スマホユーザーなら誰しもが意識したことがある「バッテリー持ちの良し悪し」に関する問題点。従来であればバッテリー容量の巨大化、あるいはシステムの省電力化といった「如何にバッテリーの消費量を抑えるか」といった切り口からアプローチがかけれてきたように思います。
しかし今回Galaxy S6 edgeでは、上記以外に「急速充電」と「ワイヤレス充電」という2つの機能を搭載することにより、「充電の手間を如何に無くすか」といった、これまでとは異なる切り口からアプローチが見受けられます。そして個人的にはこれが非常に興味深い(面白い)なぁと。
そこで今回はGalaxy S6 edge(SM-G9250)にて「急速充電時」と「ワイヤレス充電時」における所要時間の違いなどを確認してみたので、その内容を紹介しておきます。
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急速充電とワイヤレス充電における所要時間の違い
まず下の画像はGalaxy S6 edgeにおける「急速充電時」と「ワイヤレス充電時」の充電の様子を記録したもの。
充電開始時点でのバッテリー残量にバラつきはありますが、これを見ると「急速充電の方が圧倒的に速い」ということはまず分かっていただけるでしょう。
ではここからはそれぞれの充電方法について個別に見ていきます。
急速充電時の充電性能
まずは急速充電について。急速充電時にはNexus6に付属しているQuick Charge 2.0対応のアダプター「Motorola Turbo Charger」を用いました。なおUSBケーブルに関しては、特に充電専用などの充電機能に特化したものではありません。
そしてこちらが急速充電時の充電開始時および完了時の時刻を確認した結果。
充電開始時刻が22:10、完了時刻が23:25となっており、また開始時点でのバッテリー残量は15%、完了後は100%です。これを整理すると1時間15分で85%充電できたことになります。ちなみにSamsungによると、急速充電時における残量ゼロから満充電までに要する時間は約90分とか。それらしい結果になっていることが分かります。
Galaxy S6 edgeのバッテリー容量は2,600mAhということで、他メーカーのフラッグシップモデルと比べると少ないほうではありますが、それでも1時間でバッテリー容量の8割以上を充電できるというのは非常に便利なところですね。
ワイヤレス充電時の充電性能
次はワイヤレス充電。ワイヤレス充電時には 「AukeyのQi準拠ワイヤレス充電パッド」 を用いました。USBケーブルは先程と同じです。
そして充電のログを確認したものがこちら。
充電開始時刻が17:35、完了時刻が19:52となっており、開始時点でのバッテリー残量は21%、完了後は100%です。こちらも整理してみると、約2時間20分で80%充電できたことになります。ワイヤレス充電に関しては、残量ゼロから満充電までに要する時間は約3時間と謳われており、こちらも順当な結果となりました。
なおワイヤレス充電の場合は、1時間でも40%程度の充電が可能となっているため、使っていない際にちょっと充電器に置いておくだけでも、日常におけるバッテリー切れはかなり防ぐことが可能となっています。
最後に
ということで、Galaxy S6 edgeにおける「急速充電時」および「ワイヤレス充電時」の所要時間等に関する確認結果でした。
急速充電とワイヤレス充電のいずれにおいても非常に満足のいく結果となりましたが、個人的にはワイヤレス充電でもかなりの短時間で充電を行うことが出来る点は非常に魅力的に感じています。机の上に充電器を設置しておけば、作業中などのちょっとした合間に端末を置いておくだけでも、バッテリー残量に関しての心配がかなり少なくなると思います。
なお急速充電用に用いるアダプタは端末に付属しているSamsung純正品を用いるのが一番間違いないとは思いますが、他の端末でも使い回すことも想定するとQuick Charge 2.0に対応した充電アダプターを持っておくのも良いとは思います。
今回確認に用いた「Motorola Turbo Charger」は日本国内だと単品での販売がされていないため、Nexus6を持っていない場合は市販のものから探す必要があります。Amazon.co.jpなどを見ていても種類はいくつかあるのですが、その中で私個人の好みで選ぶのであれば、Aukeyのものがデザインと価格のバランスが取れていそうで良さげかな、と思っています。
ちなみにちょうど本日のAmazonタイムセール対象商品となっていたので、私自身、早速購入してみました。
商品は本日夕方以降に受け取れる予定ですので、本日のタイムセールが終わる23時前までには、使用感の確認と改めてオススメできるものであるかどうかといった点を追って紹介できればと思います。
またワイヤレス充電に用いたAukeyのワイヤレス充電パッドに関しては、ホワイトカラーのものが明日午前0時よりタイムセール対象となるようです(ちょうど先ほど別記事に詳細を書いたところです)。
こちらに関しては既に使用していることもあり、個人的には躊躇なくオススメできる製品と言えます。現時点での販売価格も約2,000円とお手頃な感じですが、カラーにこだわりがないのであれば、明日のタイムセールでの購入を狙ってみるほうが良いと思います。