕様を整理・確認しておきます。

項目 詳細
サイズ 直径 42 mm ✕ 厚さ 11.3 mm
OS Android Wear
CPU Qualcomm Snapdragon 400 1.2GHz
メモリ RAM 512MB / ROM 4GB
バッテリー 300 mAh
ディスプレイ 1.4インチ(400×400)286ppi AMOLEDディスプレイ
その他 Wi-fi、Bluetooth 4.1 BLE 、防塵防水(IP67)

Huawei Watchは今年3月にスペイン・バルセロナで開催されたMWC2015にて発表された、Huawei初となるAndroid Wear搭載のスマートウォッチ。発売時期の延期があり、今月初旬にドイツ・ベルリンで開催されたIFA2015にて改めて発表がされていました。

最大の特徴といえるのは通常の時計としても問題なく使えるデザインの良さで、本体カラーとバンドの種類も複数用意されていることでより個人の好みにあったモデルを選ぶことができます。またディスプレイは1.4インチで解像度が400×400と画素密度が高め、かつAMOLEDによって発色がよい点も特徴です。材質にサファイアクリスタルを用いていることで、傷への耐性も期待できると思われます。

アメリカでは9月17日より発売となっており、今回入手したものもアメリカAmazon.comで注文したものです。2015年9月19日時点においては日本への配送にも対応しており、今回私が購入したBlack-Plated Stainless Case+Stainless Steel Link Bracelet(ブラックの本体+リンクブレスレットバンド)は送料や輸入消費税など全て込みでUSD505.95(2015年9月19日時点で約61,900円)ほどでした。

開封&同梱物チェック

早速開封から始めていきます。パッケージの正面にはエンボス加工で「HUAWEI WATCH」とデザインされています。この外箱は布のような質感の紙が用いられています。

Huawei Watch 外観レビュー&ファーストインプレッション

外箱(フタ)を上へ外すと中にまた箱が入っています。

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この箱が上と下から挟まれている形でのパッケージングです。中の箱は(人工の)レザーのような質感。

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箱を開けてみたところ。開けるとすぐにHuawei Watch本体が出現。パッケージの内装も(人工の)革のような素材が用いられており、これまで触れてきた他のAndroid Wearのパッケージと比較してもかなり高級感があります。

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フタの裏には「Timeless design, Smart within(スマートでありつつ、飽きることのないデザイン 的な感じかと)」とデザインされています。

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Huawei Watch本体。Huawei製品はスマートフォンなどもパッケージデザインに高級感があることでおなじみですが、このHuawei Watchに関してはこれまで見てきたHuawei製品とはまたひと味違った高級さがあります。

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ちなみに時計が収まっている部分はこのように取り外すことが可能で…

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下にはマニュアル類などが入った箱。

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さらにその下には充電アダプター、充電用の専用パッドが入っています。

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同梱物を並べてみました。Huawei Watch、充電アダプター、専用充電パッド、説明書類といったところ。

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外観

Huawei Watchの外観を見ていきます。前述のとおり、今回購入したのは本体カラーがブラックのモデル。

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ブラックモデルはHuawei Watchの中でもActive系モデルとして位置づけられており、デザインの特徴としてディスプレイ周囲のリング部分に目盛りがついています。

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本体に配置されている物理的なボタンは右側面にあるボタンひとつのみ。このボタンも真横ではなく、やや上に位置をズラして配置されており、装着した状態で手首を曲げても邪魔になりにくいよう工夫されているといえるでしょう。

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背面。中央には心拍数モニターが配置されています。また右(写真でいう下)にある丸が4つ並んだ端子が充電端子です。

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バンド。純正品ということでもちろんながら、本体との色味・質感はバッチリ。バックル部分には「HUAWEI」の文字がデザインされています。

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バックルはダブル式のDバックル(バタフライバックル)。Apple Watchのリンクブレスレットで採用されているものと同じ、両開きの構造です。

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腕に装着してみたところ。思っていたよりゴツさもなく、以前使用していたSamsung Gear LiveLG Watch Urbane、あるいはSony Smart Watch 3と比べてもかなり時計として自然な見た目です。

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他の時計と並べて見たところ。右からCITIZEN ATTESA(一般的な腕時計)、ALCATEL ONETOUCH WATCH、Huawei Watch。ALCATEL ONETOUCH WATCHもスマートウォッチとしてはかなり小ぶり(シンプル)な方ですが、それと比べてもほぼ大きさが変わりません。また一般的な腕時計と比較しても前面のサイズはそこまで大きく変わらず、腕時計としても十分自然な印象。

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ただし厚さは11.3mmあり、一般的な時計と比べるとやや分厚さは感じられるかもしれません。

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ちなみにこちらは専用の充電パッド。マグネットが仕込まれており、Huawei Watch本体との固定は簡単に行うことが可能です。ケーブルの長さも1mあり、使い勝手としては十分そう。

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充電パッドに載せてみた様子。メタルバンド(本体とバンドの間に入れる形)なので安定しないかも、と少し心配したものの、特に問題なし。リンクブレスレットの場合は各関節が柔らかく(稼働域が広く)設計されており、装着のしやすさも特に文句なしといえそうです。

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電源を入れてみた様子。バンドの調整が終わっていないので垂れ下がっている点はさておき、まずはおなじみの画面。

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見た目的に相性が良さそうに感じたデザインをもう1枚。プリインストールされているウォッチフェイスデザインは40種類。もちろん追加でGoogle Playなどからダウンロードすることもできます。

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実際に触ってみて

実際に実機に触れてみて感じた印象として強いのが、よい意味で期待を裏切ってくれたデザインのよさ。一番初めに発表された際のデザインからは変更されているものの、それでも普通の時計として身に付ける前提においても十分満足できるシンプルさが感じられます。

また(純正バンドとはいえ)バンドと併せて見た際のデザインも違和感がなく、かなりよいです。個人的には「革バンドのモデルを購入して、付替え用に一般品のメタルバンドを探す」よりも「金属バンドのモデルを購入して、付替え用に一般品の革バンドを探す」ほうが探す際の選択肢が多いだろうと考えて金属バンドのモデルを選択しました。結果的にはそれで大正解ではないか、と思っています。

なお実際に中身の動作を確認してみても、同じCPU(Qualcomm Snapdragon 400)を搭載しているLG Watch Urbaneよりも若干動作が機敏が感じがあります。バッテリーの持ち具合など、実使用において気になる点はもう少し時間をかけて確認していく必要があるものの、個人的には現時点ではまず。かなり満足度の高い製品であるといえるでしょう。

最後に

注文してから実機に触れるまで、イメージ画像と実機が違うことを心配していたのですが、とりあえず実機もかなりカッコよいと思えるもので満足しています。Android Wear(および腕時計)としての使い勝手に関しては、また追って紹介していくことにします。

追記:2015年9月19日

Huawei Watch上で技適マークの表示が可能なことを確認しましたので、写真を追加で載せておきます。近く日本でも発売されるかもしれませんが、これで海外から輸入したものでも細かいことを気にせず、安心して使用することができますね。

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