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10月5日(日)に東京で開催された Mozilla Open Web Day in Tokyo にて、2014年内に au から Firefox OS 搭載のスマートフォンが発売されることが発表されました。ということで、このイベント中に話されていた内容をまとめておきます。

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突如飛び出した au からの重大発表

Mozilla Open Web Day in Tokyo の冒頭にスケジュールされていた参加団体の1分間ライトニングトーク(ブースの紹介)。今回のこのイベントにはauも参加していた訳ですが、そのライトニングトークの場で au サイドから重大発表が!という告知が。

(参照)Mozilla Open Web Day in Tokyo に行ってきたのでレポート 〜雑記まとめ編〜

Mozilla Japan 主催のイベントでauからの重大発表。となると、会場にいた方が頭に思い描いたものはきっと同じだったことでしょう。Firefox OS 搭載の端末に関する何らかの発表があるのでは?と。これまで発表と言うと基本的に残念な内容(発売時期が”年内”から”年度内”に変更になるとか)が多いイメージですが、それでもやはり重大発表と言われる度に期待したくなるのが人の常。

「今回こそはどうなんだ・・・」と思っていたら、今回こそは、今回こそは本当に、嬉しいお話が聴けました。

今年のクリスマス、遂に au から Firefox OS 搭載スマホが発売される

「遂に au から Firefox OS 搭載スマホが発売される」というこの重大発表は、Mozilla Open Web Day in Tokyo のイベントに au 担当者が持ってきた田中社長(田中プロ)からのビデオレターで発表されました。

この発表によって、会場内にこの日一番の歓声、どよめき、拍手が起きたことは言うまでもありません。

またこのビデオレター以外にも、登壇していた au の担当者からもいつか発言があったので、この Firefox OS 搭載スマホに関してのポイントをまとめておきます。

  • Firefox OS 搭載端末を2014年内(12月)に発売する
  • 今回発売する端末は、これまで海外で発売されてきたような廉価版では無い
  • 売上とか販売台数とか、そういうことを意識して作っている端末ではない
  • デザインもギーク(凝った)な感じになっている
  • 1台目がコケると2台目以降の企画・販売が無くなる可能性がある(笑)

まず何よりも「売上や販売台数を気にせず、とりあえず出す」というその考えを非常に嬉しく受け止めました。 au 素敵やん。

これまで国内で発売された Firefox OS 搭載スマホと言えば、それこそ Flame 1機種のみ。しかもこの Flame さえも、日本語環境で使うためには、現状では自分で日本語版をビルドする必要があります。つまり、(私を含めた)一般的なユーザーにとっては日常で使うことのハードルが非常に高いものしかありませんでした。

しかし今回 au から(一般的なユーザー向けに)発売されるということになると、当然はじめから日本語環境に対応しているであろうし、日常で Firefox OS 搭載スマホを使用するということに対するハードルが一気に低くなることでしょう。つまり新たに多くのユーザーが Firefox OS 搭載スマホに触れる機会を得るということになります。

使用するユーザーが増えれば、寄せられる意見も増え、それが OS の更なる成長へと繋がっていきます。当然アプリの数もどんどん増えて、更に便利に使えるものになっていくことでしょう。

これは言い方を変えれば、Firefox OS の未来を一緒に創り上げていくことができるかもしれない ということにもなります。ガジェット好きの方なら、想像しただけでワクワクしませんか?

おまけ

卑猥に見えると噂のビデオ(当日1つ目に公開されたビデオ)も一緒に貼っておきます。このビデオが流れた時も、会場内はものすごい盛り上がり(主に笑い)を見せていました。

いやいや、完全に狙ってるだろ(笑)というか、端末にモザイクかけちゃったらぜんぜん違う端末でやっていても分からないし(笑)そんなツッコミもどこかから聞こえてきたり来なかったり。

最後に

あなたも Firefox OS の未来を一緒に創りあげてみませんか?何よりその可能性を感じさせてくれた au の今後に期待です。

ということで、いろいろと妄想を膨らませながら、今年のクリスマスを待ちたいと思います。

では。

  by カエレバ