2018年3月下旬より海外で順次発売されているSony Mobile Communications(ソニーモバイルコミュニケーションズ。以下、Sony)のフラグシップスマートフォン「Xperia XZ2」。
当サイトで定期的に発売・価格情報を紹介している海外通販サイトのEXPANSYS(エクスパンシス)、1ShopMobile.com、ETOREN(イートレン)でも、早いところではまもなく販売が開始されてから2週間が経過。価格も一旦落ち着いてきたと感じています。
そこでこの記事では2018年4月初旬(4月4日)時点における海外通販サイト(上記3サイト)での「Sony Xperia XZ2」取扱い状況と購入費用をまとめます。
購入を検討している場合には、ぜひ参考にしてみてください。
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各通販サイトでの購入費用
はじめに2018年4月4日(水)19:00時点での本体価格をもとに計算した、3通販サイトで「Xperia XZ2」を購入する際にかかる総費用(概算見積額)を整理。
- EXPANSYS:約85,900円
- 1ShopMobile.com:約81,400円
- ETOREN:約86,500円
(※2018年4月4日現在の内容です)
それぞれ保証期間の長さなどサービス内容は異なります(詳しくは後述)が、単純に“もっとも安く入手できる”計算になるのは1ShopMobile.com。
ちなみにこの3サイトで取扱いが見込まれる台湾仕向品、香港仕向品に対して設定されたメーカー希望小売価格は次のとおり。
- 台湾仕向品:税込みTWD24,990(約91,500円)
- 香港仕向品:税なしHKD6,198(約84,200円)
(※2018年4月4日現在の内容です)
上記3サイト利用時にかかる購入費用と海外現地向けのメーカー希望小売価格に差はほとんどなく、発売直後でありつつも既に“妥当な費用で購入できる”状態です。
なお購入費用の算出方法は過去に記事でまとめているので、気になれば以下リンクURL先の記事もあわせてチェックしてみてください。
EXPANSYS
2018年4月4日(水)現在でEXPANSYS(エクスパンシス)が取り扱うXperia XZ2は、香港や台湾に投入されている「型番:H8296」のモノ。容量6GBのシステムメモリを搭載するDual SIMモデルです。
注文できる本体カラーは全4色(Liquid Black/Liquid Silver/Deep Green/Ash Pink)。
2018年4月4日(水)時点における価格設定は、本体価格が82,015円。発売開始直後と比べて5,120円安くなりました。
日本国内住所宛てへの配送料は無料。輸入時に課せられる輸入消費税などを加味した(個人輸入扱いとした場合における)購入費用の概算見積額は約85,900円ほどです。
EXPANSYSではXperia XZ2を「日本への配送料タダ」「6ヶ月の商品保証付き」で販売していますが、他2サイトと比べると購入費用はもっとも割高です。
ただし他2サイトにない「代金引換などを利用すれば、購入費用をすべて現金で支払える」というメリットも。クレジットカードを持っていない場合など、支払い方法に制限がある際にはEXPANSYSでの購入は有効な選択肢としてオススメです。
1ShopMobile.com
2018年4月4日(水)現在で1ShopMobile.comが取り扱うXperia XZ2は、香港や台湾に投入されている「型番:H8296」のモノ。EXPANSYS取扱品と同じ、容量6GBのシステムメモリを搭載するDual SIMモデルです。
注文できる本体カラーは全4色(Liquid Black/Liquid Silver/Deep Green/Ash Pink)。
2018年4月4日(水)時点における価格設定は、本体価格がUSD719.00(約76,700円)。発売開始直後と比べてUSD20.00(約2,200円)安くなりました。
日本国内住所宛てへの配送料は基本無料。輸入時に課せられる輸入消費税、クレジットカードでの代金決済時に発生する為替変換手数料などを加味した(個人輸入扱いとした場合における)購入費用の概算見積額は約81,400円ほどです。
1ShopMobile.comではXperia XZ2を「日本への配送料タダ」で販売。また本体価格も(この記事で取り上げる)他2サイトと比べて割安に設定されている点は嬉しいポイントです。
一方無料で付帯される保証期間は10日間(初期不良対応のみ)とかなり短く、保証期間を延長するためには有料オプション(6ヶ月=USD25.00/12ヶ月=USD40.00)への加入が必要。
購入後も不良を恐れず安心して使いたいということであれば、他2サイトで注文したほうが結果的に割安となるケースもあります。
ETOREN
2018年4月4日(水)現在でETORENが取り扱うXperia XZ2も他2サイトと同じで、香港や台湾に投入されている「型番:H8296」のモノ。容量6GBのシステムメモリを搭載するDual SIMモデルです。
注文できる本体カラーも全4色(Liquid Black/Liquid Silver/Deep Green/Ash Pink)で、他2サイトと変わりません。
2018年4月4日(水)時点における価格設定は、輸入消費税分を含む本体価格がUSD780.00(約83,200円)。発売開始直後と比べてUSD106.00(約11,300円)安くなりました。
