lifelink plusus

2013年11月頃にplususという非営利団体がが製作していたlifelink。注文していたことをすっかり忘れかけていたのですが、注文から1年3ヶ月という年月を経て昨日とうとう実物が手元に届きました。ということで簡単にレビューしてみます。どこかに常備(入れっぱなしに)しておくと、いざというときに役立ちそうですよ。


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lifelinkとは

lifelinkはplususというオーストラリアの非営利団体が取り扱う携帯性に優れたUSBケーブルです。財布やカードケース、キーケースといったものに収納することを想定に設計されており、非常に携帯性に優れている点が特徴です。

またこのlifelinkを購入することは寄付にもつながっており、購入時に寄付分の使用用途を「教育にを受けられない子どもたちのために」「避難所を必要としている家族のために」「綺麗な水が使えない村のために」といった3つから選択することが出来ます。便利なガジェットを購入して、その費用の一部を世界の困っている人たちのために使ってもらえる。気持ちが良いですね。

私が購入した際(事前申込み受付時)の価格は$19.00(送料$5.00込み)だったのですが、現在は$34.85(送料$4.90込み)での販売となっています。寄付分が含まれているため、他の似たような製品に比べると若干割高感はあるかもしれません。

外観

こちらが届いたlifelink。色はグレーとホワイトの2色から選択が可能で、私はグレーを選びました。

lifelink plusus

こちらがlifelink本体。端子はUSB-MicroUSBです。なおこの他にMicroUSB端子がLightning端子に置き換わったバージョンも同価格で取り扱われています。

lifelink plusus

このlifelinkの特徴としてはまず挙げられるのがその薄さ。USB端子もMicroUSB端子も無駄をとことん省き、必要最低限の厚さになっています。

lifelink plusus

普段使っている巻取り式のUSBケーブルと比較。こちらはMicroUSB端子側ですが、lifelinkの薄さが伝わると思います。

lifelink plusus

USB端子側も。端子部分だけでも厚さが2分の1程度。さらに通常のUSBケーブルの取っ手部分と比較するとその厚さは3分の1程度にもなります。とにかく薄い。

lifelink plusus

本体にはパスルのピースのように凹凸がついており、それを外すと簡単に展開することが可能です。

lifelink plusus

ケーブルの部分はコイル状の針金で覆われており、ここを引っ掛けてキーホルダーなどで吊った際にもケーブルが傷みにくいように工夫がされています。

lifelink plusus

本体は柔軟性のあるプラ系の材質で出来ています。「plusus」と「lifelink」の文字がくり抜かれており、その中を通るケーブルが見えるデザインに。

lifelink plusus

本体の材質はとてもしっかりしていますが、柔軟性も素晴らしく、このように手で曲げることも可能です(形状の記憶性はありません)。

lifelink plusus

端子部をアップで。

lifelink plusus

裏面も。見て分かる通りUSB側の端子は片面にしかありませんので、Lightning端子やUSB Type-Cのように挿す向きを気にせず使えるわけではありません。ここは少し惜しい点かと。

lifelink plusus

実際にlifelinkを使ってパソコンとスマホを接続してみたところ。lifelink本体に柔軟性があるとは言っても、通常のUSBケーブルに比べると劣るのは事実。なので挿すときは少し窮屈さも感じます。また写真のようにパソコン側(USB)とスマホ側(MicroUSB)の端子の向き(あるいはスマホ側の端子位置)によっては接続したままスマホを操作するのは少し難しい場合も。

lifelink plusus

USB端子は逆向きでも挿せるのですが、前述のとおり端子が片面にしか配置されていないため、認識はしてくれません。ということで一緒に使う端末は少し選ぶ必要があるかもしれませんね。

lifelink plusus

携帯性

想定されている使い方も試してみることに。まずはキーケースに入れてました。一般的な鍵より長さは若干ありますが、問題なく収まるサイズで嵩張ることもありません。

lifelink plusus

財布のカードポケットにも問題なく収まります。liflelinkの厚さはクレジットカード約2枚分となっており、ポケットに入れても厚さ的な違和感はほとんどありません。

lifelink plusus

もちろんカードポケット以外に入れても場所は取りません。私はここに入れて携帯することにします。

lifelink plusus

最後に

以上、lifelinkについてのレビューでした。

正直、取り回しの良さで考えると巻取り式のUSBケーブルのほうが便利とは思います。なので使い方としては財布やキーケースに常備しておき、USBケーブルを持ち歩くのを忘れた場合の保険として考えるのが良いのではないでしょうか。

なお普段持ち歩いているのがiPhoneだけの場合はLightning端子版を購入すれば良いと思いますが、そうでない場合はMicroUSB端子をLightning端子に変換できるコネクタも併せて忍ばせておくとより柔軟に対応することができますね。

lifelink plusus

また常備先がキーケースと決まっている場合には、liflelinkとは別ものになりますが、キーケースへの収納に特化した製品もありますので、こちらを選んでみても良いかもしれません。

もはや外出時の必須携帯品となっているスマートフォン。財布やキーケースなど外出時に必ず持ち歩くものにケーブルも常備しておくといざというときに活躍してくれることでしょう。