
Huawei Japanが企画・開催した「Huawei P8 lite/TalkBand B2 ブロガー体験イベント」に参加した際、モニター機として Huawei TalkBand B2 をご提供いただきました。今回はこの Huawei TalkBand B2 の外観レビューおよびファーストインプレッションを整理しておきます。
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技術仕様
まずは TalkBand B2 の技術仕様を整理・確認しておきます。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| サイズ | 長さ 約 250 ✕ 幅 20 ✕ 厚さ 12 mm |
| 重量 | 約 33 g |
| OS | Android 4.0 Ice Cream Sandwich 以上 または iOS7.0 以上 |
| 通信規格 | Bluetooth 3.0 |
| ディスプレイ | 0.73インチ PMOLED(有機EL)タッチディスプレイ |
| バッテリー | 連続使用時間:約5日間 連続通話時間:約6時間 充電時間:約1.5時間 |
| 外部接続 | micro USB |
| センサー | 加速度センサー/ジャイロセンサー |
| 防水防塵 |
IP57 |
TalkBand B2 は今年3月にスペイン・バルセロナで開催されたMWC(Mobile World Congress)2015で発表したウェアラブルデバイス。ウェアラブルデバイスの機能として現在では一般的になりつつあるアクティブトラッキング(歩数や運動時間、睡眠時間の記録)により健康管理をサポートするとともに、ワンタッチで取り外せる本体をBluetoothで接続しているスマートフォンのヘッドセットとして使える、という変わった特徴を持っています。
ソフトウェアはHuawei独自のものを搭載しており、AndroidおよびiOSのいずれとも接続可能。同時接続も2台まで可能となっており、公用と私用でスマートフォンを2台持ち歩いている、といった方などはかなり便利に使える仕様となっています。
開封および同梱物の確認
こちらが TalkBand B2 のパッケージ。本体のカラーバリエーションはブラック、シルバー、ゴールドの全3色となっており、今回モニターとしていただいたのはゴールド。

パッケージの底には Made for iPhone のマークとドロイドくんマークが共存しており、かなり新鮮な印象です。

上蓋は本体が入っている下箱と連結しています。

同梱物を並べてみました。パッケージに含まれているのはTalkBand B2本体のほか、USBケーブル、ヘッドセットの交換用イヤーピース、説明書/保証書類。

外観
こちらが TalkBand B2。本体の材質はアルミニウム合金メタルで、軽さと丈夫さを兼ねた設計になっています。また金属の磨かれた質感とゴールドの色味も違和感はありません。

右側の側面には電源ボタン。その両脇に配置されている小さな穴はマイクです。マイクを2つ搭載することでノイズキャンセルを行なっており、クリアな通話品質を実現しています。

一方左に配置されている細長い穴はスピーカー。

また裏面には特に何もありません。

3色あるカラーバリエーションのうち、ゴールドだけは標準付属のバンドが革製になっています。市販のバンドとも互換性があり、バンド幅が15mmのものであれば付け替えも可能。

革製バンドはバックル式になっており、HUAWEIのロゴが入っている部分を持ち上げることで開閉します。


大まかなサイズはバックル裏にあるピンとバンドにある穴で決める設計。ピン部分がかなり細いという点は強度的に心配な印象も。

また本体下の左右に配置されているボタンはヘッドセットの取り外しボタンとなっています。

実際にはボタンを押すだけで下の写真のところまで浮き上がることはありませんが、ボタンを押して「カチッ」と音が鳴った後は、ヘッドセット本体を簡単に持ち上げることが可能です。逆にボタンを押すだけでは本体が自動で持ち上がらないことにより、誤ってボタンを押してしまった際も簡単に取れてしまうことがありません。極めて地味ですが、よく考えられている構造といえます。

ヘッドセット本体の充電には裏面に配置されたmicroUSBコネクタを用います。

イヤピースは比較的柔らかめの素材になっており、ヘッドセットをバンドに戻す際もそのまま押しこむだけで上手に格納されます。なおイヤーピースはサイズ別に3つ付属しているので、自分の耳に併せて付け替えることで、柔らかすぎて装着できないといったことにもなりません。

ヘッドセットを外した状態のバンド側には”TALKBAND”の文字が。ちょうどこの写真の左側のスペースにイヤーピースを押し込む形になっています。


実際にヘッドセットとして耳に装着してみた様子。こうしてみると一般的なヘッドセット専用として作られている製品よりはやや違和感は感じられます。ただ製品の設計思想として”常にヘッドセットを装着している人向け”ではなく”必要に応じてヘッドセットとして使う人向け”と思われるため、常時装着しておく前提でなければそこまで気にはならないでしょう。

腕に装着してみたところ。時刻表示機能もあるTalkBand B2ですが、本体は細長くてスリムな形状なので、時計と並べて付けてもよいと思います。


使ってみて感じていること
TalkBand B2はイベント当日の帰りからほぼ毎日欠かさず身につけて使っていますが、先ほど書いたとおり スリムな本体 と アルミニウム合金メタルならではの軽さ 、そして 革の柔らかさ によって付け心地がかなりよいです。ただゴールドモデルの革製+バックル留めというバンドは、バンド自体の細さと(革ならではの)柔らかさによって、装着時に重なったバンドがずれてしまう点はやや気になるかと。

本体の機能面については、アクティブトラッカーとしての機能はまだ確認中ですが、ヘッドセットとしての使い勝手はなかなかよいです。特に最大2台まで同時に接続できる点は個人的に大変重宝しています。このあたりはまた改めて紹介する予定です。
なお一点、本体カラーの選び方について。ゴールドに強いこだわりが無いのであれば、個人的にはブラックまたはシルバーの購入をオススメしたいところ。
というのも、前述のとおりTalkBand B2のバンドは市販の15mm幅のバンドと互換性があるのですが、革製のバンドは時計屋さん、あるいは大手家電量販店の時計コーナーなどでも多くの種類を見かけることができるであろう一方で、この本体デザインに合うTPU製(あるいはシリコン製)のバンドを市販品で見つけるのはほぼ不可能に近いのではないか?と思うからです。
アクティブトラッカーとして使用する場合には汗もかきますし、説明書を読んでいても一応水で洗うことができるようには設計されていますので、TPUバンドと(必要に応じて)市販の革バンドを両方持っておくと、ファッションを選ばずに毎日装着することができることでしょう。なおバンド自体はバネ棒外しだけあれば簡単に付け替えることができます。
最後に
以上、Huawei TalkBand B2の外観レビューとファーストインプレッションをご紹介しました。もともとアクティブトラッカー+ヘッドセットという機能が面白いと感じていたものの、実際に使ってみてもかなりよい印象です。
その他の機能についても、気に入った(あるいは気になった)点は改めて紹介していきます。
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