約1週間前よりLenovo傘下Motorola Mobility(以下、Motorola)のハイエンドモデル Moto Z と販売を開始しているイギリスのモバイルガジェット通販サイトHandtec(ハンドテック)。
これに続き、新たにこの廉価モデルとなる Moto Z Play の購入予約受付が始まっています。
SPONSORED LINK
2016年9月18日(日)時点において新たに予約の受付が始まっているのは Motorola Moto Z Play。本体カラーは Black/Silver および White/FineGold の2色が選択可能です。
同日時点における価格設定は、VAT(付加価値税)を除いた本体価格がGBP289.99(約39,100円)。日本国内住所宛てへの配送料、輸入時に課せられる輸入消費税、クレジットカードでの代金決済時に発生する為替変換手数料などを加味した(個人輸入扱いとした場合における)購入費用の概算見積もり額は約45,000円ほどとなります。
Moto Z Playは2016年9月にMotorolaが発表したスマートフォン。同社Moto Zシリーズにおける普及モデルの位置づけとなる新機種です。
搭載するディスプレイは5.5インチの有機ELディスプレイ。解像度は上位モデルMoto Zより1段落としたフルHD(1920×1080)となります。
またSoCはQualcomm Snapdragon 625(オクタコア)、RAM3GBとこちらもMoto Zよりは控えめのスペックに。一方でメインカメラの有効画素数は1,600万画素(Moto Zは1,300万画素)、バッテリーサイズも3,510mAh(Moto Zは2,600mAh)と一部の項目は逆にパワフルになっていることもわかります。
この主な要因といえるのは本体サイズで、Moto Zに比べると、Moto Z Playはディスプレイサイズこそ変わらないものの、高さ・幅・厚さいずれもひとまわり大きな設計となっています。特に厚さは1.8mm(5.19 mm → 6.99 mm)もサイズアップしており、この分が内蔵するバッテリーの大型化にもつながっているものと考えられます。
なおMoto Zシリーズ共通となる専用アクセサリー「Moto Mods(モト・モッズ)」についてはこのMoto Z Playにももちろん装着が可能。
このようなことから、Moto Z は”Moto Modsをつける前提で設計”されており、Moto Modsを装着してもスマートフォンとして大きくなり過ぎない印象。一方で Moto Z Play は”単体で使う前提での設計”であり、加えてMoto Mods”も”楽しめるといった印象を受けます。
なお現時点において、Handtecの商品ページには型番など、モデルを表す情報は記載されていません。商品ページに見つけられる対応周波数などは北米向けモデルとなるMoto Z Play Droidの内容となっており、一般的にイギリス(あるいはその他欧州圏)向けの製品を取り扱う傾向にあるHandtecで本当にこの仕様の商品が取り扱われるのかは少し気になるところ。
参考までに、Motorola公式サイトのイギリス向け製品ページにて確認できるイギリス向けモデルおよびアメリカ向け製品ページにて確認できる北米向けモデルの主な仕様情報は次のとおりです。
項目 | 詳細 |
---|---|
サイズ | 高さ:156.4 mm 横幅:76.4 mm 厚さ:6.99 mm |
重量 | 165 g |
OS | Android 6.0.1 (開発コード名:Marshmallow) |
SoC | Qualcomm Snapdragon 625 2.0GHz Octa-Core |
メモリ | RAM 3GB(LPDDR3規格) ROM 32GB |
バッテリー | 3,510 mAh |
ディスプレイ | 5.5インチ フルHD(1920 x 1080) Super AMOLEDディスプレイ 403ppi |
カメラ | メイン:1,600万画素 サブ:500万画素 |
通信方式 |
【イギリス向けモデル】 【北米向けモデル】 Wi-fi:IEEE 802.11 a/b/g/n(2.4GHz/5GHz), MIMO |
その他 | SIMカード:Nano SIM SDカード:対応(最大2TBまで) |
なおHandtecでは、初回分の在庫入荷は9月19日(月)を予定、としています。
Source:Handtec