Samsung Galaxy Z Fold4(SM-F936B/DS)の設定画面

Galaxy Z Fold4(型番:SM-F936B/DS)のシンガポール仕向品について、日本国内4キャリアの SIM を用いた通信機能の動作確認結果をまとめておきます。

結論として、2022年9月5日(月)時点では国内4キャリア(NTTドコモ/KDDI/ソフトバンク/楽天モバイル)すべての 5G ネットワークに【接続可能】です。

VoLTE(ボルテ)や SMS、テザリングも利用できます。

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動作確認結果(まとめ)

4キャリアでの動作確認結果

4キャリアの SIM を用いて検証した、Galaxy Z Fold4(型番:SM-F936B/DS)の通信関連機能の利用可否をまとめました。

この内容は【2022年9月初旬配信のソフトウェアアップデート適用後に確認した結果】(=掲載情報の最終更新日は2022年9月5日)です。

ドコモ KDDI SB 楽天
5G 通信
4G 通信
VoLTE
SMS
テザリング

2022年9月5日(月)時点では、国内4キャリア(NTTドコモ/KDDI/ソフトバンク/楽天モバイル)すべての 5G ネットワークに【接続可能】であることを確認しました。4G 通信、VoLTE、SMS、テザリングもすべて利用可能です。

物理 SIM カードを挿し込む、または eSIM に情報を登録した後、必要に応じて APN 情報を設定するだけで検証結果が得られました。ほかの特別な操作(例:ServiceMode からの設定変更など)はおこなっていません。

各キャリアごとの詳細な検証結果は後述します。

シンガポール版について

シンガポール版の特徴

検証した Galaxy Z Fold4 は海外通販サイト ETOREN で購入したシンガポール仕向けのもの。型番は「SM-F936B/DS」です。

他モデルと比べた際に特筆すべき特徴は SIM カードスロット。nanoSIM サイズの物理 SIM カードスロット2つに加えて、eSIM も内蔵しています。1台の電話機で実質3枚分(以上)の SIM カードを持ち歩くことが可能です。(※同時に有効化できる SIM カードは2つまで)

シンガポール版の技術仕様

Samsung公式サイトのシンガポール向け製品ページにて確認できる、Samsung Galaxy Z Fold4(型番:SM-F936B/DS)のおもな仕様情報は次のとおり。

実装されている通信方式・周波数帯は、端末上(ServiceMode の画面上)でも確認済みです。

Samsung Galaxy Z Fold4(SM-F936B/DS)のスペック表
外寸と重量
サイズ
(展開時)
  • 高さ
    155.1mm
  • 横幅
    130.1mm
  • 厚さ
    6.3mm
サイズ
(折畳時)
  • 高さ
    155.1mm
  • 横幅
    67.1mm
  • 厚さ
    14.2mm – 15.8mm
重さ 263g
システム
OS One UI 4.1.1 based on Android 12L
SoC Qualcomm Snapdragon 8+ Gen 1
Octa-Core(8コア)

  • 3.18GHz × 1
  • 2.7GHz × 3
  • 2.0GHz × 4
RAM 12GB
ROM 次のいずれか

  • 256GB
  • 512GB
  • 1TB
外部ストレージ 非対応
バッテリー 4,400mAh
ディスプレイ
大きさ
  • メインスクリーン
    7.6インチ
  • カバースクリーン
    6.2インチ
解像度
  • メインスクリーン
    QXGA+(2176×1812ドット)
  • カバースクリーン
    HD+(2316×904ドット)
種類
  • メインスクリーン
    Dynamic AMOLED 2X
  • カバースクリーン
    Dynamic AMOLED 2X
カメラ
背面カメラ トリプルカメラ

  • プライマリ:5,000万画素
  • セカンダリ:1,200万画素
  • ターシャリ:1,000万画素
前面カメラ シングルカメラ

  • 400万画素
カバーカメラ シングルカメラ

  • 1,000万画素
SIMカード
種類 nanoSIM(+eSIM)
物理スロット数 2
通信機能(モバイル)
5G FR1 n1
n2
n3
n5
n7
n8
n12
n20
n25
n28
n38
n40
n41
n66
n77
n78
FR2
4G FDD-LTE Band 1
Band 2
Band 3
Band 4
Band 5
Band 7
Band 8
Band 12
Band 13
Band 17
Band 18
Band 19
Band 20
Band 25
Band 26
Band 28
Band 66
TD-LTE Band 38
Band 39
Band 40
Band 41
3G WCDMA
(UMTS)
Band 1
Band 2
Band 4
Band 5
Band 8
通信機能(その他)
Wi-Fi IEEE802.11 a/b/g/n/ac/ax
(2.4GHz/5GHz)
Bluetooth Version 5.0
その他
防塵防水 IPX8
おサイフケータイ 非対応
フルセグ/ワンセグ 非対応