日本国内住所宛てへの配送料、クレジットカードでの代金決済時に発生する為替変換手数料などを加味した購入費用の概算見積額は約86,500円ほどです。
ETORENではXperia XZ2に限らず取り扱うすべての商品に対して「12ヶ月の商品保証」を無料で付帯。また本体価格は元から「輸入消費税分」を含んだ設定であり、注文時に決済すれば、商品を受け取る際など別のタイミングでお金を支払う必要がない点も魅力です。
一方(個人的に)価格を観測していてデメリットと感じる機会が多いのは「発売直後のモデルだと価格の割高傾向が強い」こと。ただXperia XZ2に関しては冒頭でも触れたとおり、既に海外現地向けメーカー希望小売価格と比べて大差ない価格が設定されてます。
Xperia XZ2を通販で購入するのであれば、現時点では利用をとくにオススメしやすいサイトです。
「Xperia XZ2」について
最後にあらためて、Sony Xperia XZ2の概要や仕様情報を紹介。
製品の概要
Xperia XZ2は2018年2月にSonyが発表した、同社「Xperia」シリーズの新たなフラグシップスマートフォン。
本体はIP65/IP68等級の防塵防水設計で、新たにQi(チー)規格によるワイヤレス充電機能も搭載。外装に3D曲面ガラスと金属フレームを使用した設計で、背面は緩やかに丸みを帯びたシルエット。光の当て方と見る角度により色味が変化します。
前面にはアスペクト比18:9で5.7インチ・フルHD+解像度の液晶ディスプレイを搭載。HDR表示に加え、HDR規格非対応のコンテンツをHDR規格対応コンテンツのように表示できるアップコンバートにも対応。白飛びや黒つぶれを抑えた豊かな色調表現をより幅広く楽しめるように進化しました。
背面カメラには引き続きMotion Eyeカメラシステムを採用。カメラは1,920万画素で画素ピッチ1.22μmのイメージセンサーとf/2.0のレンズという構成です。複数のオートフォーカス技術を組み合わせて精度を高めるハイブリッドAFにも対応します。
撮影機能として被写体の動きを予測しシャッターチャンスを逃さない「先読み撮影」、被写体を立体的にスキャンしスタンプなどに加工して遊べる「3Dクリエーター」をサポート。1秒間を最大960コマで撮影できる「スーパースローモーション撮影」はフルHD解像度での記録に対応しました。
またスマートフォンカメラとして世界初となる、4K HDRビデオ撮影もサポート。写真撮影のISO感度は最大ISO12800に設定でき、暗いシーンでも高い撮影性能が期待できます。
前面カメラは500万画素のイメージセンサーとf/2.2のレンズで構成。今回より新たに、前面カメラでも3Dクリエーターが利用可能に。自撮りカメラを使って顔の3Dスキャンがおこなえるようになりました。
製品の仕様情報
香港向けXperiaブランドサイトの製品ページにて確認できる、Sony Xperia XZ2(型番:H8296)の主な仕様情報は次のとおり。
サイズと重さ | |
---|---|
高さ | 153.0 mm |
横幅 | 72.0 mm |
厚さ | 6.0-11.1 mm |
重さ | 198 g |
システム | |
OS | Android 8.0 |
SoC | Qualcomm Snapdragon 845 Octa-Core |
RAM | 6 GB |
ROM | 64 GB |
SDカード | 対応(最大400GBまで) ※SIMカードスロット2との排他設計 |
バッテリー | 3,180 mAh |
ディスプレイ | |
サイズ | 5.7 インチ |
解像度 | FHD+(2160 x 1080) |
種類 | IPS LCD |
カメラ | |
背面 | 1,920 万画素 |
前面 | 500 万画素 |
SIMカード | |
種類 | Nano SIM |
スロット数 | 2 |
通信方式 | |
FDD-LTE |
Band 1 Band 2 Band 3 Band 4 Band 5 Band 7 Band 8 Band 12 Band 13 Band 17 Band 19 Band 20 Band 26 Band 28 Band 29 Band 32 Band 66 |
TDD-LTE |
Band 38 Band 39 Band 40 Band 41 |
HSPA+ |
Band 1 Band 2 Band 4 Band 5 Band 6 Band 8 Band 19 |
CDMA | – |
TD-SCDMA | – |
GSM |
850 MHz 900 MHz 1800 MHz 1900 MHz |
Wi-Fi | IEEE802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz/5GHz) |
Bluetooth | Version 5.0 |
その他 | |
防塵防水 | IP65/IP68 |
なおXperia XZ2には搭載するシステムメモリ容量が4GBのモデルも存在します。
設定価格が安い商品を見つけた際にも慌てて飛びつかず、まずは型番や仕様内容をしっかり確認。購入後に「仕様の低いモデルを買ってしまった……」なんて悲しいことにならぬよう、くれぐれも注意しましょう。
Source:EXPANSYS、1ShopMobile.com、ETOREN
