TCLコミュニケーションのAlcatel Onetouchブランドとして初となるスマートウォッチ「Alcatel Onetouch Watch」を入手したので、開封の儀および外観レビューを行います。
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技術仕様
はじめに Alcatel Onetouch Watch の技術仕様を整理・確認しておきます。
項目 | 詳細 |
---|---|
サイズ | 文字盤の厚さ:10.5 mm 文字盤の直径:41.8 mm バンドの厚さ:3.5 mm バンドの幅: 20.0 mm |
重量 | 60 g |
本体カラー | Black/White |
ディスプレイ | 1.22インチ(240×204)IPSタッチパネル |
互換性 | Android:Android 4.3 Jellybean 以上のバージョン iOS:iOS7 以上のバージョン かつ iPhone4s より新しいモデル (※Bluetooth Low Energyのサポート必須) |
通信方式 | Bluetooth 4.0 Low Energy |
チップセット | STM429 |
バッテリー |
210 mAh |
その他 | 加速度センサー、ジャイロセンサー、高度計、脈拍計、電子コンパス、NFCタグ、防水防塵仕様(IP67相当) |
このスマートウォッチの最大の特徴といえるのはAndroidおよびiOSのいずれのOSとも互換性がある(連携が可能)ということでしょう。OSはAlcatel Onetouch独自のものが採用されているため、Android WearやApple Watchとは利用できる機能が限定されてきますが、利用している機種を(ほぼ)選ばないという点は利用者にとって魅力となります。
またバッテリーに関しても、バッテリー容量が210mAhと最近のスマートウォッチと比較した場合にあまり大きくないのにも関わらず、連続動作時間は公表値で2−5日間と長くなっています。
開封の儀&同梱品チェック
早速開封していきます。パッケージの背面には利用(スマホとの連携)手順が書かれています。Androidスマホ、iPhoneのいずれで利用する場合においても、基本的にはONETOUCH Moveという専用アプリを用いて連携することになります。
この商品にはバンドサイズがS/M、M/Lの2種類あり、パッケージの側面には(店頭販売用として)その長さを図るスケールが印刷されています。なおこのスケールに関してはAlcatel Onetouchの公式サイトでもデータをダウンロードすることが可能です。
また反対側の側面には、同商品の特徴がイラストと文字で記載されています。
箱を開封したところ。ドンッ、とAlcatel Onetouch Watchが現れます。
同梱品は非常にシンプルで、Alcatel Onetouch Watch、説明書(複数言語分)のみ。
外観レビュー
続いて外観も確認していきます。
こちらがAlcatel Onetouch Watch。今回購入したのはBlackのS/Mサイズです。
時計部分は綺麗な円形ですが、ディスプレイに関しては下の部分がやや欠けた形状に。この欠けた部分はタッチすることでホームボタンの代わりとして機能します。また目盛りに関してはディスプレイガラスの下に物理的にデザインされています。ディスプレイガラスは縁がきれいにラウンド加工されており、指ざわりも良好です。
右側の側面には電源キーを配置。
一方左側の側面には何もありません。金属製の本体も非常に丁寧に加工されており、円形デザインと合わせて非常に高い質感に仕上がっています。
背面中央には脈拍計。
バンドはシリコン製で柔らかく、また内側に波上の段がついたデザイン。Blackモデルの場合は表面が黒、裏面が赤(色味としてはややオレンジに近め)になっています。
装着はバックル方式。
このあたりの機構は一般的な腕時計用のメタルバンドと大きく変わりません。
またこのAlcatel Onetouch Watchでは充電に専用ドックやUSBケーブルを必要とせず、バンドの端に格納されているUSB端子を用いる仕組みとなっています。
外側のカバーを外すことで・・・
USB端子が現れます。これを直接USBアダプターやパソコンのUSB端子などに挿せば充電を行なうことが可能です。
腕に装着したところ。
私が今回購入したのは小さい方のサイズ(S/M)なのですが、初期状態ではかなり大きさに余裕がありました。
サイズ調整はバックル部分の留め具の固定箇所をマイナスドライバーなどで持ち上げて行います。
あとは留め具の部分をスライドさせるだけで簡単にサイズが調整できます。バンドの内側に設けられた波上の段によって留め具の固定箇所もしっかりと止まるため、使用していてサイズが変わってしまう(留め具がズレてしまう)心配もありません。
サイズを直して装着したところ。
Android Wear搭載のスマートウォッチ LG Watch Urbane W150 と並べて装着したところ。
ディスプレイの形状は異なる(LG Watch Urbaneは完全な円形)ものの、サイズ自体は大きく変わりません。ただディスプレイを囲むフレーム部分が同系色のAlcatel Onetouch Watchは、文字盤サイズがひとまわり大きいような印象に。さらにバンドの幅に関してはAlcatel Onetouch Watchのほうがかなり(3分の2程度に)狭くなっています。
LG Watch Urbaneに取り付けている一般的な金属バンドとバックル部を比較。写真では若干わかりづらいのですが、Alcatel Onetouch Watchのバックル機構は各パーツの長さが若干短いつくりになっています。
そのため、手の大きさは大きいけれど手首は細い、という場合は装着(バンドに腕を通す)にかなり窮屈さを感じる場合があるようです。ちなみにこういった場合はバックルの関節部分に親指を持ってくる向きにすると、比較的容易に腕を通すことが可能です。
最後に文字盤の様子だけ。少し近づいてみると、ディスプレイに表示されていることははっきりとわかりますが、遠目にはほとんど気にならないレベルです。写真の文字盤はシンプルなデザインですが、文字盤デザインについては専用アプリのONETOUCH Moveから選択・変更することが可能です。
最後に
ということで、とりあえず開封の儀〜外観レビューまででした。
毎度恒例のフィルム作成をビザビにお願いしており、本日手元に帰ってきたので、明日から中身や具体的な機能などについても確認・紹介していくことにします。
ちなみに今回私はAlcatel Onetouch idol3の購入と合わせてAlcatel Onetouchの公式サイトから購入しました。Alcatel公式サイトおよびアメリカのAmazon.comでは、2015年6月29日時点においてUSD149.99(約18,900円)で販売されているものの、日本への直接配送に対応していません。
他国のAmazonやガジェットショップを確認する限りでは、スペインAmazon.esでかなり安く取り扱われている他、Expansysでも仮予約注文を受付中です。今後日本国内から購入する場合においては、こういったところを利用して購入する方法が容易であり、比較的おすすめしやすいように思います。