モバイルガジェットの海外通販サイトEXPANSYS(エクスパンシス)が日本国内住所宛てへの発送方法として新たに「低費用」「所要日数長め」を特徴とするエコノミー配送を導入。
対象商品は一部に限られるものの、配送料の最低額は実質800円~と安くなりました。
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EXPANSYSが日本国内住所宛てへの発送方法として従来提供してきた「ヤマト運輸」「FedEx」の2種類に加え、新たに「エコノミー配送」を導入しました。特徴は次のとおり。
- 低価格(配送料は800円~)
- 所要日数長め(配達の所要日数は7~10営業日)
- 一部の商品注文時にかぎり利用可能
EXPANSYSのサイト内、インフォーメーションのページに書かれた「商品の送料について」の項目を見ると、エコノミー配送の配送料は460円~と記載。
ただしプリペイドSIMカードを単品注文する場合でもエコノミー配送の配送料は800円の表示に。プリペイドSIMカードはEXPANSYSが販売する商品の中でも軽量物に分類できるため、エコノミー配送の実質的な最低額は800円と考えるのがよさそう。
▼「商品の送料について」の項目に書かれた送料は460円~
▼プリペイドSIM単品を注文する場合も配送料は800円~と表示される
エコノミー配送が利用できる商品は、おもにパッケージサイズや重量が小型と想定できる商品。スマートウォッチなどのウェアラブル製品、コンパクトサイズのスマートフォン(一部を除く)を注文する場合に「800円」の金額で表示されることを確認しています。
▼スマートウォッチ単品でエコノミー配送(800円)が選べる例
▼スマートフォンでも商品により、エコノミー配送(800円)が選択できる
▼8インチクラスのタブレット。エコノミー配送は選べるが金額は2,000円に
配送無料の条件(本体価格70,000円以上)を満たす注文、パッケージサイズが明らかに大きいと想定できる商品注文の際には、エコノミー配送の項目は表示されません。
▼注文額が70,000円以上の場合。所要日数の少ない他の配送方法だけ表示される
▼10インチクラスのタブレット。注文額は70,000円未満だがエコノミー配送は選べず
「商品に設定された配送料の最低額がいくらなのか?」は基本的に商品ページ上で確認可能。仮予約受付中の商品などについてはカートに入れた後、買い物かごの画面で確認できます。
▼基本は商品ページ上に送料(最低額)が表示される
EXPANSYSでは2015年9月、少額の買い物時に送料無料となる配送方法「ネコポス」を導入。しかしネコポスは導入から半年で(EXPANSYSでは)廃止されていました。
エコノミー配送の最低額と従来の最低額(ヤマト運輸の国際宅急便)の差は600円とわずか。しかし「受け取りを急がないので少しでも安く買いたい」「アクセサリーだけ買いたい」といった用途に使いやすい配送方法ということは間違いありません。
またEXPANSYSで購入した商品の受け取り時(あるいは受け取り後)に支払う必要がある輸入消費税は「商品価格+配送料(保険込み)」をベースに計算されますが、(個人輸入扱いの場合)合計額が16,666円以下だと免税扱いとなります。
一回の買い物による注文額が15,200円前後ときわどい(ヤマト運輸の国際宅急便を利用すると16,600円前後になってしまう)場合にエコノミー配送を利用するいった選択も、賢い節税方法としてオススメです。
Source:EXPANSYS