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日本語での問い合わせに対応するガジェットショップについて、私自身が過去に使用しての感想・経験も踏まえて紹介していく 使ってわかった!シリーズ。

第3回目となる当記事では、スマートフォンからタブレット、カメラ、モバイルガジェットと幅広いジャンルの商品を取り扱う海外通販サイトETOREN(イートレン)を紹介していきます。


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ETORENの概要

ETOREN(読み:イートレン)はシンガポールと香港、そしてイギリスに販売拠点を構える通販サイト。

取り扱う商品はシンガポールや香港、イギリスを含む広域から入荷。販売拠点がない地域の製品を並行輸入し入荷・販売するケースもあります。

価格設定は、これまでこれまで紹介してきたExpansys(エクスパンシス)1ShopMobile.comと比べるとやや高め。ただし定期的割引プロモーションを実施しており、他所と比べても安く購入できる機会もあります。

また同一商品の取り扱い期間が長めであることも特徴のひとつで、他所では既に取り扱いを終了した商品も比較的多くラインナップ内に見つけることが可能。

中には掘り出し物といえる安価で販売されているものも見つけられるため、発売からある程度時間が経過した商品ならお買い得に購入できることが多いように思います。

配送料はUSD19.44から。一度の会計で同時に発送する商品点数が増えれば、その分少しずつ配送料も上乗せされていきます。

商品ページと価格表示

商品ページは日本向け(日本語表示)ページも用意されていますが、価格表示の通貨は基本が米ドル(USD)。概算であれば日本円での表示に切り替えることも可能。ですが、たとえ日本向けのページで購入した場合でも、商品購入時の請求(ETOREN→クレジットカード会社)は米ドルとなります。

ETOREN商品ページ

商品ページには商品の特徴はもちろん、使用情報も記載されており、詳細まで確認が可能。

ETOREN商品ページ

ETOREN商品ページ

この他に閲覧している商品が対応する周波数と利用予定の回線の相性とチェックできる互換性チェッカーも用意。

細かくチェックしてみると稀に抜けも見つかりますが、それでも簡易にチェックできる機能は個人輸入初心者、あるいはSIMフリー初心者にとっては親切な機能といえます。

なおETORENの大きな特徴のひとつとして、商品ページに表示されてる価格には”既に輸入消費税分が含まれている”という点があります。

注文時にはこの表示価格(販売価格)の他、併せて支払うのは日本国内への配送料金のみ。

支払い方法はPaypalを利用したクレジットカード払いとなるため、ETORENを利用するにあたっては、まず事前にPaypalのアカウントを準備しておく必要があります。

なお商品購入時に支払いが購入費用総額となるため、商品受け取り時に宅配ドライバーへお金(輸入消費税)を支払う必要がないという点は非常にわかりやすいといえますね。

買い物や商品に関しての問い合わせ

注文の仕方や取り扱う商品の詳細について問い合わせる方法は主にEメールとオンラインチャットの2つ。いずれも日本語でのやりとりに対応します。

オンラインチャットはETORENのサイトを開いた状態で画面右下に表示されるボックスから利用可能。

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なお私自身、担当者とはEメールで何度かやり取りを交わしていますが、質問に対しての返信の迅速かつ丁寧。とても安心して利用できると感じる理由のひとつとなっています。

取り扱う商品に対しての保証

ETORENでは取り扱う全ての商品に対して12ヶ月の商品保証を付帯。ただしキズやへこみなど、外見上すぐに確認できる問題点に関しては、荷物を受取後、24時間以内の連絡が必要です。

なお故障時の修理対応拠点は日本国内にも有しており、故障品の配送を一般的な宅配便などと同様(国内住所宛て)に処理することが可能。修理期間は約2~3週間程度としています。

ETORENの詳しい保証内容はこちら:
保証/修理について – ETOREN

最新情報を受け取るには

ETORENではニュースレターを発行しており、新製品の入荷情報、セールの案内といったお得な情報をメールで受け取ることが可能です。

登録はETORENのサイト右上にある「Sign In(サインイン)」をクリックし、名前とメールアドレスを登録すればOK。

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また一応公式のTwitterアカウント(@EtorenLimited)も存在はしていますが、こちらは新着情報の発信の役割は今のところ担っていません。

押さえておきたいポイント(特徴)

ETORENを利用する際のポイントや特徴としてズバリ押さえておきたい要点は以下のとおり。

  • 価格は高めだか、そのぶん保証内容など付加サービスが手厚い
  • 注文時点では購入費用が確定しない
  • 注文にはPaypalアカウントが必要
  • 配送先の住所は英語での表記が必要

