ふたつの意味で使い込める！iPhone6Plus専用ケース「Wooden Case with Checker Emboss Brown」レビュー

ソフトバンクコマース＆サービス株式会社よりUUNIQUE LONDON（ユーユニークロンドン）製のiPhone 6 Plus専用ケース「Wooden Case with Checker Emboss iPhone 6 Plus Brown」を提供いただきましたのでレビューしていきます。

UUNIQUE LONDONとは？

UUNIQUE LONDONは英国・ロンドン生まれのブランド。本国ではVodafoneやDixons Carphone Travelといったモバイルショップをはじめ、HarrodsやDixsons Carphoneといったラグジュアリーショップでも製品が取り扱われています。UUNIQUE LONDONの製品は使いやすい機能性と人の目を引くデザインを意識して設計されており、価格はやや張るものの、贅沢な気分が味わえる製品となっています。

なお日本国内では、2013年12月よりソフトバンクBBが国内販売代理店となったことで流通がが始まっています。

開封＆外観

こちらが今回提供いただいた「Wooden Case with Checker Emboss iPhone 6 Plus Brown」。ケース本体のデザインがパッケージの外からでも確認できる仕様です。

ケース本体。市松模様の部分は本革素材、またフラップの端（手前側）にはくるみの木から作られたパーツが用いられています。

市松模様は革の編み込みではなく、市松模様になるように予め加工された革を2層重ねて再現されています。

木製パーツは端がきちんと丸く縁どりされており、手ざわりもよいです。また端には UUNIQUE LONDON のアイコンパーツが配置されています。

こちらは背面。

ちょうどリアカメラに重なる部分はきれいに開口が設けられています。ここも仕上げに雑さはなく、木製パーツを丁寧に加工していることがわかります。

背面の木製パーツには UUNIQUE の文字が刻印されています。

ケースを開いたところ。

iPhone 6 Plus本体を装着する側にはプラスチック系材質のフレーム。内側にはモノグラム柄がデザインされており、使っていて見えない部分にもこだわりが感じられます。

フリップ側にはカードが入れられるポケットも配置。

こちらも下に UUNIQUE のロゴが刻印されています。

また裏にも大きなポケットがついているので、このケースにiPhone 6 Plus、カード、紙幣をまとめることも可能。

iPhone 6 Plusを装着するフレームの裏面はレザー部分と半分程度しか固定されておらず。ここを折り曲げることでスタンドとして使うこともできるようになっています。

この背面はベロア生地のような起毛のあるものを採用。こちらも高級感はかなり感じられますが、一方でホコリ等の小さいゴミは多少つきやすい（また色的に目立ちやすい）かもしれません。

実際にiPhone 6 Plusに装着してみました。

周囲をぐるりと。こうして見てみると、フリップの裏側にカードケースを配置した分、やや左側が浮いているようには見えます。

フレーム部のくり抜きはとてもきれいに作られています。

フリップはやや大きめに作られているので、端末の側面も含めて、ケースとしての機能もきちんと期待できそうです。

革素材の部分は新品の状態でも適度な柔らかさがあり、折り畳む部分もかなりしっくりはまる印象。

フリップを開いたところ。装着している iPhone 6 Plus はスペースグレイモデルですが、この本体カラーとの相性はかなりよいといえるでしょう。

端末左側の音量ON／OFFをスイッチや音量キーの部分も操作にストレスを感じない具合繰り抜かれていますが、ケースのフレーム自体はしっかりした強さがあります。装着した時にガタつくこともなく、操作性と上手に両立が図られています。

リアカメラの開口部。実際に端末に装着してみると、縁の部分の加工もきれいであることがさらにはっきりと確認できます。

本革、くるみの木としっかりした素材を使用しているので、重量もそれなりにしっかりしている感はありますが、それが逆に手に重みとして残り、高級感を強めてくれるように思います。

前述のスタンド機能を使ってみたところ。

スタンドはフレーム（プラスチック）とフリップの裏面（本革）の摩擦によって角度をつける無段階式となっているので、その状況に応じて自分好みに角度を選ぶことが可能です。

Suicaと紙幣を入れてみました。こうすれば、これひとつ持ち歩くだけで外出もできそうです。

実際に数日使ってみて感じたこと

せっかくなので普段つけているケースと付け替えて、実際に数日使ってみました。ちなみに普段使っているのはApple純正のレザーケースです。

まず使っていく中で感じたのが本革と木製パーツの手ざわりのよさ。ちょっとした買い物などで近所に出かける際には、前述のとおりこのケースの中にカードと紙幣を入れ、手に持ってでかけていました。そういった時、気が付くとケース（特に木製パーツ）を指で撫でてしまうほど、触っていて気持ちがよいです。本革、木製パーツのいずれも使い込むことでどんどん味が出てくる素材であるだけに、大切に使えば使うほど自分の愛着が染み付いたケースになってくれそう、という点はかなり魅力的といえるでしょう。

また屋外で改めてケースを開いてみても、内側にも視覚的に分かる高級感が感じられ、使っていて（というか、持っていて）の満足感はかなり高いです。

一方少し気になった点も。このケースが、というよりも、こういった手帳型のケースに共通する項目ではあるのですが、内側のポケットにカード、紙幣…と入れてみるとフリップがきちんと閉じなくなってしまいます。

一応フリップの内側にものをいれてもディスプレイ自体は覆えるよう、下の写真のようにフリップ自体は大きめに作ってあるのですが、ものをしまった際に浮いてしまうという点は人によっては気になるかもしれない、と思いました。

iPhone 6 Plusはマグネットなども内蔵されていないので、そういったものでの固定はできません（もちろんマグネットを利用しての自動ディスプレイON／OFFも不可）。とてもむずかしいところですが、フリップを閉めて固定するためのストラップが付いていてもよかったのかな？というのは個人的に感じたところです。