こんばんわ、そうすけ(sosuke14jp)です。 

先日ネットで非常に気になる記事を見つけました。

Dual SIM 3G同時待ちうけSIMフリー登場か?「Nokia Lumia 630」 | グローバルスポット

インドでまもなく発売される世界初デュアルSIMスロット搭載 Windows Phone 「Nokia Lumia 630」で、デュアル3G同時スタンバイが確認された模様。

現時点では周波数が不明なので、日本の各キャリアのバンドに対応しているか、そして本当にデュアルSIMで3G待ちうけができているのか確証は得られませんが、実際に通信できていると考えてよさそうです。 

ついに3G同時待ち受けの端末が登場(かも)。これが本当だとしたら、日本でのスマホの使い方に新たな風を吹き込む可能性があります。

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Dual SIMって何?

「Dual」とは英語で「二重」や「二者」などを意味しますが、Dual SIM端末とは1台の端末(スマホ)にSIMカードが2枚挿入できるもののことを示します。こういった端末自体はこれまでにも(主に海外で)多く販売されてきました。

携帯電話を購入する場合、海外ではSIMフリーというものが一般的になりつつあります。このSIMフリーというのは「携帯端末と通信サービス(契約キャリア)をユーザーが好きに組み合わせる事ができる」もののことを示しています。最近はGoogleのNexus5やAppleのiPhone5SなどのSIMフリー端末が国内でも販売を開始したため、良く耳にする言葉となってきました。

海外では2G回線(GSM。日本で言うdocomoのmovaサービス等)で通話をして、パケット通信のみ3G回線を用いるというスタイルが存在しています。そのため、通話用のSIMカードとパケット通信用のSIMカードをそれぞれ用意して一つの端末に挿入して使うという方法が存在しています。理由としては、利用料が安かったり、3Gネットワークが日本のように国土全域に普及していなかったりと様々です。

これまで発売されてきたDual SIM端末は、2つのカードスロットのうち片方だけが3Gに対応している(もう片方は2Gのみ)ものがほとんどであったため、これまではこのDual SIM端末を日本で使う事でのメリットは実質ありませんでした。

3G同時待ち受けって?

Dual SIM端末において、2つのSIMカードスロットにそれぞれ3G通信が可能なSIMカードを挿入する事で、両方のカードで同時に(電話やメールなどの)待ち受けができるものを「3G同時待ち受け対応端末」と言います。

3G同時待ち受け対応端末であれば、日本国内の電話回線でも有効的に使用できる可能性が出てくるため、国内での携帯の新たな使い方が確立されることに繋がる訳です。

例えば1台のスマホにdocomoとsoftbankのSIMカードを1枚ずつ指すことで、電話相手がdocomoユーザーであってもsoftbankユーザーであっても無料で通話が出来るようになると言えば分かり易いでしょうか。

3G同時待ち受け端末の登場によってガラケー+スマホの2台持ちが無くなる

これによって一番恩恵を受けるのがガラケー+スマホの2台持ちをしているユーザー。なんてったって2枚のSIMカードが1台の端末にさせてしまうので、1台の端末だけで2台持ちのメリットを受ける事ができます。

1枚のSIMでは通話だけの契約、もう1枚のSIMではデータ通信だけの契約(主にMVNO)をしておけば、月の支払いは最安2,000円程度でスマホを使う事が出来ます。

まさに革命です!

そうすけは思った

販売がインド国内という事なので、仮に期待通りの機能で販売されても日本国内での入手は難しいかと思います。expansysなどの輸入販売業者が取り扱いをしてくれれば、そこ経由で入手することは出来そうですけどね。

2013年にはMVNOやSIMフリーといった国内の携帯事情に新たな風を吹き込むものが多く出てきましたので、2014年はこれらの動きがより加速し、ゆくゆくは日本もSIMフリー端末が当たり前になってくれると嬉しいです。

このNokia Lumia 630はOSがWindowsというところが若干気にはなりますが、ちょうどWindows Phoneも気になっていたので、もう少し動向を見守りながら、あわよくば入手してみたいと思います。