上記からは(ハードウェア的には)日本国内の4キャリア(NTTドコモ/KDDI/ソフトバンク/楽天モバイル)で 5G および 4G 通信が利用可能と読み取れます。

動作確認結果(キャリア別)

NTTドコモ

NTT ドコモの回線では「5G 通信」「4G 通信」「VoLTE」「SMS」「テザリング」いずれも問題なく利用できています。

今回の検証には ahamo(アハモ)ブランドで契約した 5G 対応の SIM カード、公式サイトで案内されているAPN情報(spmode.ne.jp)を使いました。

APN 情報の手入力は不要。「spmode.ne.jp」の APN 情報は初期登録されており、SIM カードを挿すと自動で表示・設定されました。

モバイルネットワークの設定画面には VoLTE 機能のスイッチ(オン/オフ切り替え)が現れます。なお VoLTE が有効な状態でもアンテナピクト横に「VoLTE」マークは表示されません。

KDDI

KDDI の回線では「5G 通信」「4G 通信」「VoLTE」「SMS」「テザリング」いずれも問題なく利用できています。

今回の検証には povo(ポヴォ)ブランドの povo2.0 プランで契約した eSIM、公式サイトで案内されている APN 情報(povo.jp)を使いました。

関連情報(外部サイト)
povo2.0 | eSIMご利用のお客様(Android)

povo の SIM カードを使う場合は APN 情報の手入力が必要です。

au ブランドで契約している SIM カード用の APN 情報は初期登録されていました。こちらの場合は SIM カードを挿すだけで自動的に設定されるものと思われます。

モバイルネットワークの設定画面には VoLTE 機能のスイッチ(オン/オフ切り替え)が現れます。なお VoLTE が有効な状態でもアンテナピクトの横に「VoLTE」マークは表示されません。

ソフトバンク

ソフトバンクの回線では「5G 通信」「4G 通信」「VoLTE」「SMS」「テザリング」いずれも問題なく利用できています。

今回の検証には ソフトバンクで契約した 5G 対応の“iPhone 用 SIM カード”「nanoUSIM カード A (C2)(ZTWCJ1)」、そして公式サイトで案内されている APN 情報(plus.4g)を使いました。

APN 情報の手入力は不要。「plus.4g」の APN 情報は初期登録されており、SIM カードを挿すと自動で表示・設定されました。

モバイルネットワークの設定画面には VoLTE 機能のスイッチ(オン/オフ切り替え)が現れます。なお VoLTE が有効な状態でもアンテナピクト横に「VoLTE」マークは表示されません。

楽天モバイル

楽天モバイルの回線では「5G 通信」「4G 通信」「VoLTE」「SMS」「テザリング」いずれも問題なく利用できています。

今回の検証には Rakuten UN-LIMIT VII で契約した eSIM、公式サイトで案内されている APN 情報(rakuten.jp)を使いました。

APN 情報の手入力は不要。「Rakuten Internet」の APN 情報は初期登録されており、eSIM をインストールすると自動で表示・設定されました。

モバイルネットワークの設定画面には VoLTE 機能のスイッチ(オン/オフ切り替え)が現れます。なお VoLTE が有効な状態でもアンテナピクトの横に「VoLTE」マークは表示されません。

まとめ

最後にあらためて、日本国内4キャリアの SIM で確認した、Galaxy Z Fold4(型番:SM-F936B/DS)の通信関連機能の動作確認結果をまとめておきます。

ドコモ KDDI SB 楽天
5G 通信
4G 通信
VoLTE
SMS
テザリング

おサイフケータイ機能は不要で、なおかつ eSIM も使える SIM カードの“トリプルスロット”に関心がある。そうした場合はシンガポール版の入手を検討してみてもよいかもしれません。

なお繰り返しになりますが、当記事で紹介している検証結果は【2022年9月5日(月)時点】の内容です。

ぼく自身が所有している期間に配信されたソフトウェアアップデート(とそれによる変更の有無)の検証は可能なかぎり実施・追記していきます。ですが今後配信されるソフトウェアアップデートを適用したことで動作が変わる可能性もあることはあらかじめご理解ください。

追記情報

ソフトウェアアップデート後の検証履歴

2022年9月