Galaxy S6 edgeでは、旧モデルのGalaxy S5から導入され始めた指紋認証機能の読み取り方式が「スライド方式」から「タッチ方式」に変更となりました。昨今の端末サイズ巨大化の流れがある中でホームボタン上で指をスライドするのは非常に使い勝手が悪かったわけですが、そこを大きく改善してきたわけです。
そんな指紋認証機能について、指紋登録の様子と実際に使用してみての動作を動画に撮影してみましたので、ご紹介します。
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指紋の登録
指紋の登録は、センサー部に登録する指の指紋を複数回読み取らせることで行ないます。旧モデルのGalaxy S5ではセンサー上でスライドさせる形でしたが、Galaxy S6 edgeではAppleのiPhone 6 Plusなどに搭載されているtouchID同様、センサー部に指(指紋)を置く形で登録を行ないます。
下は指紋の登録の様子を撮影した動画です。
読み取りのエラーなどがなければ、センサー部に20回指紋を読み取らせることで、1つの指紋の登録が完了します。登録の進行状況は画面中央に表示される数値(パーセンテージ)と指紋のグラフィックで確認することが可能です。
なおGalaxy S6 edgeに登録できる指紋の数は、最大4つまでとなっています。
認証の精度
Galasy S6 edgeに搭載されている指紋認証センサーは360°いずれからアクセスしても認証が可能な仕様となっています。ということで、実際にどの程度の精度で認証が可能なのか、端末を回しながら指紋認証を行なって確認してみました。下がその様子を撮影した動画です。
動画を見て分かる通り、本当にアクセスする角度を選ばずに認証できることが確認できました。
なお実際に使ってみた感想としては、角度は選ばないのですが、認証する指紋の位置は結構シビア目に設定されている感じがしました。アクセスする角度が変わらずとも認証する位置がズレると認証できないこともそれなりに。このあたりは指紋を登録する際に上手に位置をズラすことでより正確になっていくと思われます。
最後に
Galaxy S6 edgeの指紋認証機能について、基本的な使い方(設定と動作)を確認してみました。iPhone 6 PlusなどのtouchIDと比較すると精度(認証位置)が若干シビアな感じも受けますが、それでも十分実使用に耐えられる良い機能改善と言うことが出来そうです。
登録できる指紋の数は最大4つとなっているので、アクセスする指が1〜2つに完全に決まっている場合は、1つの指紋を複数個登録しておくとより精度が高く利用できるかもしれませんね。
なおこの指紋認証機能はスリープ解除の他、一部のウェブサービスでのサインインやSamsungアカウントの認証にも使用することが可能です。ゆくゆくはこれが1Passwordなどのサードパーティ製アプリでも使用できるようになっていくと、さらに使いやすいものへとなっていくでしょう。
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