イギリスのモバイルガジェット通販サイトCloveにて、Sony Mobile Communications(以下、Sony)の最新ローエンドスマートフォン「Xperia L1」が発売されました。
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Cloveで新たに発売中となっているのはSony Xperia L1。本体カラーは1色(Black)のみで、商品ページに記載の仕様情報から、現取扱品はSingle SIMモデル(型番:G3311)と思われます。
2017年6月14日(水)時点における価格設定は、VAT(付加価値税)を除いた本体価格がGBP141.66(約19,900円)。
日本国内住所宛てへの配送料、輸入時に課せられる輸入消費税、クレジットカードでの代金決済時に発生する為替変換手数料などを加味した(個人輸入扱いとした場合における)購入費用の概算見積額は約24,600円ほどとなります。
Xperia L1は2017年3月に発表されたSony「Xperia」シリーズのローエンドクラスにおける最新モデル。
ディスプレイサイズは5.5インチ(解像度はHD)と大きく、ここにMediaTek製のクアッドコアプロセッサ、2GBの内部メモリ、16GBの内蔵ストレージ、1,300万画素のメインカメラ、USB Type-C規格を採用した外部入出力端子を搭載します。
なお防塵防水設計や指紋認証機能、複数のオートフォーカス(AF)技術を組み合わせて精度を向上させる「ハイブリッドAF」などはサポートしておらず、このXperia L1の魅力は「最新のデザインが安く楽しめること」といえそう。
そのほか、Sony Developer Worldにて公開中のホワイトペーパーより確認できる、Xperia L1(型番:G3311)の主な仕様情報は次のとおり。
サイズと重さ | |
---|---|
高さ | 151.0 mm |
横幅 | 74.0 mm |
厚さ | 8.7 mm |
重さ | 180 g |
システム | |
OS | Android 7.0 |
SoC | MediaTek MT6737T 1.45 GHz Quad-Core |
RAM | 2 GB |
ROM | 16 GB |
SDカード | 対応(最大256GBまで) |
バッテリー | 2,620 mAh |
ディスプレイ | |
サイズ | 5.5 インチ |
解像度 | HD(1280 x 720) |
種類 | TFT LCD |
カメラ | |
メイン | 1,300 万画素 |
サブ | 500 万画素 |
SIMカード | |
種類 | Nano SIM |
スロット数 | 1 |
通信方式 | |
FDD-LTE |
Band 1 Band 2 Band 3 Band 5 Band 7 Band 8 Band 20 |
TDD-LTE | – |
WCDMA |
Band 1 Band 2 Band 5 Band 8 |
CDMA | – |
TD-SCDMA | – |
GSM |
850 MHz 900 MHz 1800 MHz 1900 MHz |
Wi-Fi | IEEE802.11 a/b/g/n (2.4GHz/5GHz) |
Bluetooth | Version 4.2 |
その他 | |
防塵防水 | – |
Xperia L1は2017年5月上旬より、米国・Amazon.comでも発売。日本国内住所宛てへの配送にも対応していました。
ただし米Amazon.com取扱いのXperia L1は北米モデル(型番:G3313)。日本国内での利用を想定する場合は、LTEで利用できる周波数がFDD-LTEのBand28のみと限定的で、実使用には向きませんでした。
その点Cloveが取り扱うXperia L1(型番:G3311)は、FDD-LTEのBand1/3/8をサポート。最も相性のよいソフトバンク系回線であれば3バンド、NTTドコモ系回線でも2バンドが利用可能と、より扱いやすい内容です。
購入にかかるトータル費用が米Amazon.comとほぼ変わらないことからも、日本国内での利用により向くモデルとして、Cloveでの購入はオススメです。
また日本のAmazon.co.jpマーケットプレイスでも、Xperia L1(型番:G3311)と対応周波数が同じDual SIMモデルのXperia L1(型番:G3312)の取扱いが始まっています。価格は税込30,000円弱とやや高いですが、購入費用より手間の少なさを優先したいのであれば、こちらの利用も検討してみるのもよさそうです。
Source:Clove