
イギリスのモバイルガジェット通販サイトCloveにて、約2ヶ月前から購入の予約受付が行われていた、BlackBerryブランドの最新Androidスマホ「BlackBerry KEYone」。
当初の見込みから1ヶ月弱遅れましたが、いよいよ初回分の在庫が入荷。発売となっています。
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Cloveにて新たに発売中となっているのはBlackBerry KEYone(本体色:Silver)。商品ページに記載の仕様情報より、現取扱品は欧州エリアなどで展開されるEMEA版(型番:BBB100-2)であることがわかります。
2017年5月19日(金)時点における価格設定は、VAT(付加価値税)抜きの本体価格がGBP415.83(約60,100円)。こちらは予約の受付開始直後から変わりありません。
なお日本国内住所宛てへの配送料、輸入時に課せられる輸入消費税、クレジットカードでの代金決済時に発生する為替変換手数料などを加味した(個人輸入扱いとした場合における)購入費用の概算見積額は約67,700円ほどとなります。
KEYoneは2017年2月に発表されたスマートフォン。BlackBerryが中国・TCL Communication Technologyとのブランド資産ライセンス契約を締結して以来はじめてリリースする、QWERTY配列の物理キーボードを搭載するAndroid OS搭載機です。
OSは出荷時点より現行最新のAndroid 7.1(開発コード名:Nougat)を採用しており、ここにSnapdragon 625プラットフォーム、3GBの内部メモリ、32GBの内蔵ストレージ、4.5インチでアスペクト比が3:2と変則的な液晶ディスプレイ、1,200万画素のメインカメラ、800万画素のサブカメラを備えます。
最大の特徴といえる物理キーボードは、タッチセンサーを内蔵することで、キーボード上でのタッチやスワイプといった操作に対応。スペースキーには指紋認証センサーも組み込むなど、BlackBerryらしいセキュリティ性も意識された内容です。
そのほか、BlackBerry公式サイトの製品ページで確認できるEMEA版の主な仕様情報は次のとおり。
| サイズと重さ | |
|---|---|
| 高さ | 149.3 mm |
| 横幅 | 72.5 mm |
| 厚さ | 9.4 mm |
| 重さ | 180 g |
| システム | |
| OS | Android 7.1 |
| SoC | Qualcomm Snapdragon 625 2.0GHz Octa-Core |
| RAM | 3 GB |
| ROM | 32 GB |
| SDカード | 対応(最大2TBまで) |
| バッテリー | 3,505 mAh |
| ディスプレイ | |
| サイズ | 4.5 インチ |
| 解像度 | 1620 x 1080 |
| 種類 | IPS LCD |
| カメラ | |
| メイン | 1,200 万画素 |
| サブ | 800 万画素 |
| SIMカード | |
| 種類 | Nano SIM |
| スロット数 | 1 |
| 通信方式 | |
| FDD-LTE |
Band 1 Band 2 Band 3 Band 4 Band 5 Band 7 Band 8 Band 13 Band 17 Band 20 Band 28 |
| TDD-LTE |
Band 38 Band 40 |
| WCDMA | 不明(記載なし) |
| CDMA | – |
| TD-SCDMA | 不明(記載なし) |
| GSM | 不明(記載なし) |
| Wi-Fi | IEEE802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz/5GHz) |
| Bluetooth | Version 4.2 |
| その他 | |
| 防塵防水 | – |
KEYoneについては販売地域別に「Canada, LATAM, APAC, US V1」「EMEA」「US V2」の3モデルが発表済み。各モデル毎の対応通信方式・周波数情報は次のとおりです。
| モデル | 対応する通信方式・周波数 |
|---|---|
| Canada, LATAM, APAC, US V1 | FDD-LTE:B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/19/20/28/29/30 TDD-LTE:Band38/39/40/41 |
| EMEA | FDD-LTE:B1/2/3/4/5/7/8/13/17/20/28 TDD-LTE:B38/40 |
| US V2 | FDD-LTE:B1/2/3/4/5/7/12/13/20/25/26/28/29/30 TDD-LTE:B41 CDMA:BC0/1/10 |
日本国内で使うことを考えた場合に相性がよいのはEMEA版以外の2モデル。NTTドコモ系あるいはソフトバンク系回線で使う場合は「Canada, LATAM, APAC, US V1」版が、au系回線で使う場合には「US V2」版を選ぶのが理想的といえます。
ただしEMEA版もFDD-LTEのBand1/3/8/28をサポートしていることから、NTTドコモ系あるいはソフトバンク系回線でそれなりに使うことはできる内容。
現在EXPANSYSで仮予約受付中の「Canada, LATAM, APAC, US V1」版の発売を待たず、少しでも早くKEYoneを入手して使ってみたい!ということであれば、Cloveで注文するのもひとつの方法といえますね。
Source:Clove

