Google Play Musicを愛用している私ですが、このサービスは現在日本ではまだ正式に提供がされていません。実際に日本から利用登録のページにアクセスしても、日本からのアクセスであることが分かるとアクセスが出来ないような設定になっています。
じゃあ日本からだと利用する手段がないのか?と思うと、日本以外のところからアクセスしている”ように見せかける”ことが出来れば、利用登録は行なえます。その手段として主だって上げられるのがプロキシの偽装。
私が以前Google Play Musicの利用登録をした際にはWindows PCにて作業を行なったのですが、今回新たに利用登録したいアカウントが出来たので、Mac OSから挑戦してみることに。その際に大活躍したのが「Tunnnel Bear」と呼ばれるVPSアプリです。
ということで前振りが長くなりましたが、今回はそのTunnnel Bearの利用方法及びこれを用いて実際にMac OSでGoogle Play Musicの利用登録をする手順についてまとめておくことにします。
記事の目次
SPONSORED LINK
Tunnel Bearとは?
「Tunnel Bear」は可愛らしいクマを愛でる育成ゲームです。
ごめんなさい、嘘です(›´ω`‹ )
「Tunnel Bear」は簡単にVPN接続が利用できるソフトです。Windows、Mac、Android、iOSと様々なOSで利用でき、アカウント情報(メールアドレスやパスワード)を登録するだけで500MBまでのデータ通信が無料で利用できます。そして何よりもクマが可愛・・・でなくて、使い方が非常に簡単です。また他のプロキシ偽装方法と比較して通信速度が速いという体感的なメリットもあります。
事前に準備しておくもの
「Tunnel Bear」を利用するにあたっての条件として気にするべきものは特にありません。しかし今回はGoogle Play Musicの利用登録をするところまでをゴールとしているため、そこまで考えると以下のものを事前に準備しておく必要があります。
- Google Walletにカード情報を登録したことのないGoogleアカウント
過去にGoogle Walletにカード情報を登録したことのあるアカウントだと、Google Play Musicに利用登録を行なうことが出来ません。もし手持ちのアカウントにこのようなものがない場合は、新しいGoogleアカウントを作成する必要があります。
Tunnel Bearをダウンロードする
ではまずはじめに「Tunnel Bear」の入手と設定について書いていきます。「Tunnnel Bear」のソフトは公式サイトからダウンロードします。
Macの場合はダウンロードファイルがzip形式で落ちてくるので、それを解答。解凍後のアイコンがまた・・・ねぇ。
起動すると「Tunnnel Bear」のアカウントを持っているか尋ねられます。今回は新規で作成するので上を選択して Next をクリック。
続いてアカウント情報を入力します。入力する必要のある情報は「名前」「メールアドレス」「パスワード」だけ。
ここからは使い方の説明です。これは後でもざっと書きますので、ここでは飛ばしてもらっても大丈夫です。ということで Next をクリック。
Next をクリック。
いきなりクマが怖いことになっていますが、Tunnel Bearはプライバシーをきちんと守ってくれる、という説明になっています。まあ、気にせず Next をクリック。
Start Tunneling をクリック。
「登録を完了するためのメールを、先ほど登録したメールアドレス宛てに送信しました」と出ますので、この画面を閉じずにメールボックスを確認します。
このような感じのメールが届いているはずなので、真ん中の Verify my account! をクリック。
このような画面になれば、登録は完了です。
Tunnel Bearの使い方
Mac OSでTunnel Bearを起動すると、画面右上にアイコンが表示されます。
クリックするとこんな感じで表示が。
基本的な使い方としては、右側のところで偽装したい国を指定して、左のスイッチをひねる(クリックする)だけ。
接続が完了すると、上のところが青色に変わるとともに「Connected」と表示されます。ちなみにその下の表示(◯◯MB)は無料で使えるデータ通信容量の残量です。
利用しない時はスイッチを再度クリックしてOFFに切り替えればOKです。
Google Play Musicに利用登録してみる
では早速「Tunnnel Bear」を利用して、Google Play Musicの利用登録を行なってみます。
接続元をアメリカに偽装してTunnel BearをONにし、Google Play Musicのページ(http://play.google.com/music/listen)へアクセスします。うまく偽装できていれば、このように利用登録画面が表示されます。ここで Agree and next をクリック。
次に利用するサービスの内容を選択します。Google Play Musicには有料プランと無料プランがありますが、今回は無料プランで登録しますので Use Standard をクリック。
Next をクリック。
無料プランを利用する場合でも、利用登録時にはクレジットカード情報を登録する必要があります。ということで Add card をクリック。
ここでクレジットカード情報を登録します。この時ロケーションは日本以外(アメリカが良いと思います)としておく必要があります。郵便番号もアメリカのものを適当に探してきて入力します。なおクレジットカードは日本で作ったものでも大丈夫です。
決済金額が$0(無料)になっていることを確認して Buy をクリック。
これでエラーがでなければ、利用登録は完了です。
最後に
ということで以上、Tunnnel Bearの使い方及びそれを用いてのGoogle Play Music利用登録手順でした。
以前Windows PCから利用登録を行なった際には、無料プロキシリストに記載されているIPアドレスを片っ端から手動で設定していたのですが、あの時の手間を考えるとTunnnel Bearはかなり便利ですね。あとクマが可愛い(まだ言ってる)。
ちなみにGoogle Play MusicをiPhoneで使用する場合には、アプリのインストールもちょっとゴニョゴニョしないと出来ません。その辺りの手順についても近いうちに整理して公開したいと思います。
Spigen
売り上げランキング : 54909
|