
2014年9月にPanasonicより発表されたスマートフォン LUMIX DMC-CM1 を入手しましたので、開封の儀と外観レビューを執り行ないます。
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スペック詳細
はじめにスペックを簡単にご紹介。ちなみに以下はイギリス版のものとなりますので、販売国によって内容(特に対応周波数)が異なる可能性があります。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| サイズ | 高さ 35.4 x 幅 68.0 x 厚さ 21.1(本体は15.2)mm |
| 重量 | 204g |
| ディスプレイ | 4.7インチ フルHD(1,920✕1,080) |
| アウトカメラ | センサー:2,010万画素 1インチMOSセンサー レンズ:F2.8 / 28mm 単焦点 ライカ DC Elmarit 絞り値(F値):F2.8-F11 に対応 画像処理エンジン:ヴィーナスエンジン ビデオ:4K ウルトラHD(3,840×2,160)15p / フルHD(1,920×1,080)30p |
| インカメラ | 約110万画素 |
| OS | Android 4.4 KitKat |
| CPU | Qualcomm MSM8974AB 2.3GHz Quad-core |
| 通信方式 |
LTE:Band1/Band3/Band4/Band5/Band7/Band8/Band20 Wifi, Bluetooth, NFC, GPS搭載 |
| メモリ | RAM 2GB / ROM 16GB |
| その他 | SIMカード:Micro SIM SDカード:microSDXC(最大128GBまで対応) |
| バッテリー | 2,600mAh(端末一体型) |
やはり何と言っても一番の特徴はアウトカメラですね。1インチのセンサー搭載です。またビデオも4K動画対応、さらには撮影した動画から気に入ったシーンを写真として取り出すことも可能になっています。対応周波数は日本国内で使うことを考えると、少し物足りないか?
もはや”スマートフォンにハイスペックコンデジが付いた”というより、”ハイスペックコンデジにスマートフォンが付いた”のほうが表現としては合っている気がします。
外箱とパッケージ開封
こちらが LUMIX DMC-CM1 の外箱です。箱のつくりも含めて、スマートフォンというよりもデジタルカメラの外箱といった感じが強いです。

箱を開けると中から黒い不織布に包まれた物体が。

そういえば SONY の RX100MⅢもこんな包まれ方をしていました。

ということで、LUMIX DMC-CM1 です。

ぱっと見デジタルカメラのようですが、裏面はこの通り・・・。
同梱物は少なめ。LUMIX DMC-CM1本体の他、説明書と充電ケーブルのみでした。

今回はイギリス国内で流通しているものを輸入したため、説明書は英語表記です。これなら何とか読めます。

充電ケーブルもイギリス仕様。

外観レビュー
続いて LUMIX DMC-CM1 の外観を見ていきます。こちらが前面。こちらから見るとなんて事のないスマートフォンです。個人的には角ばったデザインが実に格好良く感じられます。

そして一方裏側はこんな感じ。こちら側から見ると完全にデジタルカメラです。

上にはイヤフォンジャックとMicroUSB端子。

MicroUSB端子にはこんな感じでキャップが被さっています。

下側には特に目立ったものは配置されていません。

続いて左側。

こちらにはmicroSDカードとSIMカードの差込口があります。

SIMカードのサイズはMicroSIMカードです。

右側。こちらにはボタンが複数配置されています。

左からボリュームボタン、電源ボタン。

そしてカメラの起動ボタン、シャッターボタン。カメラの起動ボタンは右にスライドすることで起動/終了することが出来ます。

カメラ側をもう少し詳しく見ていきます。

PanasonicのカメラブランドであるLUMIXのロゴはシャッターボタンのすぐ横に。

カメラのレンズはライカの認定する DC Elmaritブランド。

カメラを起動するとレンズ部分が「ニョっ」と飛び出します。
ボディは革っぽいゴツゴツとした質感。非常に手触りがよく、また滑りにくい点も使い易さにつながることでしょう。

電源を入れてみる
電源を入れてみました。はじめにLUMIXのロゴが表示されます。初回起動だったからなのか、ここから次の画面に遷移するまで結構時間がかかりました。

今回はイギリスで流通しているものを輸入したため、システム言語のデフォルト設定は英語(イギリス)になっています。

きちんと日本語も選択できます。

こちらがホーム画面。初期設定の壁紙は DMC-CM1 の本体同様、革っぽいデザインです。

LUMIX DMC-CM1 において非常に嬉しいことは、技適マークが付いていること。これで日本国内でも何の心配もすることなく、安心して使うことが出来ます。

他の端末と比べてサイズ感を確認する
実際に手に取ってみて以外だったのがDMC-CM1のサイズ。デザインが前面のデザインが比較的似ているXperiaシリーズと並べてみました。左からXperia Z3 Compact、DMC-CM1、Xperia Z2です。

こうして並べてみると、DMC-CM1はそんなに大きくないことが分かります。片手でもきちんと操作できるサイズです。
一方で厚さは結構あります。Xperia Z2と比べてみると、レンズ部分まで合わせればXperia Z22枚分以上の厚さです。

とは言え、デジカメとして使う場合にはある程度厚さがないと持ちにくいというデメリットがありますから、DMC-CM1の主な用途を考えれば、これくらい厚さがある方が良いと言えるでしょう。
最後に
ということで以上、LUMIX DMC-CM1 の開封の儀および外観レビューでした。
日本国内で最近発売されている端末はどれも性能が似通って特徴の感じられないモデルが多い中、こういった強みを活かした特徴的(特化的)な端末を作ってくるPanasonicの姿勢が非常に素敵だと思います。

日本国内での発売はまだ2015年以降予定としかアナウンスされていませんが、発売したらカメラユーザーも巻き込んで非常に人気が出るのではないでしょうか。ぜひ日本国内でこの端末を発売して、日本のスマホ市場に新たな流れを作っていってほしいものです。
では。
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