モバイルガジェットの海外通販サイトEXPANSYS(エクスパンシス)にて、ASUSTeK Computer(以下、ASUS)「ZenFone AR」が発売されました。
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EXPANSYSで新たに発売中となっているのはASUS ZenFone AR(型番:ZS571KL)。8GBのシステムメモリと128GBの内蔵ストレージを備えるDual SIMモデルで、本体カラーは1色(Black)のみの展開です。
2017年8月20日(日)時点における価格設定は、本体価格が92,630円。仮予約の受付開始直後と比べて8,550円安くなりました。
日本国内住所宛てへの配送料は無料であり、輸入時に課せられる輸入消費税などを加味した(個人輸入扱いとした場合における)購入費用の概算見積額は約97,000円ほどとなります。
ZenFone ARは2017年1月に発表された、ASUSのハイエンドスマートフォン。Googleが開発するAR(Augmented Realityの略。拡張現実)技術「Tango」およびVR(Virtual Realityの略。仮想現実)技術「Daydream」の両方に対応する、世界初の商用機です。
本体背面には2,300万画素のメインカメラのほか、深度カメラ、モーショントラッキングカメラを搭載。これらを用いて空間情報を認識し、AR技術が楽しめます。また本体のパッケージボックス(外箱)は組み立てると簡易式のVRゴーグルとなり、ここにZenFone AR本体を装着すればVR技術も楽しめる設計です。
基礎仕様についてはSnapdragon 821プラットフォーム、6GBまたは8GBのシステムメモリ、64GBまたは128GBの内蔵ストレージ、3,300mAhのバッテリーなどを備えます。SoCは現行の他社フラグシップより一世代前のものを採用しますが、それでも現状では間違いなくハイエンドにくくれる内容を有します。
EXPANSYS取扱品は、同社が販売拠点を置く香港向け商品(グローバル版)と予想されます。参考までにASUS公式サイトの香港向け製品ページにて確認できる、ASUS ZenFone AR(型番:ZS571KL/グローバル版)の主な仕様情報は次のとおり。
サイズと重さ | |
---|---|
高さ | 158.7 mm |
横幅 | 77.4 mm |
厚さ | 4.6-8.9 mm |
重さ | 170 g |
システム | |
OS | Android 7.0 with ASUS ZenUI 3.0 |
SoC | Qualcomm Snapdragon 821 2.35GHz Quad-Core |
RAM | 8GB |
ROM | 128GB |
SDカード | 対応(最大2TBまで) ※SIMカードスロット2との排他設計 |
バッテリー | 3,300 mAh |
ディスプレイ | |
サイズ | 5.7 インチ |
解像度 | WQHD(2560 x 1440) |
種類 | Super AMOLED |
カメラ | |
メイン | 2,300 万画素 |
サブ | 800 万画素 |
SIMカード | |
種類 | Nano SIM |
スロット数 | 2 |
通信方式 | |
FDD-LTE |
Band 1 Band 2 Band 3 Band 5 Band 7 Band 8 Band 18 Band 19 Band 20 Band 26 Band 28 |
TDD-LTE |
Band 38 Band 40 Band 41 |
WCDMA |
Band 1 Band 2 Band 5 Band 6 Band 8 |
CDMA | – |
TD-SCDMA | – |
GSM |
850 MHz 900 MHz 1800 MHz 1900 MHz |
Wi-Fi | IEEE802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz/5GHz) |
Bluetooth | Version 4.2 |
その他 | |
防塵防水 | – |
ZenFone AR(型番:ZS571KL)のRAM8GB/ROM128GB搭載モデルは、香港では希望小売価格が税なし・HKD6,598(約92,400円)の設定で販売されています。EXPANSYSの現在の本体価格とほぼ同額ですね。
なおRAM容量/ROM容量が同じ構成のモデルは日本でも国内向けモデルが発売中。2017年8月20日(日)時点における実勢価格は107,000円(消費税込み)前後となっています。EXPANSYSで購入すればおおよそ10,000円安く入手できる計算です。
ZenFone ARは国内版だと「au VoLTEに対応」「国内向け技適マークあり」「国内での保証付き」といったメリットがあり、単純に価格だけで“安い”とは言い切れません。
ですが、これら違いを理解の上であれば、同仕様の製品をより安く購入できる手段として購入先にEXPANSYSを選ぶのはアリかと思います。
Source:EXPANSYS