Spigen スリムアーマー

Spigen JapanよりNexus6用のハイブリッドケース「スリムアーマー」をレビュー用に頂いたので、使ってみて感じたことをレビューします。Spigenならではのデザイン性、ハイブリッドケースの機能性はもちろんのこと、キックスタンド付いたことでNexus6の大画面とフロントデュアルスピーカーをより活かせる製品になっています。

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Spigenのハイブリッドケースという安心感プラスα

今回ご提供いただいたのはNexus6用のハイブリッドケース「スリムアーマー」で、カラーはシマリー・ホワイトです。カラーバリエーションは全3色となっており、この他にサテン・シルバー、メタル・スレートといったものがあります。

Spigen スリムアーマー

背面のカメラ部分とMマーク(Motorolaのロゴマーク)の箇所は丸く切り抜かれており、カメラ部分の穴については黒で縁取りがされています。

Spigen スリムアーマー

Mマーク用の穴は色付きの縁取りではありませんが、非常に綺麗に切り抜かれています。

Spigen スリムアーマー

またこのスリムアーマーが一般的なハイブリッドケースと異なるのは、キックスタンド(動画視聴等の際に端末を立てることが出来るスタンド)が搭載されていること。Spigenのロゴマークはここに入っています。

Spigen スリムアーマー

キックスタンドは起こすとこのようになります。

Spigen スリムアーマー

こちらはケースの内側。

Spigen スリムアーマー

Spigen製の大体のハイブリッドケースは外側(ハードケース)と内側(ソフトケース)をこのように分離することが可能です。

Spigen スリムアーマー

内側のソフトケースはTPU素材になっています。またこの内側にデザインされている網状のパターンにも衝撃吸収力を強化する機能があります。

Spigen スリムアーマー

Nexus6の右側面には電源ボタンとボリュームボタンが配置されていますが、スリムアーマーではボタンも全てTPUケースが上から被さるデザインになっています。一見ボタンが押しづらそうに見えますが、実際に使ってみるとむしろ逆でボタンの押し易さが向上します。

Spigen スリムアーマー

左側面はボタンなどが特に配置されていなため、ハードケースで全面が覆われるデザインとなっています。

Spigen スリムアーマー

端末の上下部分はソフトケースのみで覆われています。なおNexus6の上側にあるイヤフォンジャック部分は少し余裕を持って切り抜かれています。

Spigen スリムアーマー

同様に、下側にあるUSB端子用の穴も余裕を持って切り抜かれています。少しゴツめのUSBケーブルでも心配なく使えそうです。

Spigen スリムアーマー

装着してみる

実際にNexus6に装着してみます。まずは内側のソフトケースを装着します。見た目は別にして、これだけでもそれなりに保護性は高そうです。

Spigen スリムアーマー

続いてソフトケースの上からハードケースを装着します。

Spigen スリムアーマー

カメラ用の穴、Mマーク用の穴はそれぞれピタリと位置が合います。

Spigen スリムアーマー

私のNexus6のカラーはダークブルー、スリムアーマーのソフトケースのカラーはブラックですので色味は異なります。ですが、装着してみた感じでは色味の違いよく見ない限りほとんど感じませんでした。

Spigen スリムアーマー

ダークブルーのカラーが露出している箇所が僅かしかないためでしょう。

Spigen スリムアーマー

上側のイヤフォンジャック部分はこのような感じ。

Spigen スリムアーマー

下側のUSB端子部分はこのような感じ。

Spigen スリムアーマー

キックスタンドの使い勝手

キックスタンドを使って端末を立ててみました。

Spigen スリムアーマー

後ろから見るとこのような感じになっています。

Spigen スリムアーマー

端末の重さをキックスタンド(の端1点)で支えているため、無理な力を加えると壊れてしまうとは思います。が普通に立てかける分には何ら問題ありませんね。

Spigen スリムアーマー

気になった(今後の改善を期待したい)点

実際に使っていて気になった点もあったので、今後の改善を期待する意味でも併せて触れておきます。

置いての使用には向いていない

ひとつめはスリムアーマーを装着した状態では、端末を置いての操作には向いていないということ。

Spigen スリムアーマー

ケースの背面が綺麗なカーブを描いたデザインになっていることが災いして、置いた状態(手での支えなし)で端末に触れると端末がクルクルと動いてしまいます。

上の動画は少しやり過ぎではありますが、このあたりはこっそり接地面の一部だけ平になっているなど、もう少し動かないような工夫があればもっと良かったと思います。まあ動いたところで端末本体が傷つくことはないのですが。

キックスタンドがやや外れ易い

ふたつめはキックスタンドが(良くも悪くも)簡単に外れる構造になっているということ。キックスタンド自体はソフトケースとハードケースの間に簡素に挟み込まれているだけなので、例えばケース装着時にソフトケースとハードケースを分離した際にポロッと落ちてしまうことも。

Spigen スリムアーマー

またスタンドは見た目から金属製と勘違いしてしまいそうですが、プラスチック製です。多分落としても音がならないと思うので、もしかしたら気が付かないうちに外れてそのまま紛失、なんてパターンも十分起こりえそうです。

Spigen スリムアーマー

むしろ立てかけた状態で無理な力がかかった際、スタンドが壊れる前に外れるといった計算された構造になっているのかもしれませんが、必ずしも強固に固定する必要はないかもしれません。が、強度と紛失時の両方を考えるとスタンドの部品だけでも金属だと使っていての安心感がより増すように感じました。

スリムアーマーとウルトラハイブリッドケース。選ぶならズバリどっち?

私は元々Nexus6には同じSpigenのウルトラ・ハイブリッドケースを装着して使っています。下の写真の左側がウルトラ・ハイブリッドケースですね。

Spigen スリムアーマー

この2つを比較すると、保護性に関してはスリムアーマーのほうが段違いに期待ができると思います。ただし一方でNexus6の外観がMマークを除きスッポリと覆われてしまう点、そして保護性が高い分ケースの厚みもある(=ただでさえ大きいサイズのNexus6がさらに大きくなる)という点をどう考えるかがポイントになるかと。ウルトラ・ハイブリッドケースの方はNexus6の外観がそのまま見える一方で端末とケースの間に入ったホコリが目立つ、そして指紋や油汚れもスリムアーマーに比べると目立つといった点がデメリットとして挙げられます。

以上を踏まえた個人的な見解としては、ゴミ・汚れよりも、Nexus6をそのままに近い外観で使いたい場合はウルトラ・ハイブリッドケース、一方でキズ、ゴミ、汚れなど細かいことを気にせずガシガシ使いたい場合はスリムアーマーを選ぶと幸せになれるかな、と言う感じですね。

なお色の選び方については、ウルトラ・ハイブリッドケースは端末に近い色を、スリムアーマーについては端末と違う色を選ぶのが個人的にはお勧めです。上でも書いたとおり、ウルトラ・ハイブリッドケースはNexus6の外観をなるべくそのまま維持したい方におすすめなので、色味も自然に馴染むものが良いと思います。一方でスリムアーマーのほうは外観をスッポリと覆ってしまう分、端末とは違う色を選んでおくと気分転換にもなると思います。

今回ご紹介したスリムアーマーはSpigenの実店舗の他、SpigenオンラインストアやAmazon.co.jpでも購入することが出来ます。特にAmazon.co.jpにおいては、まれにタイムセール対象商品として期間限定で大幅に割引されることもあるため、タイムセールの予定をこま目に確認しながら購入するタイミングを図るというのもアリだと思います。