ここからはそれぞれについて少し詳しく説明していきます。

価格は高いが付加サービスは手厚い

同じく香港に拠点を持つガジェットショップのExpansysや1ShopMobile.comなどと比べると価格設定はやや高めの傾向が見られるETOREN。

ですがその代わりに、12ヶ月の製品保証、修理依頼時の配送先が国内住所でよいなど、他所には見られないサービスの手厚さも。

日本語での問い合わせにも迅速・丁寧に返信してくれるため、これらの付加価値(サービスの手厚さ)に対して少し高めのお金を払っていると考えれば、実際にはそこまで高いとは感じないのではないか、と思います。

慣れない個人輸入。少し高めの費用を払っても購入後も含め、少しでも安心して使いたいという方にとっては強く魅力を感じられるショップといえるでしょうね。

注文時点では購入費用は確定しない

注文後の代金請求(ETOREN→クレジットカード会社)が米ドルとなっているETOREN。

注文を済ませれば米ドルでの請求額は輸入消費税も含めて完全に確定するものの、クレジットカード会社への決済情報が送信されるのは商品発送時点となります。

そのため、注文時から商品発送時までに為替変動があれば、日本円での商品代金・配送料が変わってくることがあります。

すなわち、購入時に計算した費用があくまで”概算”であることは、しっかりと頭に入れておきたいところです。

注文にはPaypalアカウントが必要

代金の支払いはクレジットカード払いとなりますが、この支払いシステムにPaypalを利用しているため、ただクレジットカードを持っているだけでは注文ができません。

初めてETORENを利用する場合には、まず事前にPaypalのアカウントを作成する必要があります。

Paypal自体は日本語でも利用登録ができるサービス、かつETOREN以外にも多くのサイトで利用できる決済手段であるため、まずはアカウントを作成しておくのがよいかと思います。

なおPayPalでの決済時には、支払い方法のオプション設定により、やや高めのレートで米ドル→日本円へと換算されてしまうことがあるので注意が必要です。詳細は以下の記事でまとめています。

少しでも安く購入できるよう、ケースによってオプション設定を使い分けることを意識してみるとよいでしょう。

配送先の住所は英語での表記が必要

ETORENに限った話ではありませんが、海外ショップからの購入=個人輸入=海外から荷物(商品)が送られてくることになります。そのため、注文時に入力する配送先情報は英語での入力が求められます。

簡単に例をあげて、日本語表記の住所を英語表記に置き換えてみると、以下のような感じになります。

※住所の置き換え例

【日本語表記】
〒123-4567
宮城県仙台市青葉区ふがふが町1-22-3
もがもが荘456号室
まきはら そうすけ
電話番号:090-1234-5678

【英語表記】
#456 mogamoga-so, 1-22-3, fugafuga-machi, Aoba-ku
Sendai-City
Miyagi
1234567
Japan
SOSUKE MAKIHARA
TEL:+81-90-1234-5678

とりあえずローマ字が読めれば、上のふたつを見比べることでどこがどう紐付いているのかはわかるはず。ちなみに置き換える際にポイントとして覚えておきたいことは以下の2つです。

  • 英語で住所を書くときは住所の後ろから順番に書く
  • 英語のつづり(スペル)が不明なときはローマ字表記で

日本語では「宮城県仙台市・・・」と都道府県から順番に書いていきますが、英語表記の場合は都道府県が最後にきます。

そして英語のつづりがわからない場合はローマ字で書く。これは最終的に荷物を自宅に届けてくれるのが日本の方であるからですね。

私の自宅もそうですが、地方であれば宅配ドライバーさん自体、海外からの荷物を取り扱うケースが稀ということも多くなります。

ですので、少しでも意識したいのは日本の方が見た時に、なんとなくでも住所が読めること。どうしても困ったら遠慮せず、わからない単語はローマ字表記で書いてみましょう。

なおETORENの場合は購入代金の決済にPaypalを利用しますが、Paypalのアカウントに登録する住所情報を英語にしておくと、この入力の手間は大きく省くことができるはずです。

総評:手厚いサービスで個人輸入初心者に特にオススメ

日本語での問い合わせに対応するだけでなく、輸入消費税が商品ページに表示価格に含まれている点は”購入にかかる費用”がわかりやすいという意味で好評価。

価格設定がやや高めな点はウィークポイントですが、その分、購入後も安心して利用でいる手厚いサービスは特に初心者には魅力的。

私個人的にも、初めて個人輸入を試みるといった初心者にこそ、特に利用をオススメしたいショップがこのETORENといえます。

当サイトでは今後も引き続き商品情報を紹介していきます。ぜひ、併せてチェックしてみてください。