Fx0トークセッション

2015年2月23日(月)に東京で開催されたEngadget Japanese主催のFx0トークセッションに行ってきました。ということで当日見聞きした内容について。

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トークセッションの会場は東京都千代田区にあるアーツ千代田3331。ここに来るのは昨年10月5日のMozilla Open Web Day in Tokyo以来2回目です。建物は中学校の旧校舎を利用しており、外観は校舎そのもの。

Fx0トークセッション

Fx0についてあれこれ語るトークセッション

この日のトークセッションの参加者は(写真左から)Engadget編集者のブービンこと津田啓夢さん、KDDI商品企画部の上月勝博さん、ギーク寄り女子ことタレントの池澤あやかさん、デジモノ紹介ビデオブロガーとして有名なジェットダイスケさん、そしてMozilla japanの浅井智也さん。

Fx0トークセッション

Fx0の魅力を語るトークセッションということで、当然話題もFx0中心に。「デザイン的に目立つ端末にしたかったのでスケルトン仕様に」「透けている範囲が実に絶妙に計算されたデザインになっている」「(端末背面に透けて見える)アンテナは何パターンも試作して検討した」「ウェブだけで全部出来るOSが良いということで、なるべくウェブの上流で動いている、またウェブへシフトしている比率の高いOSを辿って行ったらそれがFirefox OSだった」といった、なぜ今回のFx0に至ったのかという経緯が語られていました。

話を聴いている中で特に記憶に残っているのが海外でのFirefox OSの現状。北米と日本はハイエンドモデルが主流になっている一方、必ずしもそうでない国もたくさんあるわけで、そういったところの中ではFirefox OSスマホの人気が高いところもあるのだそう。中でも特に、料金プランの主流が従量課金制である地域では、無駄な通信の発生等で余計なお金が掛からないよう、各アプリのバックグラウンド通信の制御を全て自分でコントロールできるFirefox OSスマホは人気がとのこと。

Web技術だけで実現できるスマホであるFirefox OSにはつくる自由があり、それを活用して、その土地の事情に合わせて上手にカスタマイズしているところでは特に人気が高い傾向にあるという話でした。

またFx0発表当初はしきりに「ギーク向け」という言葉が話題になったものの、これもKDDIの上月さんによれば「プログラマーやゴリゴリの開発者向け、という意味でなく、多少手間やお金がかかっても自分でやりたい人。あるいは人と少し違うものを持ちたい人」という捉え方が正しいそうです。

3D PRINT LAB.を駆使して作れるケースがなかなかスゴイ

KDDIが現在提供しているサービスのひとつである3D PRINT LAB.についても触れられていました。

Fx0トークセッション

予め用意されたベースデザインとスタンプを組み合わせることで簡単にデザインができること、数量1つからの生産でも価格が変わらず(税抜3,980円)送料無料といった点がポイントとして紹介されていました。特に3Dプリンターに関してある程度知識のある方からすると、この価格設定というのはかなりお値打ちなのだそう。

また3Dプリンターでのプリントを担当しているのがDMM.makeという会社で、この会社が3Dプリンターで取り扱えるデザインや材質の幅広さも話題に。なんでも陶器なんかも扱えるらしいのです。ケースとして機能してくれるのかは如何せん不安ですが(笑)さらには2台のスマホを1つにまとめられるケースなんかも面白いのでは?といった話も。こういった点については今後実用性などを検討して対応していければ、とのことでした。

ケースに関しては会場にもサンプルが展示されていました。シンプルに文字だけ入っているデザインのものから、文字のモノグラム柄のようになっている凝ったものまで様々。

Fx0トークセッション

またケースの外側だけでなく、内側にも文字なんかをデザインすることも可能だそうです。こっそりメッセージを入れて、何かの記念にプレゼントするなんて使い方もありですね。

Fx0トークセッション

あと特にスゴイと思ったのがこちらのケース。

Fx0トークセッション

ケースに巻き付いているオレンジ色のコードがヘッドフォンのケーブルなんですね。つまりケースにケーブルを巻き取るための突起をデザインできるというわけ。

Fx0トークセッション

横から見るとこんな感じ。

Fx0トークセッション

この突起もスタンプとして用意されているそうなので、だれでも簡単に作ることが出来るそうです。ただし高さは無制限ではないので、長いケーブルを巻き取ろうと思ったら、このケースのように突起を複数つける必要はあります。

今のところ3D PRINT LAB.にてケース作成出来る機種は、auから発売されている10機種。ただしそのうちには iPhone6やiPhone5/5S、iPhone4S、Xperia Z3、Xperia Z1と言った機種も含まれているので、他キャリアから発売されている同機種を使用している方はもちろん自分のスマホで使えるケースを作ることも可能です。

家に帰ってから実際に遊んでみたのですが、楽しかったです。ちょっとハマるとあっという間に時間が過ぎてしまい危険です。3D PRINT LAB.へのリンクを貼っておきますので、よければ併せて覗いてみてください。

3D PRINT LAB.|au

Firefox OSでご飯が炊ける INFOJAR

虚構新聞で取り上げられてから話題となったINFOJARも展示されていました。

Fx0トークセッション

正面にディスプレイがついていますが、これは見た目上取り付けただけの飾りだそうで(笑)実際には炊飯器の前面に取り付けられたOpen Web Boardでコントロールしているとのこと。

Fx0トークセッション

下の写真の赤線で囲った部分が炊飯器に後付けしたもので、この部分も3Dプリンターでプリントしたものが使われているそうです。写真を撮り忘れてしまいましたが、この展示中も実際に炊飯がされており、この後美味しそうな炊き込みご飯が出来上がっていました。

Fx0トークセッション

お楽しみの懇親会とじゃんけん大会

またトークセッション終了後は懇親会も。この日は参加費無料だったんですが、軽食にお酒(ビールやらワインやら色々とありました)まで振る舞われて、とても豪華でした。

Fx0トークセッション

そして最後には恒例(?)のじゃんけん大会。景品はEngadgetのTシャツと、EngadgetのブービンさんがTwitterで告知していたフォクすけのぬいぐるみ。

でここからは本来盛り上がるじゃんけんの様子を写真で撮影してブログに載せようと思っていたのですが、出来ませんでした。なぜかって・・・

私が勝ち残ってしまったから(›´ω`‹ ) 

Fx0トークセッション

今は我が家の机の上に鎮座してます。

最後に

Fx0に関する話はこれまでもインターネット上やラジオ、イベントなんかでも色々と聴いてきましたが、今回のトークセッションはその中でもかなり聴いていて楽しかったです。トークセッション参加者、そして聴きに来ていたお客さんたちから飛び出した質問が今まであまり意識したことないものだったのが一番の理由かと。

Fx0を入手するため発売日にau NAGOYAに並んだあの日は、東京と名古屋での温度差を感じていた訳ですが、これから少しずつでもFirefox OSが国内でも盛り上がっていくと良いなと思います。

トークセッションの中で「今後もFirefox OSスマホは定期的に出していくか?」という質問に対して「まだ何も決まっていないが、そう頻繁に出すようなものではないと考えている」とKDDIの上月さんが回答していましたが、ぜひ今後も継続しての開発を期待したいものです。