既報のとおり、モバイルガジェットの海外通販サイトETOREN(イートレン)で価格を値下げして販売されている、Samsung Electronics(サムスン電子。以下、Samsung)「Galaxy S9+」Exynos 9810モデルのROM256GB搭載品。
当初確認していた値下げ品(本体色)はミッドナイトブラックのみでしたが、値下げは“追加色”のバーガンディレッドにも波及。Exynos 9810やROM256GBを搭載する同仕様品が税込価格79,000円で提供されています。
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ETORENで価格が値下げされているのはSamsung Galaxy S9+(型番:SM-G965F/DS)のバーガンディレッド(Burgundy Red)。現在庫はシンガポール仕向けで6GBのシステムメモリや256GBの内蔵ストレージを搭載するDual SIMモデルです。
2018年12月28日(金)時点における価格設定は、輸入消費税分を含む本体価格が79,000円。既報で値下げを紹介した“初期色”のミッドナイトブラックとの差額も800円とわずかとなっています。
日本国内住所宛てへの配送料を加味した購入費用の総額は約81,000円です。
Galaxy S9+は2018年2月にSamsungが発表したスマートフォン。日本国内でもNTTドコモ「Galaxy S9+ SC-03K」やau(KDDI)「Galaxy S9+ SCV39」として、Snapdragon 845モバイルプラットフォームや64GBの内蔵ストレージを搭載するモデルが発売中です。
本体はIP68等級の防塵防水機能付きで、前面にはベゼルレス設計やアスペクト比18.5:9のディスプレイ、画面左右端の湾曲などを特徴とするデザイン「Infinity Display(インフィニティ・ディスプレイ)」を採用。「狭額縁」「縦長画面」などトレンド要素を取り入れ、大画面と持ちやすい本体サイズの両立が図られています。
背面カメラは広角設計と望遠設計(有効画素数はともに1,200万画素)のカメラ2機で構成されるデュアル設計。
広角設計のプライマリカメラはシーンに応じて絞りが「f/1.5」および「f/2.4」で自動的に切り替わる可変仕様。暗い場所では「f/1.5」設定でノイズを抑えた写真が、明るい場所では「f/2.4」設定で輪郭の引き締まったシャープな写真が撮影できます。
プライマリカメラにはデュアルピクセル設計のイメージセンサーを搭載し、フォーカス精度や暗所撮影性能も高めています。
望遠設計のセカンダリカメラは1,200万画素のイメージセンサーにf/2.4のレンズという構成。セカンダリカメラでは(プライマリカメラ比で)光学2倍ズームに相当する望遠撮影が可能。光学式手ぶれ補正も備え、撮影精度を高めています。
前面カメラは800万画素のイメージセンサーとf/1.7のレンズで構成。自撮り(セルフィー)だけでなく、自撮り写真からオリジナルの立体スタンプが作成できる「AR Emoji」機能などの楽しみ方も用意されています。
端末に搭載するスピーカーは今作より「受話口内」「下面」に分離配置するステレオ設計に。Samsung傘下の音響機器メーカーであるHarman International Industries(ハーマン・インターナショナル・インダストリーズ)のAKGブランドがサウンドチューニングを担当します。
映像業界でよく知られる音響技術「Dolby Atmos(ドルビー・アトモス)」にも対応しており、従来モデルと比べて、より立体的で臨場感あるサウンドが楽しめます。
端末のロック解除などに使える生体認証機能は指紋認証、顔認証、虹彩認証の3種類に対応。顔認証と虹彩認証を組み合わせた新機能「Intelligent Scan(インテリジェントスキャン)」も追加され、それぞれの機能を補完し合うことで認証精度を高めています。
バーガンディレッドの本体カラーは2018年5月に発表された新色。海外でも地域を限定して投入されており、日本でも未発売です。
そのほかSamsung公式サイトのシンガポール向け製品ページにて確認できる、Samsung Galaxy S9+(型番:SM-G965F/DS)の主な仕様情報は次のとおり。
サイズと重さ | |
---|---|
高さ | 158.1mm |
横幅 | 73.8mm |
厚さ | 8.5mm |
重さ | 189g |
システム | |
OS | Android 8.0 |
SoC | Samsung Exynos 9810 Octa-Core
|
RAM | 6GB |
ROM | 次のいずれか
|
SDカード | 対応(最大400GBまで) |
バッテリー | 3,500mAh |
ディスプレイ | |
サイズ | 6.2インチ |
解像度 | WQHD+(2880 x 1440) |
種類 | Super AMOLED |
カメラ | |
背面 | デュアルカメラ
|
前面 | 800万画素 |
SIMカード | |
種類 | nanoSIM |
スロット数 | 2 |
通信方式 | |
FDD-LTE |
Band 1 Band 2 Band 3 Band 4 Band 5 Band 7 Band 8 Band 12 Band 13 Band 17 Band 18 Band 19 Band 20 Band 25 Band 26 Band 28 Band 32 Band 66 |
TDD-LTE |
Band 38 Band 39 Band 40 Band 41 |
WCDMA |
Band 1 Band 2 Band 4 Band 5 Band 8 |
CDMA | – |
TD-SCDMA |
Band 34 Band 39 |
GSM |
850 MHz 900 MHz 1800 MHz 1900 MHz |
Wi-Fi | IEEE802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz/5GHz) |
Bluetooth | Version 5.0 |
その他 | |
防塵防水 | IP68 |
シンガポール向けに設定されたGalaxy S9+(型番:SM-G965F/DS)の価格は、ROM256GB搭載モデルだとSGD1,498(約121,700円)。
ETORENを利用して個人輸入すれば、海外現地向け価格と比べてもおおよそ41,000円安く入手可能になりました。
「海外版を買うなら珍しいものを選びたい」などの要望がある場合には、他色と大きく変わらず金額で珍しい色(=バーガンディレッド)が購入できるこの機会は狙い目かもしれません。
Source:ETOREN