DMC-CM1用保護フィルムを自作

以前YotaPhone2用の画面保護フィルムを自作してみたのですが、画面の形状にぴったりと合うサイズにする(というか型紙をつくる)のが難しく、結局保護フィルムも海外から取り寄せることに。まあ手間を考えれば、正直既成品を買ったほうが安い気はします。

でしばらくリベンジの機会はないかな、と思っていたのですが。今回新たに LUMIX DMC-CM1 用の画面保護フィルムが必要になったので、画面保護フィルムの自作に再チャレンジしてみました。作ってみて新たに掴んだポイントなども含めてのメモです。

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ガラス飛散防止フィルムを剥がす

LUMIX DMC-CM1 には、もともと画面保護フィルムとガラス飛散防止フィルムが貼られています。どうせ保護フィルムを自作するならガラス飛散防止フィルムも剥がしてから、貼り付けたいものです。

DMC-CM1用保護フィルムを自作

ということで、ガラス飛散保護フィルムごと剥がすことに。端っこのほうから、端末とフィルムの間にカッターなどを慎重に入れていきます。

DMC-CM1用保護フィルムを自作

すると飛散防止フィルムの端っこが浮きます。あとはこれを指で摘んで引っ張ります。

DMC-CM1用保護フィルムを自作

こんな感じで結構簡単に剥がれます。

飛散防止フィルムを剥がした後が画面上に薄っすら残ります(白い線状の模様)が、これはマイクロファイバークロスなどで念入りにゴシゴシしてあげればキレイに取れます。慌てなくても大丈夫です

DMC-CM1用保護フィルムを自作

画面保護フィルムを切り出す

続いて LUMIX DMC-CM1 用に画面保護フィルムを切り出します。で一番の鬼門である型紙ですが、今回は剥がしたガラス飛散防止フィルムを利用していきます。ちなみにLUMIX DMC-CM1は液晶画面がキレイな長方形になっているので、実は今回のようにガラス飛散防止フィルムを使わなくても切り出しは簡単(画面のサイズを測って、紙に定規で線を引いて切り出せば型紙が作れる)だったりします。

DMC-CM1用保護フィルムを自作

YotaPhone2の画面保護フィルムを作成した際と同様、100均で購入したタブレット用の大判画面保護フィルムに、先ほど剥がしたガラス飛散防止フィルムを貼り付けます。

DMC-CM1用保護フィルムを自作

あとは定規とカッターを駆使して、ガラス飛散防止フィルムを同じシルエットに切り抜くだけ。簡単です。

DMC-CM1用保護フィルムを自作

ちなみにざっくり切っただけだと切断面が結構ザラザラしてしまいます。このまま貼ってしまうと、後で貼り付けた時にフィルム浮きの要因になってしまうので、せめてザラザラだけでも取っておきましょう。カッターの刃を寝かせ、切断面を縦に撫でるようにすべらせると綺麗にできます。

DMC-CM1用保護フィルムを自作

出来上がったフィルムがこちら。

DMC-CM1用保護フィルムを自作

通話用スピーカーの穴も、飛散防止フィルムのお陰できれいに切り抜くことが出来ました。

DMC-CM1用保護フィルムを自作

サイズもピッタリです。

DMC-CM1用保護フィルムを自作

フィルムを貼る+仕上げ

作成した画面保護フィルムを早速貼ってみました。サイズはぴったりだったのですが、前回同様端っこが浮いてしまいました。

DMC-CM1用保護フィルムを自作

アップで見ると浮き具合が実によく分かります。

DMC-CM1用保護フィルムを自作

ここで端っこが浮いてしまった場合の対処法を発見したので書いておきます。ずばり、マイクロファイバークロスを持った状態で(あるいはクロスの上から)、指(爪)で浮いている箇所を擦ります。擦る回数は場合にもよると思いますが、ハッキリ言って何十回レベルですので、ひたすらゴシゴシと。なおこの時、あまり乱暴に擦るとフィルムにキズが付いてしまうので、あくまで”丁寧に”がポイントです。

DMC-CM1用保護フィルムを自作

こちらがひと通り擦り終わった後の状態。端の浮きがだいぶ目立たなくなっていることが分かります。

DMC-CM1用保護フィルムを自作

アップで寄ってみると、角とスピーカー周りがまだ若干浮いているものの、他は浮きがほとんど見られません。自作してこのレベルの浮きなら、個人的には十分及第点と言えます。

DMC-CM1用保護フィルムを自作

まとめ:フィルム自作時のポイント

ということで、今回は自作2回目としては十分及第点といえるフィルムを作ることが出来ました。最後に前回と今回で学んだフィルム自作時のポイントをまとめておきます。

  • 如何に正確な型紙をつくれるか(あるいは代わりになるものが用意できるか)が最重要
  • フィルムの変形を防ぐため、フィルムをカットする際にはフィルムに無駄な力(ストレス)を加えない
  • 貼り付けた際、多少の浮きであれば、マイクロファイバークロスの上から丁寧に擦るとフィルムは定着してくれる

今回の LUMIX DMC-CM1 のように画面の形がシンプル(四角)なのであれば、自作でも比較的簡単にそれなりの画面保護フィルムが作れます。道具(カッターなど)があればスマホ用の保護フィルム1枚あたりの材料費は100円以下で済みますので、時間があれば自作にチャレンジしてみるのも良いかもしれません。

というか LUMIX DMC-CM1に関して言えば、はじめから画面全体を覆うガラス飛散防止フィルムが貼ってありますので、それを保護フィルム代わりと割りきって使うのが一番賢い気がしました。気がついたのはフィルムを作り終えてからですが(笑)

では。